健康・安全や運動についての理解と運動の合理的な実践を通して,計画的に運動する習慣を身につけ,集団における責任と義務を果たし,自らすすんで個人と集団の健康増進と体力向上を図り,継続的に生涯を通じて明るく豊かな活力ある社会の一員として生活を営むことができる能力や態度を身につけることを目標とする。
概要:
各種スポーツ活動を通じて健康・安全や運動についての理解と計画的に運動する習慣を教授するとともに,自らすすんで健康の増進と体力の向上を図り,生涯を通じて明るく豊かな活力ある生活を営むことができる能力や態度を育成する。
授業の進め方・方法:
前年度までに履修した種目を中心に、前後期それぞれ4つの種目群を構成し、種目ごとにグループを構成する。各種目で構成されたグループにおいて、練習・試合をどのように行うか検討し、合意に基づき計画的かつ安全に十分配慮しながら自主性・協調性・リーダーシップをもって授業をすすめること。また、授業計画については、諸条件により変更することがあるため担当教員の指示に従うこと。
なお、前期については屋外競技の種目群を別に設定し、天候に応じて各種目群の展開のうち1回程度実施する。
注意点:
授業を受けるにあたっては,運動着,屋内・屋外運動靴を用意すること。屋内運動靴については指定靴もしくは淡色系(靴底が黒ゴムの物は禁止)とする。
また、日頃から健康管理やスポーツに関わるメディア情報や関連書籍などに関心を持ち,予備知識を得ておくこと。
授業において携帯電話やスマートフォンなどの端末機器は使用しない。これらの物を授業中に所持することは厳禁とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期ガイダンス・ストレッチ運動・各種目群での競技選択 |
・体育の位置づけを理解することができる。 ・身体の筋肉・関節の柔軟性を高め安全に運動する準備ができる。 ・集団行動時の整列が迅速的確にできる。 ・種目群の構成において、周囲と話し合いの中で協調しながら種目を決定することができる。
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2週 |
第1種目群①(バレーボール・バスケットボール・バドミントン・卓球) 活動内容の検討・計画・実践 |
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
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3週 |
第1種目群② 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
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4週 |
第1種目群③ 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直しよりよい活動を行うことができる。
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5週 |
第1種目群④ まとめ |
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
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6週 |
第2種目群①(バレーボール・バスケットボール・フットサル) 活動内容の検討・計画・実践 |
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
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7週 |
第2種目群② 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
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8週 |
第2種目群③ 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直しよりよい活動を行うことができる。
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2ndQ |
9週 |
第2種目群④ まとめ |
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
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10週 |
特別種目群(学生会行事との連携) 春季体育大会練習 |
・春季体育大会で実施される種目について、主体的に練習に取り組むことでクラスの団結力を高めることができる。
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11週 |
第3種目群①(フットサル・バドミントン・卓球) 活動内容の検討・計画・実践 |
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
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12週 |
第3種目群② 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
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13週 |
第3種目群③ 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直すことができる。
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14週 |
第3種目群④ まとめ |
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
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15週 |
総まとめ 分野横断的能力Lv3(自主性・合意形成・チームワーク)についての自己評価 |
・これまで学んだ知識や技能を生かして、その時間に指定された種目についてチーム編成や試合進行等を主体的に行い安全に配慮した活動を行うことができる。 ・半期の授業を通じて、本授業で求められる分野横断的能力について自己評価できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
後期ガイダンス・ストレッチ運動・各種目群での競技選択 |
・体育の位置づけを理解することができる。 ・身体の筋肉・関節の柔軟性を高め安全に運動する準備ができる。 ・集団行動時の整列が迅速的確にできる。 ・4期制において、周囲と話し合いの中で協調しながら種目を決定することができる。
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2週 |
第1種目群①(バレーボール・バスケットボール・フットサル) 活動内容の検討・計画・実践 |
・それぞれ構成されたグループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
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3週 |
第2種目群①(バレーボール・バスケットボール・バドミントン・卓球) 活動内容の検討・計画・実践 |
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
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4週 |
第3種目群①(フットサル・バドミントン・卓球) 活動内容の検討・計画・実践 |
・それぞれ構成された種目グループで、練習・試合についてどのように行うか検討し、4回の活動の計画をたてることができる。
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5週 |
第1種目群② 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
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6週 |
第2種目群② 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
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7週 |
第3種目群② 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、計画的かつ安全に十分配慮しながら活動を実践することができる。
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8週 |
特別種目群(学生会行事との連携) 冬季体育大会練習 |
・冬季体育大会で実施される種目について、主体的に練習に取り組むことでクラスの団結力を高めることができる。
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4thQ |
9週 |
第1種目群③ 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直しよりよい活動を行うことができる。
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10週 |
第2種目群③ 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直しよりよい活動を行うことができる。
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11週 |
第3種目群③ 活動の実践・見直し |
・それぞれ構成された種目グループで、これまでの活動をもとに、改善を要する部分を適宜見直すことができる。
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12週 |
第1種目群④ まとめ |
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
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13週 |
第2種目群④ まとめ |
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
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14週 |
第3種目群④ まとめ |
・それぞれ構成された種目グループで、4回の活動のまとめとして、安全に十分配慮しながら自主的な活動を行うことができる。
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15週 |
総まとめ 分野横断的能力Lv3(自主性・合意形成・チームワーク)についての自己評価 |
・これまで学んだ知識や技能を生かして、その時間に指定された種目についてチーム編成や試合進行等を主体的に行い安全に配慮した活動を行うことができる。 ・年間の授業を通じて、本授業で求められる分野横断的能力について自己評価できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。
| 3 | |
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。 | 3 | |
周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。 | 3 | |
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。 | 3 | |
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。 | 3 | |
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。 | 3 | |
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。 | 3 | |
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。 | 3 | |
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。 | 3 | |
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。 | 3 | |
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。 | 3 | |
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。 | 3 | |
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。 | 3 | |