概要:
多様な文章に触れることを通して基礎的な読解力を身につけ、あわせて論理的に考え、話し、書く力を養う。また、やや難易度の高い文章の文意を把握するための応用的な読解法に関しても理解を深める。
教材として後期前半までは現代文を扱い、それ以降は漢文を扱う。
授業の進め方・方法:
授業で扱う教材については、必ず授業前に目を通しておき、授業後は教授された内容を確認しながら、再度教材にあたっておくようにすること。なお、国語便覧、国語辞典、漢和辞典等の準備については、適宜指示する。
中間試験35%、定期試験40%、提出課題等25%の割合で評価する。合格点は60点である。なお、学年末成績が60点未満の場合は、再試験を実施することがある。但し、再試験を受けた場合の成績は、前期成績及び学年末成績とも、60点を上限とする。
注意点:
日頃から言語文化に関心を持つとともに、幅広い領域の読書活動を行うよう心掛けること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 2 | 前2,前4,後5 |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 2 | 前3,前5,前6,後6 |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 2 | 前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4 |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 2 | 前2,前4,前5,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4 |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 2 | 前3,前5,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4 |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 2 | 後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 2 | 後5,後6 |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | 前8,前9 |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 2 | 前8,前15 |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 2 | 前6,前9 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 2 | 前6,前9 |