フィールドワークⅡ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 フィールドワークⅡ
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(都市・環境系都市・環境コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし/自作プリント
担当教員 近藤 崇,鳥田 宏行

到達目標

・グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、フィールドワークを実施できる。
・グループで都市環境整備に必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
・グループで調査結果をまとめ、結果を報告することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、フィールドワークを正確かつ綿密に実施できる。グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、フィールドワークを実施できる。グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、フィールドワークを実施できない。
評価項目2グループで都市環境整備に必要な情報を十分に収集・整理し、分析することができる。グループで都市環境整備に必要な情報を収集・整理し、分析することができる。グループで都市環境整備に必要な情報を収集・整理し、分析することができない。
評価項目3グループで調査結果をまとめ、十分な検討を加えたうえで結果を報告することができる。グループで調査結果をまとめ、結果を報告することができる。グループで調査結果をまとめ、結果を報告することができない。

学科の到達目標項目との関係

 Ⅰ 人間性  1 Ⅰ 人間性
 Ⅱ 実践性  2 Ⅱ 実践性
 Ⅲ 国際性  3 Ⅲ 国際性
 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力  5 CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力
 CP3 課題の本質を理解し,正しい倫理観の下で,自分の意見を論理的に表現できる力  6 CP3 課題の本質を理解し,正しい倫理観の下で,自分の意見を論理的に表現できる力
 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力  7 CP4 他者を理解・尊重し,協働できるコミュニケーション能力と人間力
 CP5 国際的素養を有し,継続的に自ら学ぶ力  8 CP5 国際的素養を有し,継続的に自ら学ぶ力

教育方法等

概要:
都市環境の改善を行うのに必要なフィールドワークの基本技術を習得し、計画・調査・分析の一連の流れを理解して結果を合理的にまとめる力を育成する。
授業の進め方・方法:
グループワークを中心に、各々が能動的に情報収集や分析作業を進める。後半では、グループ内で得られた結果を考察し、報告発表資料を作成する。
注意点:
スケジュールの管理に留意しながら、授業外の時間も利用して課題に取り組むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業内容や実施方法を理解する.
2週 都市環境に関するフィールドワーク1 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
3週 都市環境に関するフィールドワーク2 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
4週 都市環境に関するフィールドワーク3 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
5週 都市環境に関するフィールドワーク4 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
6週 都市環境に関するフィールドワーク5 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
7週 都市環境に関するフィールドワーク6 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
8週 都市環境に関するフィールドワーク7 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
2ndQ
9週 都市環境に関するフィールドワーク8 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
10週 都市環境に関するフィールドワーク9 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
11週 都市環境に関するフィールドワーク10 グループでフィールドワークの計画を立案し、計画に基づき、必要な情報を収集・整理し、分析することができる。
12週 都市環境に関するフィールドワーク11 得られた結果を十分に検討し、最終発表の資料を作成する。
13週 都市環境に関するフィールドワーク12 得られた結果を十分に検討し、最終発表の資料を作成する。
14週 都市環境に関するフィールドワーク13 発表資料に基づき、プレゼンテーションを行い、議論を通して理解を深める。
15週 都市環境に関するフィールドワーク14 発表資料に基づき、プレゼンテーションを行い、議論を通して理解を深める。
16週 なし

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
合意形成のために会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前1
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前1
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前1
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2前1
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2前1
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
複数の情報を整理・構造化できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
創造性・デザイン能力創造性創造性工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00