歴史総合(都市・環境系)

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 歴史総合(都市・環境系)
科目番号 0058 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『詳説世界史』(山川出版社)/必要に応じて適宜紹介する
担当教員 坂下 俊彦,佐々木 彩

到達目標

1.産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について説明できる。
2.人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、歴史的観点から説明できる。
3.社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて説明できる。
4.日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から説明できる。
5.国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から説明できる。
6.文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について説明できる。 産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について説明できる。産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響に関する基本的な問題が解ける。産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響に関する基本的な問題が解けない。
2.人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、歴史的観点から説明できる。人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、歴史的観点から説明できる。人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、歴史的観点から基本的な問題が解ける。人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、歴史的観点から基本的な問題が解けない。
3.社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて説明できる。 社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて説明できる。社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みに関する基本的な問題が解ける。社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みに関する基本的な問題が解けない。
4.日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から説明できる。 日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から説明できる。日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から基本的な問題が解ける。日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的観点から基本的な問題が解けない。
5.国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から説明できる。 国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から説明できる。国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から基本的な問題が解ける。国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から基本的な問題が解けない。
6.文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを説明できる。 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを説明できる。文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さに関する基本的な問題が解ける。文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さに関する基本的な問題が解けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・歴史的な視点から人間、社会、文化について多面的に理解し、国際社会の一員として社会的諸問題の解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を培う。
・人間活動や科学技術の役割と影響に関心を持ち、幸福とは何かを追求しながら、技術者として社会に貢献する自覚と素養を培う。
授業の進め方・方法:
・授業は、主として教科書を用いる講義形式で進める。
・成績は、定期試験50%(前期定期試験20%、後期定期試験30%)、到達度試験(中間試験)30%(前後期各1回、各15%)、課題等20%での割合で評価する。合格点は60点以上である。尚、評価が60点に達しない者には、再試験を学年末(試験範囲:1年間の授業内容)に実施する。再試験を実施した場合、再試80%、課題20%で再評価を行う。但し、この場合、評価の上限は60点とする。
注意点:
・学生は日頃より新聞を読み、社会問題や社会情勢に関心をもつよう心がけること。尚、年4回時事問題論述としてその成果を問う。また、長期休業中には新聞1面のコラム欄を読み、まとめる作業を課す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション 世界史を学ぶ意義について
2週 ヨーロッパ世界の拡大 大航海時代の到来によって一体化へと向かう世界の形成過程について説明できる。
3週 ルネサンスと宗教改革① ルネサンスと宗教改革について説明できる。
4週 ルネサンスと宗教改革② ルネサンスと宗教改革について説明できる。
5週 ルネサンスと宗教改革③ ルネサンスと宗教改革について説明できる。
6週 ヨーロッパ主権国家体制の形成① 主権国家の形成期に生まれた絶対王政の確立について説明できる。
7週 ヨーロッパ主権国家体制の形成②
主権国家の形成期に生まれた絶対王政の確立について説明できる。
8週 ヨーロッパ主権国家体制の展開① 主権国家体制の展開について説明できる。
2ndQ
9週 ヨーロッパ主権国家体制の展開② 主権国家体制の展開について説明できる。
10週 産業革命による社会の変容 産業革命が起こった背景とその展開、社会に与えた影響について説明できる。
11週 市民革命と国民国家の形成① アメリカ独立革命、フランス革命とナポレオン戦争等を通して国民国家の形成について説明できる。
12週 市民革命と国民国家の形成② アメリカ独立革命、フランス革命とナポレオン戦争等を通して国民国家の形成について説明できる。
13週 市民革命と国民国家の形成③ アメリカ独立革命、フランス革命とナポレオン戦争等を通して国民国家の形成について説明できる。
14週 ナショナリズムの形成① ナショナリズムの形成について説明できる。
15週 ナショナリズムの形成② ナショナリズムの形成について説明できる。
16週 定期試験
後期
3rdQ
1週 帝国主義の時代① 帝国主義の成立・展開と列強による世界分割の状況とアジアの変動にいて説明できる。
2週 帝国主義の時代② 帝国主義の成立・展開と列強による世界分割の状況とアジアの変動にいて説明できる。
3週 帝国主義の時代③ 帝国主義の成立・展開と列強による世界分割の状況とアジアの変動にいて説明できる。
4週 第一次世界大戦① ヴェルサイユ体制の樹立など、第一次世界大戦前後のレジーム変革について説明できる。
5週 第一次世界大戦② ヴェルサイユ体制の樹立など、第一次世界大戦前後のレジーム変革について説明できる。
6週 第一次世界大戦③
ヴェルサイユ体制の樹立など、第一次世界大戦前後のレジーム変革について説明できる。
7週 第二次世界大戦① 世界恐慌等の経済的背景や民族対立など複眼的に第二次世界大戦に至った背景を理解し説明できる。また、国際連合など現代の国際的枠組みに、第二次世界大戦がどのように影響を与えたかを説明できる。
8週 第二次世界大戦② 世界恐慌等の経済的背景や民族対立など複眼的に第二次世界大戦に至った背景を理解し説明できる。また、国際連合など現代の国際的枠組みに、第二次世界大戦がどのように影響を与えたかを説明できる。
4thQ
9週 第二次世界大戦③ 世界恐慌等の経済的背景や民族対立など複眼的に第二次世界大戦に至った背景を理解し説明できる。また、国際連合など現代の国際的枠組みに、第二次世界大戦がどのように影響を与えたかを説明できる。
10週 第二次世界大戦④ 世界恐慌等の経済的背景や民族対立など複眼的に第二次世界大戦に至った背景を理解し説明できる。また、国際連合など現代の国際的枠組みに、第二次世界大戦がどのように影響を与えたかを説明できる。
11週 大戦後の世界① 1991年のソビエト連邦崩壊以前、国際政治を規定していた東西対立=冷戦構造についての理解を深めるとともに、92年以後、グローバリゼーションの展開とリージョナリズムの伸長が同時進行する現代世界について説明できる。
12週 大戦後の世界② 1991年のソビエト連邦崩壊以前、国際政治を規定していた東西対立=冷戦構造についての理解を深めるとともに、92年以後、グローバリゼーションの展開とリージョナリズムの伸長が同時進行する現代世界について説明できる。
13週 大戦後の世界③ 1991年のソビエト連邦崩壊以前、国際政治を規定していた東西対立=冷戦構造についての理解を深めるとともに、92年以後、グローバリゼーションの展開とリージョナリズムの伸長が同時進行する現代世界について説明できる。
14週 大戦後の世界④ 1991年のソビエト連邦崩壊以前、国際政治を規定していた東西対立=冷戦構造についての理解を深めるとともに、92年以後、グローバリゼーションの展開とリージョナリズムの伸長が同時進行する現代世界について説明できる。
15週 大戦後の世界⑤ 1991年のソビエト連邦崩壊以前、国際政治を規定していた東西対立=冷戦構造についての理解を深めるとともに、92年以後、グローバリゼーションの展開とリージョナリズムの伸長が同時進行する現代世界について説明できる。
16週 定期試験

評価割合

定期試験到達度試験(中間試験)課題等合計
総合評価割合503020000100
基礎的能力503020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000