第二外国語A

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 第二外国語A
科目番号 0124 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 范建明・小幡敏行「大学一年生のための合格る中国語」朝日出版社
担当教員 山際 明利

到達目標

1)現代漢語の発音の規則を記憶し、その知識に基づいて正しく発音できる。
2)漢語拼音法案の規則を記憶し、その知識に基づいて拼音を正しく発音でき、また漢語を聴いて拼音に復文できる。
3)現代漢語の基礎的文法事項を記憶し、その知識に基づいて基本的な現代漢語会話を理解し、的確に論述できる。
4)現代漢語の基礎的文法事項を記憶し、その知識に基づいて基本的な漢語文を的確に解釈できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
発音の規則到達目標を充分に満たしている到達目標を必要な程度まで満たしている到達目標を満たしていない
漢語拼音法案の規則到達目標を充分に満たしている到達目標を必要な程度まで満たしている到達目標を満たしていない
現代漢語の会話到達目標を充分に満たしている到達目標を必要な程度まで満たしている到達目標を満たしていない
現代漢語文の解釈到達目標を充分に満たしている到達目標を必要な程度まで満たしている到達目標を満たしていない

学科の到達目標項目との関係

Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
初級現代漢語(現代中国語・普通話)の習得、特に発音および釈読の習得を目的とする。
授業の進め方・方法:
前半は拼音を正しく発音し、また聴いた発音を正しく拼音表記できるように演習を積み重ねる。後半は現代漢語の基本的語彙・語法を理解した上で正しく発音ならびに和訳できるように演習を繰り返す。
達成目標に関する問題を到達度試験ならびに定期試験において出題する。また達成目標に関する問題を二回の口頭試問において出題する。
評価は到達度試験25%、定期試験30%、口頭試問25%、授業中の発言記録10%、作業課題提出10%の割合で行なう。合格点は60点である。なお特段の事情有る場合を除いて再試験は実施しない。
教科書添付のコンパクトディスクを利用して発音ならびに聴解の自学自習を行なうこと。自学自習の成果は口頭試問および提出物によって評価する。
注意点:
この科目は学修単位科目であり、事前・事後学習として「教科書添付コンパクトディスクの聴取による聞き取り・発音練習」を課する。通常授業(30時間)に相当する予習、および口頭試問準備のため、合計60時間の自学自習時間が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.ガイダンス
2.発音
 2-1  音のなりたち
現代漢語学習の意義と留意点とを理解する。
現代漢語の音節構造を記憶する。
2週  2-2  母音・複母音・鼻母音(韻母) 韻母のバリエーションを記憶し、正しく発音できる。
3週  2-3  子音(声母) 声母のバリエーションを記憶し、正しく発音できる。
4週  2-4  軽声・儿化 軽声・儿化の概念を理解し、正しく発音できる。
5週  2-5  声調の変化
3.基本会話
 3-1 你叫什么名字?
変調の概念を記憶し、正しく変調させることができる。
人称、疑問詞疑問文、動詞述語文の規則を記憶する。
6週  3-2 這叫油条嗎? 「是」構文、「嗎」疑問文の構造を記憶する。
7週  3-3 豆漿好喝不好喝?
(中間試験)
反復疑問文、形容詞述語文の構造を記憶し、それを用いて正しく論述できる。
8週  3-4 你家有几口人? 「有」構文、名詞述語文の構造を記憶しそれを用いて正しく論述できる。
2ndQ
9週  3-5 你是北方人還是南方人? 紀年の方法を記憶し、正しく表現できる。
選択疑問文、「在」構文の構造を記憶しそれを用いて正しく論述できる。
10週  3-6 明天我們去長城玩儿。 連動文の構造を記憶する。
時間の言い方を記憶する。
11週  3-7 我有点儿累了。 完了表現の方法を記憶し、正しく表現できる。
12週  3-8 你以前爬過長城嗎? 経験表現の方法を記憶し、正しく解釈できる。
13週  3-9 優花、坐着看吧! 進行形「在」の用法を記憶し、正しく解釈できる。
可能表現の方法を記憶し、正しく表現できる。
14週  3-10 山后走出来一箇漂亮姑娘。 各種補語の用法を記憶する。
主述述語文、比較文の構造を記憶する。
15週  3-11 這烤鴨味道不錯。 二重目的語文の構造を記憶する。
各種副詞、助詞の用法を記憶する。
16週 定期試験

評価割合

定期試験到達度試験口頭試問発言提出課題合計
総合評価割合3025251010100
基礎的能力252520101090
専門的能力5050010
分野横断的能力000000