概要:
医療・福祉では,下記の4つのテーマに分け,社会的背景,現状とその問題点および技術的要素を経営や専門技術の視点から学び理解する.下記7つのテーマを受講する.
(1) 生体情報では,脳波や筋電などの生体信号計測およびその情報処理に関する技術と歴史的経緯について学ぶ。また、それらを用いた医療診断への応用と最近の研究事例を通した今後の医療の発展性について講義・議論する.
(2) 医用画像では,2次元X線写真(レントゲン写真),X線CT像といったX線を使用する撮像装置を中心として,MRI,内視鏡など診断・治療に用いられる画像およびその撮影装置について,基本的な原理とその歴史的経緯について学ぶと共に,簡単な画像処理,それらを用いた応用や最新の研究事例等を通して講義を行う.
(3) プラズマと医療では,プラズマを用いて既に実用されている医療機器や,実用化に向けて研究がされている医療技術について,実際のプラズマ発生装置を見ながら学ぶと共に,プラズマを用いた医療機器の実用化に向けた問題点などを含めて,今後の発展について検討する.
(4) 医療と化学では,実際に使用されている医用材料,医用材料に要求される特性,さらに現在研究されている医用材料について講義・議論する.化学の視点から医療との関わりについて考え議論する.
(5)医療経営・遠隔医療では,2025年の超高齢化社会を控え,医療をサービスとしてとらえた際にはどのようなことを考えなければならないかを講義・議論する.具体的には,保険制度,病院経営,病診連携,遠隔医療,それらにまつわる法律や情報技術などについて講義・議論する.また,これらの北海道の特性についても講義・議論する.
※ 最大受講人数は40名までとする.
授業の進め方・方法:
この科目は5つのテーマに分けて講義を行い,その授業内容に関わる演習を実施する.
グループワークについては,与えられた課題に対して,今までに学んだ知識や技術に基づき,その応用方法を工学的な視点から検討・設計・発表等を行う.
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートやWebClassまたはMicrosoft365を利用したオンライン学習および課題レポートに取り組む.
注意点:
医療と福祉に関する事前知識は必要としない。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
生体情報 |
脳波や筋電などの生体信号計測およびその情報処理に関する技術について説明できる
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| 2週 |
生体情報 |
生体情報を用いた医療診断への応用と最近の研究事例について説明できる
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| 3週 |
生体情報 |
生体情報を用いた医療診断への応用と最近の研究事例について説明できる
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| 4週 |
医用画像 |
医学分野での診断・手術等にどのような画像が用いられているか説明できる
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| 5週 |
医用画像 |
医学分野での診断・手術等にどのような画像が用いられているか説明できる
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| 6週 |
医用画像 |
医学分野での診断・手術等にどのような画像が用いられているか説明できる
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| 7週 |
プラズマと医療 |
プラズマ技術と医療との関連について説明できる
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| 8週 |
プラズマと医療 |
プラズマ技術と医療との関連について説明できる
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| 2ndQ |
| 9週 |
医療と化学 |
化学と医療との関わりについて説明できる
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| 10週 |
医療と化学 |
化学と医療との関わりについて説明できる
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| 11週 |
医療と化学 |
化学と医療との関わりについて説明できる
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| 12週 |
医療経営・遠隔医療 |
病院経営や遠隔医療,これらの北海道での地域特性について説明できる.
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| 13週 |
医療経営・遠隔医療 |
病院経営や遠隔医療,これらの北海道での地域特性について説明できる.
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| 14週 |
医療経営・遠隔医療 |
病院経営や遠隔医療,これらの北海道での地域特性について説明できる.
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| 15週 |
ポートフォリオ |
医療と福祉に関する現状や問題点などについて調査やまとめることができる.
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| 16週 |
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| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
| 分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 4 | |
| 他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 4 | |
| 他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 4 | |
| 日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 4 | |
| 円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 4 | |
| 円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 4 | |
| 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
| 合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
| グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
| 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
| 収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
| 収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
| 情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
| 情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
| 目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
| あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
| 複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
| 特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
| 課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
| グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
| どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
| 適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
| 事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
| 結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
| 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
| 自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
| 目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
| 目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
| チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
| チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
| 当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
| チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
| 法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
| 他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
| 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 2 | |