アントレプレナーシップ演習

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 アントレプレナーシップ演習
科目番号 0011 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教員の自作資料
担当教員 岩波 俊介,須田 孝徳,松尾 優子,三上 剛

到達目標

1.企業等の課題を適切にとらえ、解決策を立案できる。
2.チーム内でリーダーシップを発揮し、課題解決ができる。
3.工学とマネジメントの両方の知識を活用し、学際的・業際的な領域にチャレンジできる。
4.報告会等で使用する資料等を的確に作成し、発表、報告、討論ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業等の課題を適切にとらえ、十分で的確な作業や解決策を立案できる。企業等の課題を適切にとらえ、的確な作業や解決策を立案できる。企業等の課題を適切にとらえ、的確な作業や解決策を立案できない。
評価項目2チーム内でのリーダーとしての役割を適切にとらえ、十分で的確な役割を発揮し、課題解決につなげられる。チーム内でのリーダーとしての役割を適切にとらえ、的確な役割を発揮し、課題解決につなげられる。チーム内でのリーダーとしての役割を適切にとらえ、的確な役割を発揮し、課題解決につなげられない。
評価項目3工学とマネジメントの両方の知識を十分で的確に活用し、学際的・業際的な領域にチャレンジできる。工学とマネジメントの両方の知識を的確に活用し、学際的・業際的な領域にチャレンジできる。工学とマネジメントの両方の知識を的確に活用し、学際的・業際的な領域にチャレンジできない。
評価項目4報告会等で使用する資料等を的確に作成し、発表、報告、討論が十分で的確にできる。報告会等で使用する資料等を的確に作成し、発表、報告、討論が的確にできる。報告会等で使用する資料等を的確に作成し、発表、報告、討論ができない。

学科の到達目標項目との関係

Ⅰ 人間性
Ⅱ 創造性
Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
この授業は、企業との共同研究で多くの実績のある教員や大学や国の中小企業支援機関で経営相談窓口や創業支援を担当していた教員が、その経験を活かし、地域の企業や団体が有する課題や問題等に対してチームで取り組めるようにし、各チームでリーダーシップを発揮して、解決のための立案、商品やシステムの試作などに取り組めるようなエンジニアとなることを目標に演習形式で授業を行う。さらに、この演習を通じて、課題解決のプロセスを実践し、リーダーシップと判断力、コミュニケーション能力、経営的知識を養い、アントレプレナーシップを持ったエンジニアになることを目標としている。
授業の進め方・方法:
企業が有する課題等に対して、企業等の研究者・技術者のサポートを受けながら、チームワークを発揮して課題の把握、解決の立案、システムの試作などに取り組むみ、課題解決のプロセスを実践する。また、チームの中ではリーダーとしての役割が期待され、本科フロンティアコースでの経験と知識を十分に、的確に発揮することを期待する。

評価法については、報告会におけるチームによる報告を複数の担当教員が100点法で評価し,これを平均した点数を30%、個々の学生が作成し提出したビジネスプランシートを複数の担当教員が100点法で評価し,これを平均した点数を70%として評価する。
注意点:
適切な情報収集およびこれまでに修得した知識、経験等を駆使して、協力企業からのアドバイスを受けながら共同して当該課題の解決に積極的に取り組むこと。
協力企業が本人希望の通りにならないことがあるので注意すること。協力企業では貴重な時間と多大の労力をかけて諸君を受け入れ,指導にあたって下さるので,常に感謝の気持ちを忘れないように,また安全に注意して研修すること。詳しくは,1回目のガイダンスで教示する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスとチーム編成
・協力企業からのテーマの提示
・チーム編成
工学とマネジメントのハイブリット的な知識が必要であることが理解できる。
地域社会を構成する企業等には、様々な課題があることを理解する。
2週 課題提出の企業担当者からの説明と討論 企業担当者の説明を的確に理解し、討論できる。
3週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
4週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
5週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
6週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
7週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
8週 中間報告会 チーム内での意見を集約し、合意された内容に対して協力して発表できる。
2ndQ
9週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
10週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
11週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
12週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
13週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
14週 グループワーク チームの中でリーダーシップを発揮し、チームをまとめることができる。
15週 最終報告会 チーム内での意見を集約し、合意された内容に対して協力して発表できる。
16週

評価割合

報告会ビジネスプランシート合計
総合評価割合3070100
基礎的能力000
専門的能力153550
分野横断的能力153550