科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学分野 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:自主教材    :英検3級出る順パス単熟語(旺文社)    :英検準2級出る順パス単熟語(旺文社)    :eラーニングで身につける初級英語・基礎   参考書:ジーニアス英和辞典第5版(大修館)    :2021年度版英検3級全問題集(旺文社)    :2021年度版英検準2級全問題集(旺文社)
担当教員 林 幸利

到達目標

英検3級に合格できる基礎的な英語力を身に着け、さらに英検準2級レベルの問題にも対応できる英語力を養い、それを発揮できる。そのために、基本的な語彙や文法事項を修得し、話されたり書かれたりしたことの概要をとらえ、相手に伝えたいことを簡潔に話したり書いたりする英語力の基礎を養い、基本的なコミュニケーションを実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題で8割以上を正答でき、準2級程度で6割以上を正答できる。英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題で6割以上を正答でき、準2級程度で4割以上を正答できる。英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題で正答率が5割に満たない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自分の考えを筋道を立てて英文で記述するための基礎力を養う。
日常的な話題について簡単な英語でやり取りするための基礎力を養う。
英検の模擬問題を実際に解答することで、その形式に慣れる。
英検単語テストがほぼ毎回設定されている。(前期3級、後期準2級)
英検テストが設定されている。
授業の進め方・方法:
英検問題のプリントを配布し、予習してもらったり、その場で解いてもらったりします。
プリントは多数なので、予めファイルを用意し、きちんと整理し、試験に備えること。
プリントには解答だけでなく和訳やポイントなど必要事項を適宜メモすること。
プリントは必要に応じて点検する。
辞書は必ず持参してください。
この授業で前提となる知識は中学校3年生までの基本的な語彙、文法、表現等の知識です。
この授業の合否判定で用いる評価は、4回の定期試験の平均点を用いて行う。
○1年生の「英語」の評価方法について
 ・ 片岡、林、矢野のそれぞれの合否判定用成績の平均点を60%、単語テストの成績の平均点を20%、英検テストの成績の平均点を20%として、その合計点を出し、その合計点に0.9を乗じて、それに「eラーニングで身につける英語の基礎」の評価点を加算して、その合計点を「英語」の合否判定用成績とする。 計算式で示すと、以下のようになる。
(k,h,yはそれぞれ片岡、林、矢野の合否判定用成績の平均点、Wtは単語テストの成績の平均点、Etは英検テストの平均点、eLはeラーニングの評価点、Total が「英語」の合否判定用成績。)
Total = { (k+h+y)×1/3×0.6 + Wt×0.2 + Et×0.2 }×0.9 + eL
   *単語テストの成績は100点満点に換算した得点の平均点である。
  *「eラーニングで身につける初級英語・基礎」による評価点は、以下の通りである。
1.『本科(Lesson)の「イントロダクション」から「Lesson8」まで』を完了すれば3点。
2.『本科(Lesson)の「Lesson 9」から「ランダム演習」の最後まで』も完了すれば6点。
3.全て完了すれば10点。
  ・「英語」の最終評価は、合否判定用成績が60点以上の場合、上記の計算式のk,h,t にそれぞれ
片岡、林、矢野の最終評価点を入れて算出した Total の数値となる。

○「英語」の再試験について
 1. 「英語」の評価で合格点に達しなかったものを対象に、片岡、林、矢野の3人のそれぞれが再試験を
実施する。ただし、受験するのは、定期試験の平均点が60点未満だった教員の再試験だけである。
2. 再試験で合格となるためには、以下のいずれかに該当しなければならない。
① k‘,h’,y‘ をそれぞれ片岡、林、?の再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)とした場合、次の式が60点以上になった場合。 (k‘+h’+y‘)×1/3
(3人の定期試験の平均点がいずれも60点を上回っている場合には再試験ではなく、片岡の課す課題の実施状況によって 合否を判断する。ただし、定期試験の得点だけで(再試験をひとつも受けることなく)この式が60点以上になっている場合には、片岡の課す課題の実施状況によって合否を判断する。)
 ② 定期試験の得点のところに再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の得点)を置き換えて上記の合否判定用成績算出の計算式で算出した成績が60点以上になった場合、eラーニングの評価点を変更することによって合否判定用成績算出の計算式で算出した成績が60点以上になった場合、またはその両方によって合否南提要砕石算出の計算式で算出した成績が60点以上になった場合。                                
関連科目は、「2年英語」です。
注意点:
2年次の英検準2級全員受験に向けてがんばってください。
日々の地道な積み重ねが大事です。毎回予習・復習をしてください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・ガイダンス ・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を5割以上正答できる。
2週 ・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を5割以上正答できる。
3週 ・単語テスト(英検3級)・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を5割以上正答できる。
4週 ・単語テスト(英検3級)・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を5割以上正答できる。
5週 ・単語テスト(英検3級)・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を5割以上正答できる。
6週 ・単語テスト(英検3級)・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を5割以上正答できる。
7週 ・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を5割以上正答できる。
8週 前期中間試験:実施する
2ndQ
9週 ・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を6割以上正答できる。
10週 ・単語テスト(英検3級)・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を6割以上正答できる。
11週 ・単語テスト(英検3級)・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を6割以上正答できる。
12週 ・単語テスト(英検3級)・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を6割以上正答できる。
13週 ・単語テスト(英検3級)・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を6割以上正答できる。
14週 ・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を6割以上正答できる。
15週 ・英検3級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検3級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を6割以上正答できる。
16週 前期期末試験:実施する
後期
3rdQ
1週 ・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を3割以上正答できる。
2週 ・単語テスト(英検準2級)・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を3割以上正答できる。
3週 ・単語テスト(英検準2級)・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を3割以上正答できる。
4週 ・単語テスト(英検準2級)・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を3割以上正答できる。
5週 ・単語テスト(英検準2級)・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を3割以上正答できる。
6週 ・単語テスト(英検準2級)・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を3割以上正答できる。
7週 ・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を3割以上正答できる。
8週 後期中間試験:実施する
4thQ
9週 ・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を4割以上正答できる。
10週 ・単語テスト(英検準2級)・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を4割以上正答できる。
11週 ・単語テスト(英検準2級)・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を4割以上正答できる。
12週 ・単語テスト(英検準2級)・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を4割以上正答できる。
13週 ・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を4割以上正答できる。
14週 ・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を4割以上正答できる。
15週 ・単語テスト(英検準2級)・英検準2級レベルの演習(リスニング・ライティング教材含む) ・英検準2級程度の筆記問題、リスニング問題、ライティング問題を4割以上正答できる。
16週 後期期末試験:実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100