卒業研究

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 8
開設学科 創造工学科(情報科学・工学系情報科学・工学コース) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 8
教科書/教材 指導教員から指示を受けること。
担当教員 阿部 司,稲川 清,大西 孝臣,中村 庸郎,中村 嘉彦,原田 恵雨,三上 剛,三河 佳紀

到達目標

1.工学実験技術について(適切な方法により実験や計測を行い、結果をまとめることができる。)
2.技術者倫理について(関連する法令を遵守し、技術者としての社会的責任を理解できる。)
3.情報リテラシーについて(セキュリティーに配慮して情報技術を活用し、アルゴリズムを考え実装できる。)
4.汎用的技能について(相手の考えや意見を理解し、それに対する自己の意見を正しく伝えるとともに、課題を発見し計画的・論理的に課題を解決できる。)
5.態度・志向性について(目標をもち自律・協調した行動ができる。)
6.総合的な学習経験と創造的思考力について(課題を理解し、課題解決のための要素やシステム・工程等を創出できる。)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
工学実験技術について適切な方法により実験や計測を行い、結果を客観的に分かりやすくまとめることができる。適切な方法により実験や計測を行い、結果をまとめることができる。適切な方法により実験や計測を行うことができず、結果をまとめることができない。
技術者倫理について関連する法令を遵守し、技術者としての社会的責任を深く理解できる。関連する法令を遵守し、技術者としての社会的責任を理解できる。関連する法令を遵守せず、技術者としての社会的責任を理解できない。
情報リテラシーについてセキュリティーに配慮して情報技術を活用し、複数のアルゴリズムを考え実装できる。セキュリティーに配慮して情報技術を活用し、アルゴリズムを考え実装できる。セキュリティーに配慮して情報技術を活用できず、アルゴリズムを考え実装できない。
汎用的技能について相手の考えや意見を深く理解し、それに対する自己の意見を正しく分かりやすく伝えるとともに、課題を発見し計画的・論理的に課題を解決できる。相手の考えや意見を理解し、それに対する自己の意見を正しく伝えるとともに、課題を発見し計画的・論理的に課題を解決できる。相手の考えや意見を理解できず、それに対する自己の意見を正しく伝えられず、課題を発見し計画的・論理的に課題を解決できない。
態度・志向性について目標をもち続け、自律・協調した行動ができる。目標をもち自律・協調した行動ができる。目標をもち自律・協調した行動ができない。
総合的な学習経験と創造的思考力について課題を深く理解し、課題解決のための要素やシステム・工程等を複数案創出できる。課題を理解し、課題解決のための要素やシステム・工程等を創出できる。課題を理解できず、課題解決のための要素やシステム・工程等を創出できない。

学科の到達目標項目との関係

 Ⅰ 人間性  1 Ⅰ 人間性
 Ⅱ 実践性  2 Ⅱ 実践性
 Ⅲ 国際性  3 Ⅲ 国際性
 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力  5 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力
 CP3 課題の本質を理解し,正しい倫理観の下で,自分の意見を論理的に表現できる力  6 CP3 課題の本質を理解し,正しい倫理観の下で,自分の意見を論理的に表現できる力
 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力  7 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力
 CP5 国際的素養を有し,継続的に自ら学ぶ力  8 CP5 国際的素養を有し,継続的に自ら学ぶ力

教育方法等

概要:
各指導教員が示す研究テーマについて、計画・遂行・まとめを行い、課題解決に関する一連の流れを学び、技術者としての知識と技法を身につけることを目的としている。この過程で、これまでに学んだ全ての教科の知識を応用して課題解決に取り組む。さらに、発表によるコミュニケーション能力、および卒業論文作成を通して学術的技術報告書の作成能力を養成する。
授業の進め方・方法:
5年間にわたる情報工学教育の総仕上げとなる科目である。これまでの授業・実験とは異なり、研究課題に関する調査・情報収集、研究計画の立案、結果の解析・考察等を各自が行うことになる。また定期的に指導教員へ研究の進捗や状況について報告し、アドバイスや評価を受けること。卒業研究ノートを用意し、どのような些細な問題も記録し、問題解決をどのように行ったか、指導教員からどのような指示があったか等を記録すること。
卒業研究論文の書式・内容、卒業研究発表会での発表内容・発表技術について、評価の観点に基づいて100点法で評価する。主査(指導教員)の評価を35%、副査の評価合計を65%として合計したものを成績とする。合格点は60点以上である。
注意点:
授業計画は年度行事計画等により前後することがある。その場合はあらかじめ連絡するので、指導教員等の指示に従うこと。
原則として、年度初めに配属された研究室において継続的に行うものとする。自学自習として、図書や文献の調査、課題の演習、実験装置の設計製作、実験等を行うこと。また、各自で卒業研究ノートを用意し、進捗等について報告し、指導教員の確認やアドバイスを受けるようにすること。
講義予定の変更、あるいは集合場所の変更等がある場合は事前に連絡するので注意すること。
各研究課題に関する具体的な履修上の注意については、指導教員から説明を受けること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 担任によるガイダンス 研究課題の問題点と目的を認識することができる。
2週 研究計画の策定 研究課題の問題点と目的を認識することができる。研究課題を解決するための方針を立案することができる。
3週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
4週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
5週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
6週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
7週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
8週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
2ndQ
9週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
10週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
11週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
12週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
13週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
14週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
15週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
16週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
後期
3rdQ
1週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
2週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
3週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
4週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
5週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
6週 文献調査、ゼミ、実験
中間発表会予稿作成
これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
7週 中間発表会 研究の過程を論文にまとめることができる。研究内容をまとめてプレゼンテーションし、質疑に対して適切に回答することができる。
8週 文献調査、ゼミ、実験 これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
4thQ
9週 文献調査、ゼミ、実験
これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。
10週 文献調査、ゼミ、実験
論文作成
これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。研究課程および結果を論文にまとめることができる。
11週 文献調査、ゼミ、実験
論文作成
これまで学んできた数学や自然科学および工学を実践に移す能力と必要な知識を適用する能力を示すことができる。文献など適切な情報収集をすることができる。実験計画を立て、実験装置や測定装置を準備して実験を遂行することができる。収集したデータについて評価することができる。研究課程および結果を論文にまとめることができる。
12週 論文作成 研究課程および結果を論文にまとめることができる。
13週 論文作成 研究課程および結果を論文にまとめることができる。
14週 卒業研究発表会予稿作成
卒業研究論文提出
研究課程および結果を論文にまとめることができる。
15週 卒業研究発表会 研究内容をまとめてプレゼンテーションし、質疑に対して適切に回答することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後8,後9,後10,後11,後14,後15
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3後6,後10,後11,後12,後13
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3前3,後6,後10,後11,後12,後13
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3後6,後10,後11,後12,後13
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後10,後11
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3後10,後11,後12,後13,後14
技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3前1,前2
説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15
社会における技術者の役割と責任を説明できる。3前1,前2
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。3後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。3後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3前1,前2
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3前2
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3前1,前2
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3前2
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3前2
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3前2
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3前1,前2
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3前1,前2
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3前2
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3前2
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3前2
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3前2
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3前2
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3前2
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3前2
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3前2
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3後7,後10,後11,後12,後13,後14
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3後6,後10,後11,後12,後13,後14
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3前2
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3前2
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング変数の概念を説明できる。4前2
データ型の概念を説明できる。4前2
代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。4前2
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。4前2
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。4前2
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。4前2
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。4前2
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。4前2
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4前2
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。4前2
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。4前2
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。4前2
主要な計算モデルを説明できる。4前2
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。4前2
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。4前2
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。4前2
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。4前2
ソフトウェアアルゴリズムの概念を説明できる。4前2
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。4前2
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。4前2
時間計算量によってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。4前2
領域計算量などによってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。4前2
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。4前2
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。4前2
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。4前2
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。4前2
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造を実装することができる。4前2
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。4前2
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。4前2
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。4前2
計算機工学整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。4前2
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。4前2
整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。4前2
基数が異なる数の間で相互に変換できる。4前2
基本的な論理演算を行うことができる。4前2
基本的な論理演算を組合わせて、論理関数を論理式として表現できる。4前2
論理式の簡単化の概念を説明できる。4前2
簡単化の手法を用いて、与えられた論理関数を簡単化することができる。4前2
論理ゲートを用いて論理式を組合せ論理回路として表現することができる。4前2
与えられた組合せ論理回路の機能を説明することができる。4前2
組合せ論理回路を設計することができる。4前2
フリップフロップなどの順序回路の基本素子について、その動作と特性を説明することができる。4前2
レジスタやカウンタなどの基本的な順序回路の動作について説明できる。4前2
与えられた順序回路の機能を説明することができる。4前2
順序回路を設計することができる。4前2
コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。4前2
プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる。4前2
メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できる。4前2
入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できる。4前2
コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについて説明できる。4前2
要求仕様に従って、標準的なプログラマブルデバイスやマイコンを用いたシステムを構成することができる。4前2
ハードウェア記述言語など標準的な手法を用いてハードウェアの設計、検証を行うことができる。4前2
コンピュータシステム集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。4前2
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。4前2
ネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。4前2
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。4前2
システム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。4前2
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。4前2
プロジェクト管理の必要性について説明できる。4前2
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。4前2
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。4前2
システムプログラムコンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。4前2
プロセス管理やスケジューリングなどCPUの仮想化について説明できる。4前2
排他制御の基本的な考え方について説明できる。4前2
記憶管理の基本的な考え方について説明できる。4前2
形式言語の概念について説明できる。4前2
形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。4前2
オートマトンの概念について説明できる。4前2
正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。4前2
コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。4前2
情報通信ネットワークプロトコルの概念を説明できる。4前2
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。4前2
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。4前2
インターネットの概念を説明できる。4前2
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。4前2
主要なサーバの構築方法を説明できる。4前2
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。4前2
無線通信の仕組みと規格について説明できる。4前2
有線通信の仕組みと規格について説明できる。4前2
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。4前2
基本的なルーティング技術について説明できる。4前2
基本的なフィルタリング技術について説明できる。4前2
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。4前2
情報数学・情報理論集合に関する基本的な概念を理解し、集合演算を実行できる。4前2
集合の間の関係(関数)に関する基本的な概念を説明できる。4前2
ブール代数に関する基本的な概念を説明できる。4前2
論理代数と述語論理に関する基本的な概念を説明できる。4前2
離散数学に関する知識をアルゴリズムの設計、解析に利用することができる。4前2
コンピュータ上での数値の表現方法が誤差に関係することを説明できる。4前2
コンピュータ上で数値計算を行う際に発生する誤差の影響を説明できる。4前2
コンピュータ向けの主要な数値計算アルゴリズムの概要や特徴を説明できる。4前2
情報量の概念・定義を理解し、実際に計算することができる。4前2
情報源のモデルと情報源符号化について説明できる。4前2
通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。4前2
その他の学習内容オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。4前2
トランジスタなど、ディジタルシステムで利用される半導体素子の基本的な特徴について説明できる。4前2
少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。4前2
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。4前2
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。4前2
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。4前2
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。4前2
基本的な暗号化技術について説明できる。4前2
基本的なアクセス制御技術について説明できる。4前2
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。4前2
データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。4前2
データベース言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。4前2
ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。4前2
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。4前2
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。4前2
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。4前2
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。4前2
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4前2
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。4前2
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。4前2
基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。4前2
論理回路などハードウェアを制御するのに最低限必要な電気電子測定ができる。4前2
与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。4前2
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。4前2
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。4前2
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。4前2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後10,後11,後12,後13,後14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後7,後15
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後7,後15
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後7,後15
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後7,後15
他者の意見を聞き合意形成することができる。3後7,後15
合意形成のために会話を成立させることができる。3後7,後15
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後6,後10,後11,後12,後13,後14
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3後7,後15
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前2
複数の情報を整理・構造化できる。3前2
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3前2
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前2
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3前2
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後7,後15
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3後7,後15
事実をもとに論理や考察を展開できる。3後7,後15
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後7,後15
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前2
目標の実現に向けて計画ができる。3前2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前2
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3前2
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3前2
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3前2
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前2
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前2
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前2
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前2
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前2
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前2,後7,後15
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前2
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前2
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前2
企業には社会的責任があることを認識している。3前2
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前2
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前2
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前2
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前2
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前2
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前2
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3前2,後6,後7,後14,後15
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3前2
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3前2
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3後6,後7,後14,後15
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3前3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3前3

評価割合

卒業論文・発表合計
総合評価割合100100
主査3535
副査(按分)6565