人文社会科学特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 人文社会科学特論Ⅰ
科目番号 0016 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『講義プリント人文社会科学特論Ⅰ』(自作教材)
担当教員 村上 明子,多田 光宏

到達目標

①社会科学の概念や既存の議論を知ること、②日本や国際社会の現状と問題点を説明できるようになること、③学習内容から自分なりに課題を発見し、独自に評価出来るようになること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
授業達成項目に示された各事項を、自身の言葉で論理的に説明できること。授業で取り上げた社会科学の概念について、適切に活用出来ること。近年の動向を踏まえて、科学的に展望を説明できるようになること。授業テーマに関する事項を科学的に理解し説明できること。自分自身の意見を積極的に展開し、論理的に結論を導き出している。文章表現が適切であることなど。優のレヴェルに到達していないが、理解内容が経済学的事項について、概ね説明が出来ている。左記事項に不正確で明確な文章表現等がなされていない場合。

学科の到達目標項目との関係

Ⅰ 人間性
Ⅱ 創造性
Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
この授業では「現代日本」の社会経済的な特徴や課題を学び、身近な地域社会に対して「振興策」もしくは「社会課題解決策」を提案する。
授業の進め方・方法:
まずは経済史的な観点から戦後日本の歩みを整理したうえで、日本の社会経済に関する様々な論点を考察する。参考文献や映像資料を交えながら、講義は主にPowerPointを用いて行う。Teamsでスライド資料を公開するので、予習・復習や考察のブラッシュ・アップに活用されたい。
なお、学習内容をベースにいくつか論点を設定し、グループ・ディスカッションを行う。
以上を参考にしながら、各自でレポートを作成し、最終回でレポート課題の成果を共有する。
また、考察の報告や学習内容の確認として「振り返りチェック」を10回程度行う。
注意点:
講義では、次回テーマに関する資料を配ることもある。配布資料をもとに関連情報を調べたり自分の考えを整理・準備することで、考察内容を深めて欲しい。「振り返りチェック」での考察・質問・要望は、次回講義でフィードバックする。したがって「振り返りチェック」は評価ツールであると同時に教員や他の履修生とのコミュニケーションツールともなる。積極的な取り組みを期待する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス,イントロダクション 授業の進め方を確認する。また授業の前提となる「現代日本」の捉え方を整理しつつ、レポート課題の概要を共有する。
2週 経済史を確認する1:「高度経済成長期」を考える 戦後改革や高度経済成長期の概要を説明出来るようになる。
3週 経済史を確認する2:「プラザ合意」とバブル経済 時代背景を理解し、プラザ合意の歴史的意義とバブル経済の状況を確認する。
4週 経済史を確認する3:「失われた30年」とアベノミクス アベノミクスに至る社会経済事情の特徴を説明できるようになる。
5週 中間総括1:アベノミクスがもたらしたもの グループ・ディスカッションを通して、アベノミクスの考察を深める。
6週 国際社会を考える1:ラナ・プラザ崩落事故を考える 事例をもとに、国際経済の構造や途上国-先進国関係をグループ・ディスカッションで考察する。
7週 国際社会を考える2:国際関係の新局面 国際協力を中心に国際関係の最新動向を確認する。
8週 中間総括2:「国際的地位」を考える グループ・ディスカッションを通して、日本の国際的地位を評価する。
4thQ
9週 国際社会を考える3:グローバル危機の構造 グローバル危機の構造を知りそこから教訓を探る。
10週 考察に向けて:日本の人口問題 日本の人口動態の特徴と課題、そして将来予測に関する議論を確認する。
11週 新たな潮流1:起業活動の可能性 起業活動とイノベーションに関する理論を踏まえて、日本の状況を概観する。
12週 新たな潮流2:「働き方」は変わるのか 「日本的雇用慣行」を概観した後、「働き方改革」の背景や課題を確認する。
13週 新たな潮流3:「デジタル経済」の可能性 経済・社会問題解決の切り札として期待を集める「デジタル経済」の論点を整理する。
14週 中間総括3:「スマート社会」を展望する
レポート課題の提出
グループディスカッションを通して、「スマート社会」への理解を深める。
15週 総括とスタディガイド レポートの成果を共有し、これまでの学習総括を行う。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合5010020200100
基礎的能力5010020200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000