到達目標
IpV4ネットワークのアドレス設計をできる。
RIP,OSPF等のルーティング・プロトコルを設定できる。
IPv6ネットワークアドレスの構成について説明できる。
IPv6ネットワークのルーティング・プロトコル設定ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | ネットワーク規模に応じて適切なサブネットの設計ができ、効率的なアドレス設計ができる。 | ネットワーク規模に応じて適切なサブネット設計ができる。 | ネットワーク規模に応じて適切なサブネット設計ができない。 |
| 評価項目2 | RIP,OSPF等のルーティング・プロトコルの働きを理解し、ネットワーク規模に合せてプロトコルを選択し設定できる。 | RIP,OSPF等のルーティング・プロトコルの設定ができる。 | RIP,OSPF等のルーティング・プロトコルの設定ができない。 |
| 評価項目3 | IPv6の各種アドレスについて自ら説明できる。 | IPv6の各種アドレスについて、質問に答える形で説明できる。 | IPv6の各種アドレスについて説明できない。 |
| 評価項目4 | IPv6ネットワーク内の各ルータに適切なルーティング・プロトコルを設定でき、不具合の問題解決もできる。 | IPv6ネットワーク内の各ルータに適切なルーティング・プロトコルを設定できる。 | IPv6ネットワーク内の各ルータに適切なルーティング・プロトコルを設定できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A
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学習・教育到達度目標 C
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JABEE b
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JABEE d-1
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教育方法等
概要:
コンピュータネットワークIに続けて、より実践的なコンピュータネットワークの知識
を身につける。さらに、ルータとスイッチを組み合わせたネットワークの設計と実装・
保守を、シミュレータやネットワーク機器の操作を体験し専門分野の技術を身につけ
る。また、ネットワーク管理に要求されるセキュリティや技術者倫理に関する基本的知
識を習得する。
授業の進め方・方法:
基本的にはシスコネットワークアカデミーのカリキュラムに沿ったE-ラーニングをベー
スにした授業を行う。E-ラーニングを補足するために、各モジュールごとにポイントを
まとめるための作業用プリントを配布し、プリントの内容を利用した小テストも頻繁に
実施するので、復習に重点をおいて学習すること。授業は基本的に、学生の作業に重点
を置きます。基本的に教員からの説明は学生から質問があった場合に限って行います。
合否判定：ルータとスイッチを使ったIpv4,IPv6のネットワーク設計ができ、ネットワ
ーク機器の適切菜設定が出きること(実技試験により判定します。)
成績評価：ワークシート、小テストの評価4割、オンラインテスト1割、定期テスト評価
5割で数値化する。ただし実技試験合格じは60点が保証される。
最終評価：成績評価の点数±その他の評価点(10点以内)
実技試験不合格時は再試を行う。
小テストやワークシートなど普段の学習作業での評価の比重を重くし、普段の自己学習
の成果を成績に反映しやすくしています。高校からの編入生は受講できないので、選択
扱いになっていますが、それ以外の情報工学科学生は，必修です．間違い
のないように注意してください．
前関連科目：コンピュータ・ネットワークI、後関連科目：情報伝送工学
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
1.エンタープライズにおけるネットワーキング（2回） |
1.エンタープライズネットワーク要件を説明できる。
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| 2週 |
1.エンタープライズにおけるネットワーキング（2回） |
1.エンタープライズネットワーク要件を説明できる。
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| 3週 |
2.エンタープライズネットワークインフラストラクチャ（2回） |
2.必要なネットワーク構成機器を識別できる。
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| 4週 |
2.エンタープライズネットワークインフラストラクチャ（2回）4.エンタープライズネットワークおけるアドレッシング（1回） |
2.必要なネットワーク構成機器を識別できる。
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| 5週 |
3.エンタープライズネットワークおけるスイッチング（2回） |
3.スイッチを使ったネットワークの設定ができる．
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| 6週 |
3.エンタープライズネットワークおけるスイッチング（2回） |
3.スイッチを使ったネットワークの設定ができる．
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| 7週 |
4.エンタープライズネットワークおけるアドレッシング（1回） |
4.VLSMを使ったネットワーク設計ができる．
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| 8週 |
前期中間試験:実施する |
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| 2ndQ |
| 9週 |
5.ディスタンスベクタープロトコルによるルーティング（2回） |
5.ルータの基本的な設定とRIPv2のネットワークを作れる．
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| 10週 |
5.ディスタンスベクタープロトコルによるルーティング（2回） |
5.ルータの基本的な設定とRIPv2のネットワークを作れる．
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| 11週 |
6.リンクステートプロトコルによるルーティング（2回） |
6.リンクステートプロトコルによるネットワークを構築できる．
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| 12週 |
6.リンクステートプロトコルによるルーティング（2回） |
6.リンクステートプロトコルによるネットワークを構築できる．
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| 13週 |
7.エンタープライズＷＡＮリンクの実装（1回） |
7.WANリンクに必要な構成要件を説明できる．
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| 14週 |
8.アクセスコントロールリストによるトラフィックフィルタリング（1回） |
8.ＡＣＬを適切に設定できる。
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| 15週 |
9.エンタープライズネットワークにおけるトラブルシューティング（1回） |
9.複雑なネットワークのトラブルシューティングの手法を説明できる。
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| 16週 |
前期期末試験:実施する |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
10.ネットワーク設計の概念について（1回） |
10.3階層のネットワーク設計モデルについて説明できる．
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| 2週 |
11.IPv6の基礎（1回） |
11.IPv6アドレスの各種類について説明できる。
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| 3週 |
12.ルータの基本操作（2回） |
12.ＩＯＳの各種コマンド操作ができる．
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| 4週 |
12.ルータの基本操作（2回） |
12.ＩＯＳの各種コマンド操作ができる．
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| 5週 |
13.IPv6の基本的な設定（1回） |
13.IPv6ネットワーク構築のためのルータ基本設定ができる。
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| 6週 |
14.スタティックルートの設定（1回） |
14.ネットワークトポロジーから適切なルート設定ができる。
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| 7週 |
15.デフォルトルートの設定（1回） |
15.ディフォルトルートの概念にそったネットワーク設定ができる。
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| 8週 |
後期中間試験:実施する |
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| 4thQ |
| 9週 |
16.RIPngの設定（1回） |
16.RIPngを適切に設定できる。
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| 10週 |
17.RIPngのデフォルトルートの伝搬(1回) |
17.RIPngでデフォルトルート情報を伝搬する設定ができる。
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| 11週 |
18.OSPFv3の設定(1回) |
18.OSPFv3プロトコルを適切に設定できる。
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| 12週 |
19.OSPFv3デフォルトルートの伝搬(1回) |
19.OSPFv3プロトコルでデフォルトルート情報を伝搬させる設定ができる。
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| 13週 |
20.IPv6活用(1回) |
20.IPv6overIPv4トンネリングの設定ができる。
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| 14週 |
21.IPv6セキュリティ(2回) |
21.IPv6ACLの設定ができる。
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| 15週 |
21.IPv6セキュリティ(2回) |
21.IPv6ACLの設定ができる。
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| 16週 |
後期期末試験:実施する |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 3 | 後15 |
| プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 3 | 後15 |
| ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 3 | 前1,前2,後1 |
| インターネットの概念を説明できる。 | 3 | 前1,前2,前5,前6 |
| TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 3 | |
| ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6 |
| 無線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 3 | 前13 |
| 有線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7 |
| 基本的なルーティング技術について説明できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 80 | 0 | 80 |
| 専門的能力 | 80 | 0 | 80 |