体育Ⅲ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 体育Ⅲ
科目番号 0075 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 中島 広基

到達目標

健康・安全や運動についての理解と運動の合理的な実践を通して,計画的に運動する習慣を身につけ,集団における責任と義務を果たし,自らすすんで個人と集団の健康増進と体力向上を図り,継続的に生涯を通じて明るく豊かな活力ある社会の一員として生活を営むことができる能力や態度を身につけることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
運動技能・意欲(主体性)多様な種目において高い意欲を持って取り組むとともに高い技能を習得できる。多様な種目において意欲を持って取り組むとともに標準的な技能を習得できる。意欲を持って運動に取り組むことができず、基本的な技能を習得できない。
自主的継続的学習(主体性)自ら進んで健康増進や体力向上を図り、継続的に学習を行うことができる。教員の指示により健康増進や体力向上を図り、継続的に学習を行うことができる。健康増進や体力向上を図ることができず、継続的に学習を行うことができない。
安全管理行動(主体性)自己や周囲の安全に留意しながら活動を行うことができる。危険を回避するだけでなく、不安全な行動を予防することができる。自己や周囲の安全に留意しながら活動を行うことができ、危険を回避することができる。自己の安全に留意した活動を行うことができない。
集団行動力(主体性、合意形成、チームワーク)集団の目指す方向性について責任感をもって自ら示し、他者の意見も尊重しつつ適切なコミュニケーションをとりながら合意形成を作り上げ、集団として協調・共同を促す行動を実践することができる。集団の目指す方向性について責任感をもって自ら示し、他者の意見も尊重しつつ適切なコミュニケーションをとりながら合意形成を作り上げ、集団として協調・共同を促す行動をとることの大切さが理解できる。集団の目指す方向性について責任感をもって自ら示し、他者の意見も尊重しつつ適切なコミュニケーションをとりながら合意形成を作り上げ、集団として協調・共同を促す行動の大切さを理解ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種スポーツ活動を通じて健康・安全や運動についての理解と計画的に運動する習慣を教授するとともに,自らすすんで健康の増進と体力の向上を図り,生涯を通じて明るく豊かな活力ある生活を営むことができる能力や態度を育成する。
授業の進め方・方法:
前年度までに履修した種目を中心に、前後期それぞれ4つの種目群を構成し、種目ごとにグループを構成する。各種目で構成されたグループにおいて、練習・試合をどのように行うか検討し、合意に基づき計画的かつ安全に十分配慮しながら自主性・協調性・リーダーシップをもって授業をすすめること。また、授業計画については、諸条件により変更することがあるため担当教員の指示に従うこと。
なお、前期については屋外競技の種目群を別に設定し、天候に応じて各種目群の展開のうち1回程度実施する。
注意点:
授業を受けるにあたっては,運動着,屋内・屋外運動靴を用意すること。屋内運動靴については指定靴もしくは淡色系(靴底が黒ゴムの物は禁止)とする。
また、日頃から健康管理やスポーツに関わるメディア情報や関連書籍などに関心を持ち,予備知識を得ておくこと。
授業において携帯電話やスマートフォンなどの端末機器は使用しない。これらの物を授業中に所持することは厳禁とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 前期ガイダンス・ストレッチ運動・各種目群での競技選択 ・体育の位置づけを理解することができる。
・身体の筋肉・関節の柔軟性を高め安全に運動する準備ができる。
・集団行動時の整列が迅速的確にできる。
・種目群の構成において、周囲と話し合いの中で協調しながら種目を決定することができる。
2週 第1種目群①(バレーボール・バスケットボール・バドミントン・卓球)
活動内容の検討・計画・実践
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
3週 第1種目群②
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
4週 第1種目群③
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直しよりよい活動を行うことができる。
5週 第1種目群④
まとめ
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
6週 第2種目群①(バレーボール・バスケットボール・フットサル)
活動内容の検討・計画・実践
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
7週 第2種目群②
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
8週 第2種目群③
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直しよりよい活動を行うことができる。
2ndQ
9週 第2種目群④
まとめ
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
10週 特別種目群(学生会行事との連携)
春季体育大会練習
・春季体育大会で実施される種目について、主体的に練習に取り組むことでクラスの団結力を高めることができる。
11週 第3種目群①(フットサル・バドミントン・卓球)
活動内容の検討・計画・実践
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
12週 第3種目群②
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
13週 第3種目群③
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直すことができる。
14週 第3種目群④
まとめ
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
15週 総まとめ
分野横断的能力Lv3(自主性・合意形成・チームワーク)についての自己評価
・これまで学んだ知識や技能を生かして、その時間に指定された種目についてチーム編成や試合進行等を主体的に行い安全に配慮した活動を行うことができる。
・半期の授業を通じて、本授業で求められる分野横断的能力について自己評価できる。
16週
後期
3rdQ
1週 後期ガイダンス・ストレッチ運動・各種目群での競技選択 ・体育の位置づけを理解することができる。
・身体の筋肉・関節の柔軟性を高め安全に運動する準備ができる。
・集団行動時の整列が迅速的確にできる。
・4期制において、周囲と話し合いの中で協調しながら種目を決定することができる。
2週 第1種目群①(バレーボール・バスケットボール・フットサル)
活動内容の検討・計画・実践
・それぞれ構成されたグループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
3週 第2種目群①(バレーボール・バスケットボール・バドミントン・卓球)
活動内容の検討・計画・実践
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
4週 第3種目群①(フットサル・バドミントン・卓球)
活動内容の検討・計画・実践
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
5週 第1種目群②
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
6週 第2種目群②
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
7週 第3種目群②
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
8週 特別種目群(学生会行事との連携)
冬季体育大会練習
・冬季体育大会で実施される種目について、主体的に練習に取り組むことでクラスの団結力を高めることができる。
4thQ
9週 第1種目群③
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直しよりよい活動を行うことができる。
10週 第2種目群③
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直しよりよい活動を行うことができる。
11週 第3種目群③
活動の実践・見直し
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直すことができる。
12週 第1種目群④
まとめ
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
13週 第2種目群④
まとめ
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
14週 第3種目群④
まとめ
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
15週 総まとめ
分野横断的能力Lv3(自主性・合意形成・チームワーク)についての自己評価
・これまで学んだ知識や技能を生かして、その時間に指定された種目についてチーム編成や試合進行等を主体的に行い安全に配慮した活動を行うことができる。
・年間の授業を通じて、本授業で求められる分野横断的能力について自己評価できる。
16週

評価割合

運動技能・意欲自主的継続的学習安全管理行動集団行動力合計
総合評価割合10303030100
基礎的能力530302085
専門的能力50005
分野横断的能力0001010