到達目標
産業社会において自立的に行動できる市民に相応しい,地理分野の見識を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 [優] | 標準的な到達レベルの目安 [良] | 未到達レベルの目安 [不可] |
| 地球上に様々な民族が共存していることを理解し,多様な価値観を許容する社会の構築に取り組むことができる。 | 民族の多様性について理解し,対立構造の背景を理解できる。 | 民族の多様性について理解できていない。 |
| 市民として取り組むべき課題を自覚し,積極的に社会へと働きかけていくことができる。 | 今日の社会が抱える課題について理解できる。 | 共同体の一員として身につけておくべき市民としての自覚が持てない。 |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
地球上には様々な社会問題があることを認識し,これからの社会を支える市民として振る舞うのに必要な知見を養い,社会適応能力を育てる。
現代の社会には,問題があることは分かっていても,すべての人が納得できる答が未だ見つかっていないものも多々あります。思索のための素材は提供しますから,そこから皆さんなりの考えを導いてください。そして,あなたとは異なる考えを持つ人がいることを知ってください。
授業の進め方・方法:
定期試験の得点が満点の6割に達した者を合格とする。
得点が6割に満たない者については再試験ないし課題提出を課し,6割以上の到達をもって合格とする。
最終評価において,教科書の持参状況を「その他の評価」として算入する(最大-10)。
注意点:
講義には必ず教科書を持ってくること。これに反した場合,「その他の評価」として10点を減ずることがあります。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地球の姿 |
地球では様々な民族が共存していることを理解できる。
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2週 |
人々の生活と気候 |
ケッペンの気候区分について理解できる。
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3週 |
中国(1)生活と文化 |
中華人民共和国における民族の多様性を理解できる。
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4週 |
中国(1)産業と経済 |
中国の産業について理解できる。
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5週 |
モンゴルと台湾 |
モンゴルと台湾の状況について理解できる。
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6週 |
朝鮮半島 |
韓国と北朝鮮の状況について理解できる。
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7週 |
前期中間試験 |
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8週 |
ヨーロッパ(1) |
ヨーロッパにおける民族の多様性について理解できる。
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2ndQ |
9週 |
ヨーロッパ(2) |
フィンランドからの留学生による特別講演を聴講し,北欧諸国について理解を深める。
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10週 |
ヨーロッパ(3) |
平和を目指すEUの取り組みと,地域統合をめぐる状況について理解できる。
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11週 |
ヨーロッパ(4) |
ヨーロッパ諸国の産業について理解できる。
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12週 |
東南アジア(1) |
東南アジア諸国における民族の多様性について理解できる。
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13週 |
東南アジア(2) |
東南アジア諸国の産業発展について理解できる。
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14週 |
南アジア |
南アジア諸国の状況について理解できる。
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15週 |
中央アジア・西アジア |
中央アジア・西アジア諸国の状況について理解できる。
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16週 |
前期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
アフリカ |
アフリカ諸国の状況について理解できる。
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2週 |
ロシア |
ロシア連邦と旧東欧諸国の状況について理解できる。
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3週 |
アングロアメリカの生活・文化 |
アングロアメリカにおける民族の多様性について理解できる。
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4週 |
北アメリカの産業と経済 |
北アメリカの産業について理解できる。
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5週 |
ラテンアメリカ(1) |
ラテンアメリカにおける民族の多様性について理解できる。
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6週 |
ラテンアメリカ(2) |
ラテンアメリカ諸国の産業について理解できる。
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7週 |
後期中間試験 |
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8週 |
オセアニア(1) |
オーストラリアとニュージーランドの自然環境と,そこに暮らす人々の多様性を理解できる。
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4thQ |
9週 |
オセアニア(2) |
オーストラリアとニュージーランドの産業について理解できる。
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10週 |
世界の環境問題 |
今日の社会が抱える社会問題を認識することができる。
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11週 |
世界の資源・エネルギー問題 |
同上
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12週 |
世界の人口問題 |
同上
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13週 |
世界の都市・居住問題 |
同上
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14週 |
地形図 |
地形図を読み解き,図面から対象地域の状況を推し量ることができるようになる。
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15週 |
防災のためにできること |
日本の自然環境に由来する自然災害から生活を守るための方策について思索を巡らすことができる。
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16週 |
後期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 2 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 2 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | (-)10 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |