プロジェクトマネジメント

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 プロジェクトマネジメント
科目番号 0041 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:広兼 修 著「プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門(PMBOK第6版対応版)」(オーム社)/参考図書:初田 賢司 著「プロジェクト成功の道しるべ WBSの作り方」(日経BP),澤部 直太・西山 聡・飯尾 淳 共著「ITエンジニアのためのプロジェクトマネジメント入門」(オーム社), J.Copline, N.Harrison“Organizational Patterns of Agile software Development”, Prentice-Hall
担当教員 大西 孝臣

到達目標

1.開発プロジェクトに関する基本用語・基礎知識について理解し、説明できる。
2.プロジェクトマネジメントの必要性について理解し、説明できる。
3.PMBOKに関する基本用語を説明し、理解できる。
4.PMBOKにおいて定義されている知識エリアの概要について説明し、理解できる。
5.PMBOKにおいて定義されているプロセス群およびプロセスの概要について説明し、理解できる。
6.PMBOKにおいて定義されているフェーズの概要について説明し、理解できる。
7.開発プロジェクトの管理手法であるWBSについて説明し、理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.開発プロジェクトに関する基本用語・基礎知識について理解し、説明できる。開発プロジェクトに関する基本用語・基礎知識について、自身の文脈で理解し、説明できる。開発プロジェクトに関する基本用語・基礎知識について、文献なども参照しつつ、自身の言葉で説明できる。開発プロジェクトに関する基本用語・基礎知識について、説明する能力を有していない。
2.プロジェクトマネジメントの必要性について理解し、説明できる。プロジェクトマネジメントの必要性について、自身の文脈で理解し、説明できる。プロジェクトマネジメントの必要性について、文献なども参照しつつ、自身の言葉で説明できる。プロジェクトマネジメントの必要性について、説明する能力を有していない。
3.PMBOKに関する基本用語を説明し、理解できる。PMBOKに関する基本用語を、自身の文脈で理解し、説明できる。PMBOKに関する基本用語を、文献なども参照しつつ、自身の言葉で説明できる。PMBOKに関する基本用語を、文献なども参照しつつ、説明する能力を有していない。
4.PMBOKにおいて定義されている知識エリアの概要について説明し、理解できる。知識エリアの概要について、自身の文脈で理解し、説明できる。知識エリアの概要について、文献なども参照しつつ、自身の言葉で説明できる。知識エリアの概要について、説明する能力を有していない。
5.PMBOKにおいて定義されているプロセス群およびプロセスの概要について説明し、理解できる。プロセス群およびプロセスの概要について、自身の文脈で理解し、説明できる。プロセス群およびプロセスの概要について、文献なども参照しつつ、自身の言葉で説明できる。プロセス群およびプロセスの概要について、説明する能力を有していない。
6.PMBOKにおいて定義されているフェーズの概要について説明し、理解できる。フェーズの概要について、自身の文脈で理解し、説明できる。フェーズの概要について、自身の文脈で理解し、文献なども参照しつつ、自身の言葉で説明できる。フェーズの概要について、説明する能力を有していない。
7.開発プロジェクトの管理手法であるWBSについて説明し、理解できる。WBSについて、自身の文脈で理解し、説明し、運用できる。WBSについて、文献なども参照しつつ、自身の言葉で説明できる。WBSについて、説明する能力を有していない。

学科の到達目標項目との関係

Ⅰ 人間性
Ⅱ 創造性
Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
 企業におけるソフトウェアシステムに代表されるシステムを開発する業務において、プロジェクトは常套手段であり、PMBOKはプロジェクトを運用する業務におけるデファクト・スタンダートたる理念体系である。本講では、システム開発におけるPMBOKの理念に基づいたプロジェクト管理の概要について教授する。
授業の進め方・方法:
 一斉座学。
 学修単位科目であるため、自学自習時間を60時間とし、本講の目標への到達度を計るためのレポートを課す。
 レポートの評価の平均値をもって科目の評価とする。自身の理解に基づいた記述による内容のレポートで無ければ、レポートの評価は下がるものと理解すること。著しく内容に乏しいレポートについては、再提出を求められるものと理解すること。最終締切を過ぎてから提出されたレポートについては評価の対象にならないものと理解すること。合格点は60点以上とする。
 授業期間中のレポートの評価によるため、再試験などによる手段を用いた再評価を実施しない。
注意点:
 PMBOKは、システム開発プロジェクトを運用する業務のための理念体系であり、その経緯として、ソフトウェアシステム開発のプロジェクト管理との親和性が高い。
 具体的なプログラミング能力は求められないが、当科目の適用分野として、非システム系(物性系・エネルギー系など)を専攻している学生諸君との親和性は低いと考えるので、注意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 開発プロジェクト・プロジェクトマネジメントの概要 開発プロジェクトに関する基本用語・基礎知識について理解し、説明できる。
2週 開発プロジェクト・プロジェクトマネジメントの概要 開発プロジェクトに関する基本用語・基礎知識について理解し、説明できる。
3週 開発プロジェクト・プロジェクトマネジメントの概要 プロジェクトマネジメントの必要性について理解し、説明できる。
4週 PMBOKについて PMBOKに関する基本用語を説明し、理解できる。
5週 プロジェクトの展開と管理 PMBOKにおいて定義されている知識エリアの概要について説明し、理解できる。
6週 プロジェクトの展開と管理 PMBOKにおいて定義されているプロセス群およびプロセスの概要について説明し、理解できる。
7週 プロジェクトの展開と管理 PMBOKにおいて定義されているプロセス群およびプロセスの概要について説明し、理解できる。
8週 プロジェクトの展開と管理 PMBOKにおいて定義されているプロセス群およびプロセスの概要について説明し、理解できる。
4thQ
9週 プロジェクトの展開と管理 PMBOKにおいて定義されているフェーズの概要について説明し、理解できる。
10週 プロジェクトの展開と管理 PMBOKにおいて定義されているフェーズの概要について説明し、理解できる。
11週 プロジェクトの展開と管理 PMBOKにおいて定義されているフェーズの概要について説明し、理解できる。
12週 WBSの作成 開発プロジェクトの管理手法であるWBSについて説明し、理解できる。
13週 WBSの作成 開発プロジェクトの管理手法であるWBSについて説明し、理解できる。
14週 プロジェクト失敗の分析 PMBOKに関する理解を踏まえて、プロジェクト失敗の分析事例を理解できる。
15週 プロジェクト失敗の分析 PMBOKに関する理解を踏まえて、失敗したプロジェクト例に対する分析を実践することができる。
16週

評価割合

レポート合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000