到達目標
1.経営戦略について基本的な説明ができる。
2.技術経営について基本的な説明ができる。
3.マーケティングについて基本的な説明ができる。
4.技術者および研究者の倫理について基本的な説明ができる。
5.グループワークによるケース分析について方法の基本的説明ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
経営戦略について | 経営戦略に関する全般的な基礎事項について,歴史的観点についても説明でき,経営モデルに適応できる。 | 経営戦略について基本的な説明ができる。 | 左記項目に関することができない。 |
技術経営について | 技術経営に関する全般的な基礎事項について,歴史的観点についても説明でき,経営モデルに適応できる。 | 技術経営について基本的な説明ができる。 | 左記項目に関することができない。 |
マーケティングについて | マーケティングに関する全般的な基礎事項について,歴史的観点についても説明でき,経営モデルに適応できる。 | マーケティングについて基本的な説明ができる。 | 左記項目に関することができない。 |
技術者および研究者の倫理について | 技術者および研究者の責任ある行動をとるための基本的な事項について,歴史的観点についても説明でき,理解できる。 | 技術者および研究者の責任ある行動をとるための基本的な事項について理解できる。 | 左記項目に関することができない。 |
グループワークによるケース分析について | グループディスカッションに向けて, 様々な媒体により収集した資料を適切に取捨選択でき、得られた成果と問題点を他者に論理的かつ客観的に明瞭に説明する資料を作成できる。 | グループディスカッションに向けて, 様々な媒体により収集した資料を取捨選択でき、得られた成果と問題点を他者に論理的かつ客観的に説明する資料を作成できる。 | 左記項目に関することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
企業は経営資源であるヒト、モノ、カネ、情報、技術のベストミックスしながら経営をしていく必要があり、ここでは「経営戦略」(経営の現状分析及び問題解決、新規事業への展開等の策定など)および技術を中核に置いた経営である「技術経営(MOT)」の基礎を学ぶ。これらに加えて、戦略的なマーケティングの基礎理論について理解する。
授業の進め方・方法:
ビジネスⅠで使用した教科書「図解でわかる経営の基本 いちばん最初に読む本」と教員自作のレジュメを用いて講義する。また,単元ごとに演習課題を用意し,実践性を高めるようにする。13から15週で実施するケース分析でより理解を深め,実践性を高める。
注意点:
演習課題には積極的に自発的に取り組むこと。演習問題は添削後,返却する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
0.フロンティアコースで学ぶ授業科目ビジネス Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの関係と本授業の位置づけ 1.経営理念策定と経営戦略、経営戦術までのフロー 2.環境分析 2-1外部環境 社会 → PEST分析 業界 → 5Force分析 |
・企業等経営に関する授業のビジネスⅠ~Ⅲのなかで,本授業の位置づけについて理解し,説明できる。 ・経営理念策定と経営戦略、経営戦術までのフローについて説明できる。 ・経営環境の分析の種類の中で、外部環境分析について理解し,説明できる。
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2週 |
2-2内部環境 事業活動 → バリュー・チェーン分析 経営資源 → VRIO分析、コア・コンピタンス 2-3分析のまとめ → SWOT分析 3.ドメイン(事業領域)の設定 |
・経営環境の分析の種類の中で、内部環境分析について理解し,説明できる。 ・環境分析の結果をSWOT分析でまとめることができる。 ・ドメイン(事業領域)の設定について理解し,説明できる。
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3週 |
4.全社戦略 4-1アンゾフの成長マトリクス 4-2PPM
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・アンゾフの成長マトリクスやプロダクトポートフォリオマネジメントについて説明できる。
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4週 |
5.事業戦略 5-1ポーターの基本戦略 5-2コトラーの競争地位的の戦略 5-3ランチャスター戦略 5-4ブルー・オーシャン戦略 |
・事業戦略として、ポーターの基本戦略、コトラーの競争地位的の戦略、ランチャスター戦略、ブルー・オーシャン戦略について説明できる。
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5週 |
6.機能別戦略 6-1マーケティング戦略(4P) 6-2STP 6-3CRM etc |
・機能別戦略の種類と内容について理解し、説明できる。
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6週 |
6-4知財戦略①
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・知的財産の種類、必要性について説明できる。
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7週 |
6-4知財戦略② |
・知財戦略のケース 分析から、企業経営の中で知財戦略の重要性を説明できる。
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8週 |
これまでのまとめと到達度確認試験 |
これまでのまとめをおこない到達度確認試験を実施する。
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2ndQ |
9週 |
7.財務戦略
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・P/L、B/Sの基礎の確認と、実在企業の財務諸表から分析を深めることにより、基本的な事項について説明できる。
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10週 |
8.ケース分析 8-1.ケースワークの実施方法 8-2.グループワーク①討論
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・ケース分析の重要性や実施方法について理解できる。 ・①のケースを理解し、説明できる。
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11週 |
8-2.グループワーク①討論 |
・①のケースをグループで討議し、自分の役割を発揮しながら、グループに貢献できる。
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12週 |
8-2.グループワーク①発表会 |
・①のケースをグループで発表するが、自分のグループ内での役割を果たすことができる。
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13週 |
8-3.グループワーク②討論 |
・①のケースを理解し、説明できる。
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14週 |
8-3.グループワーク②討論 |
・②のケースをグループで討議し、自分の役割を発揮しながら、グループに貢献できる。
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15週 |
8-3.グループワーク②発表 |
・②のケースをグループで発表するが、自分のグループ内での役割を果たすことができる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 小テスト | | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 50 |