特別研究ゼミⅡ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 特別研究ゼミⅡ
科目番号 0046 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 自ら必要な文献の収集をする。
担当教員 稲川 清,甲野 裕之,小薮 栄太郎

到達目標

1.研究テーマに関連した適切な文献(学術論文、専門書)を自分自身で収集でき、記載されている内容が理解できる。
2.特別研究Ⅱで得られた研究結果について,自分の考えを論理的,客観的にまとめ,プレゼンテーションできる。
3.相手の質問の内容を理解し,的確に回答できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
文献調査研究テーマに関連した適切な文献を自分自身で収集できる。指導教教員の助言を受けつつ、研究テーマに関連した適切な文献を収集できる。指導教教員の助言を受けても、研究テーマに関連した適切な文献を収集できない。
専門論文の読解力収集した文献に記載されている内容が理解できる。収集した文献に記載されている内容が概ね理解できる。収集した文献に記載されている内容が概ね理解できない。
プレゼンテーション能力研究結果について,自分の考えを論理的,客観的にまとめて、プレゼンテーションできる。研究結果について,自分の考えをまとめて、プレゼンテーションできる。研究結果について,自分の考えをまとめて、プレゼンテーションできない。
質疑応答能力相手の質問の内容を理解し,的確に回答できる。相手の質問の内容を概ね理解し,回答できる。相手の質問の内容を理解して回答することができない。

学科の到達目標項目との関係

Ⅰ 人間性
Ⅱ 創造性
Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
本演習は、特別研究Ⅱを補完する形で実施する。専門分野の学術論文に対する理解度の向上を目指す。研究発表練習によりプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力の向上を目指す。
授業の進め方・方法:
特別研究Ⅱのテーマに関連した学術論文、専門書などを自分自身で収集し、自身の研究内容に関する動向の調査を行う。なお、輪読する学術論文等の言語は問わない。輪読論文数は計3編以上とする。
さらに、その内容の概要と研究の進捗状況などについて定期的に報告することで、研究発表や質疑応答のための練習を行なう。
評価は学生の輪読の取組と理解状況を合わせて50%、プレゼンテーションを50%として、指導教員が評価を行う。

注意点:
学期末に、指導教員へ報告時のプレゼン資料4回分を提出する。論文や要旨はプレゼンン資料には含まない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 各研究室におけるガイダンス 研究を進めるうえで、学術論文を読むことやプレゼンテーション能力の重要性が理解できる。
2週 先行研究論文等の輪読 研究テーマに関連した適切な文献を自分自身で収集でき、記載されている内容が理解できる。
3週 先行研究論文等の輪読 同上
4週 プレゼンテーション演習 輪読した内容や特別研究Ⅰで得られた研究結果について、自分の考えを論理的、客観的にまとめ、プレゼンテーションできる。相手の質問の内容を理解し、的確に回答できる。
5週 先行研究論文等の輪読 研究テーマに関連した適切な文献を自分自身で収集でき、記載されている内容が理解できる。
6週 先行研究論文等の輪読 同上
7週 先行研究論文等の輪読 同上
8週 プレゼンテーション演習 輪読した内容や特別研究Ⅱで得られた研究結果について、自分の考えを論理的、客観的にまとめ、プレゼンテーションできる。相手の質問の内容を理解し、的確に回答できる。
2ndQ
9週 先行研究論文等の輪読 研究テーマに関連した適切な文献を自分自身で収集でき、記載されている内容が理解できる。
10週 先行研究論文等の輪読 同上
11週 先行研究論文等の輪読 同上
12週 プレゼンテーション演習 輪読した内容や特別研究Ⅱで得られた研究結果について、自分の考えを論理的、客観的にまとめ、プレゼンテーションできる。相手の質問の内容を理解し、的確に回答できる。
13週 先行研究論文等の輪読 研究テーマに関連した適切な文献を自分自身で収集でき、記載されている内容が理解できる。
14週 先行研究論文等の輪読 同上
15週 プレゼンテーション演習 輪読した内容や特別研究Ⅱで得られた研究結果について、自分の考えを論理的、客観的にまとめ、プレゼンテーションできる。相手の質問の内容を理解し、的確に回答できる。
16週

評価割合

輪読の取組状況プレゼンテーション演習合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100