倫理・社会

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 倫理・社会
科目番号 0078 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『高校倫理 新訂版』、実教出版
担当教員 多田 光宏

到達目標

・哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。
・諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきかと考えられてきたかについて理解できる。
・諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。
・文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
・現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。
・社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1到達目標の各項目について、優れた理解ができている。到達目標の各項目について、十分に理解できている。到達目標の各項目について、基礎的な理解ができていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・人文・社会科学的な視点から人間、社会、文化について多面的に理解し、国際社会の一員として社会的諸問題の解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を培う。
・人間活動や科学技術の役割と影響に関心を持ち、幸福とは何かを追究しながら、技術者として社会に貢献する自覚と素養を培う。
授業の進め方・方法:
 検定教科書に沿って、思想史を紹介する形式で進める。また、プリントを配布するので、しっかりと読んで、内容をよく整理すること。
注意点:
 倫理学は、本来、答えが明確になってない諸々の問題について、自分で考える学問である。それ故に、紹介された思想を丸暗記することではなく、理解し、その上で疑問を抱き、それを手掛かりに、自分で考える時間を持つことが求められる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. 現代に生きる自己と課題(1)  倫理社会の問の性質を理解できる。
2週 1. 現代に生きる自己と課題(2)  倫理社会の問の性質を理解できる。
3週 2. 人間としての自覚
2-1. 古代ギリシアの思想
古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
4週 2-1. 古代ギリシアの思想 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
5週 2-1. 古代ギリシアの思想 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
6週 2-1. 古代ギリシアの思想 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
7週 2-1. 古代ギリシアの思想 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
8週 2-1. 古代ギリシアの思想 古代のギリシア思想基本的な内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
2ndQ
9週 達成度試験(1) 上記項目について、60点以上を獲得すること。
10週 2-2. キリスト教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
11週 2-2. キリスト教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
12週 2-2. キリスト教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
13週 2-3. イスラーム 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
14週 2-3. イスラーム 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
15週 2-4. 古代インドの思想と仏教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
16週 前期定期試験 上記項目について、60点以上を獲得すること。
後期
3rdQ
1週 2-4. 古代インドの思想と仏教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
2週 2-4. 古代インドの思想と仏教 諸宗教の基本用語や思想の基本的な内容について理解できる。
3週 3. 現代に生きる人間の倫理
3-1. 理性への信頼と人間の尊厳
近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
4週 3-1. 理性への信頼と人間の尊厳 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
5週 3-1. 理性への信頼と人間の尊厳 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
6週 3-2. 自然・科学技術と人間 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
7週 3-2. 自然・科学技術と人間 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
8週 3-2. 自然・科学技術と人間 近代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
4thQ
9週 達成度試験(2) 上記項目について、60点以上を獲得すること。
10週 3-3. 個人・社会と自由 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
11週 3-3. 個人・社会と自由 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
12週 3-3. 個人・社会と自由 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
13週 3-4. 民主社会の倫理 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
14週 3-4. 民主社会の倫理 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
15週 3-4. 民主社会の倫理 現代の思想の基本用語や内容について、また、「考える」ことの重要性について理解できる。
16週 後期定期試験 上記項目について、60点以上を獲得すること。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。2
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。2
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。2
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。2
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。2
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。2
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。2
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。2
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。2
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力900000090
専門的能力0000000
分野横断的能力000001010