国語Ⅱ(都市・環境系)

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 国語Ⅱ(都市・環境系)
科目番号 0091 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 『精選現代文B[新訂版]』(大修館書店)、『国語総合[改訂版]古典編』(大修館書店)/国語便覧および国語辞典。その他、授業中に適宜指示する。
担当教員 蓼沼 正美

到達目標

1、論理的な文章について、その論理の展開や要旨を捉えることができる。
2、文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などを捉えることができる。
3、語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色を捉えることができる。
4、漢文について、その訓読の基本を理解し、それを通して日本の文化と伝統に対する関心を深めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1、論理的な文章について、その論理の展開や要旨を捉えることができる。論理的な文章について、その論理の展開や要旨を的確に捉えることができる。論理的な文章について、その論理の展開や要旨をある程度的確に捉えることができる。論理的な文章について、その論理の展開や要旨を的確に捉えることができない。
2、文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などを捉えることができる。文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などを的確に捉えることができる。文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などをある程度的確に捉えることができる。文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などを的確に捉えることができない。
3、語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色を捉えることができる。語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色を的確に捉えることができる。語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色をある程度的確に捉えることができる。語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色を的確に捉えることができない。
4、漢文について、その訓読の基本を理解し、それを通して日本の文化と伝統に対する関心を深めることができる。漢文について、その訓読の基本を理解し、それを通して日本の文化と伝統に対する関心を深めることが的確にできる。漢文について、その訓読の基本を理解し、それを通して日本の文化と伝統に対する関心を深めることがある程度できる。漢文について、その訓読の基本を理解し、それを通して日本の文化と伝統に対する関心を深めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
多様な文章に触れることを通して、国語を適切に表現し的確に理解する能力を高めるとともに、言語文化に対する関心を深め、言語感覚を豊かにし、国語を尊重してその向上を図る態度を育てる。
なお教材としては、後期中間試験までは現代文を扱い、それ以降は漢文を扱う。
授業の進め方・方法:
 授業で扱う教材については、必ず授業前に目を通しておき、授業後は教授された内容を確認しながら、再度教材にあたっておくようにすること。なお、国語便覧、国語辞典、漢和辞典等の準備については、適宜指示する。
 中間試験40%、定期試験40%、提出課題等20%の割合で評価する。合格点は60点である。なお、前期成績及び学年末成績が60点未満の場合は、再試験を実施することがある。但し、再試験を受けた場合の成績は、前期成績及び学年末成績とも、60点を上限とする。
注意点:
 教科書、ノートは毎時間、国語便覧、国語辞書等は、必要に応じて適宜準備をする。授業で扱う教材については、必ず授業前に目を通しておき、授業後は教授された内容を確認しながら、再度教材にあたっておくようにすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
論理的表現(評論)を読む
「対話の精神」(平田オリザ)
授業の目的・方針等を理解する。
語句の意味、用法を理解し、的確に使うことができる。
2週 「対話の精神」(平田オリザ) 文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。
3週 「対話の精神」(平田オリザ) 文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。
4週 「対話の精神」(平田オリザ) 文章の構成や展開に注意して、主題や要旨を捉えることができる。
5週 「ミロのヴィーナス」
(清岡卓行)
語句の意味、用法を理解し、的確に使うことができる。
6週 「ミロのヴィーナス」
(清岡卓行)
文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。
7週 「ミロのヴィーナス」
(清岡卓行)
文章の構成や展開に注意して、主題や要旨を捉えることができる。
8週 中間試験 これまでの授業内容を確認する。
2ndQ
9週 文学的表現(小説)を読む
「山月記」(中島敦)
文学的な文章について、それを展開する上での語句の意味、用法を的確に理解することができるとともに、登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。。

10週 「山月記」(中島敦) 文学的な文章について、それを展開する上での語句の意味、用法を的確に理解することができるとともに、登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。。

11週 「山月記」(中島敦) 文学的な文章について、それを展開する上での語句の意味、用法を的確に理解することができるとともに、登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。。

12週 「山月記」(中島敦) 文学的な文章について、それを展開する上での語句の意味、用法を的確に理解することができるとともに、登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。。

13週 「山月記」(中島敦) 文学的な文章について、それを展開する上での語句の意味、用法を的確に理解することができるとともに、登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。。

14週 「山月記」(中島敦) 文学的な文章について、それを展開する上での語句の意味、用法を的確に理解することができるとともに、登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。。

15週 「山月記」(中島敦) 文学的な文章について、それを展開する上での語句の意味、用法を的確に理解することができるとともに、登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。。

16週
後期
3rdQ
1週 論理的表現(評論)を読む
「科学の現在を問う」(村上陽一郎)
語句の意味、用法を理解し、的確に使うことができる。
2週 「科学の現在を問う」(村上陽一郎) 文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。
3週 「科学の現在を問う」(村上陽一郎) 文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。
4週 「科学の現在を問う」(村上陽一郎) 文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。
5週 「科学の現在を問う」(村上陽一郎) 文章を読んでものの見方、感じ方、考え方を深めることができる。
6週 「科学の現在を問う」(村上陽一郎) 文章の構成や展開に注意して、主題や要旨を捉えることができる。
7週 中間試験 これまでの授業内容を確認する。
8週 漢文入門 漢文訓読の基本が理解できる。
4thQ
9週 漢文入門 漢文訓読の基本が理解できる。
10週 故事成語を読む 故事を通し、短い漢文の文章に慣れるとともに、その内容が理解できる。
11週 故事成語を読む 故事を通し、短い漢文の文章に慣れるとともに、その内容が理解できる。
12週 故事成語を読む 故事を通し、短い漢文の文章に慣れるとともに、その内容が理解できる。
13週 漢詩を読む 漢詩の形式や表現方法、鑑賞方法が理解できる。
14週 漢詩を読む 漢詩の形式や表現方法、鑑賞方法が理解できる。
15週 漢詩を読む 漢詩の形式や表現方法、鑑賞方法が理解できる。
16週

評価割合

中間・定期試験課題合計
総合評価割合8020100
一般的能力8020100