到達目標
1) 海外の学生、技術者、研究者などに自分の意見や自分の専門分野について伝えることができ、また、海外の学生、技術者、研究者とのコミュニケーションを通じて、多様性の理解と尊重また、日本との技術者教育、文化、習慣の違いを理解し、研修で得られた成果を中心に報告書にまとめることができる。
(2) 海外研修で得た、異文化理解や自分の専門分野に関する見聞または議論の成果、および、海外で体験した内容をまとめ、報告会などにおいて他者に説明することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 海外の人に自分の意見や専門分野に関することを伝えることができ、また、研修で得られた成果と文化の違いについて効果的に分かりやすく報告書にまとめることができる。 | 海外の人に自分の意見や専門分野に関することを伝えることができ、また、研修で得られた成果と文化の違いについて報告書に分かりやすくまとめることができる。 | 海外の人に自分の意見や専門分野に関することを伝えることができず、また、研修で得られた成果と文化の違いについて報告書にまとめることができない。 |
評価項目2 | 研修で得た異文化理解、専門分野に関する成果や海外で体験した内容をまとめ、報告会などにおいて他者に効果的に分かりやすく説明することができる。 | 研修で得た異文化理解、専門分野に関する成果や海外で体験した内容をまとめ、報告会などにおいて他者に分かりやすく説明することができる。 | 研修で得た異文化理解、専門分野に関する成果や海外で体験した内容をまとめることができず、報告会などにおいて他者に分かり易く説明することができない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・本科目では、本校が認める海外研修プログラム(本校・高専機構・他高専が提供する海外研修プログラム等)または、学術交流協定校等で実習・研修・発表を行い、英語などの他言語によるコミュニケーション能力を身に付ける。
・現代社会において各国・地域が相互依存関係にあり、相互協力が必須であることを想定し、海外の学生との交流や企業訪問及び文化遺産訪問などを通じて、日本語との表現力の相違、文化・慣習・考え方の相違を学び、多様性を備えたグローバルエンジニアとしての視野を広げる。
・報告会において発表を行い、研修内容を他者へ伝える。
授業の進め方・方法:
・海外において、研修にかかる実日数が5日以上、30時間以上の研修を実際に行う。
・本科目を履修した学生は、本研修で得られた成果等を報告書としてまとめ、1) 海外研修成果報告書、2) 日報、3) 本校書式の評価票を提出、および、報告会で発表を行う。
評価は、ポートフォリオ60%、発表40%で評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
・本科目は1〜5学年で履修可能である。
・5学年が本科目を履修する場合は、成績認定会議までに報告会を終了できるプログラムが単位認定の対象となる。
・「海外異文化理解研修I」(1単位)を修得した後に「海外異文化理解研修II」(1単位)を履修できる。なお、研修にかかる実日数を満たす場合は,同時に履修できる。
・1回の海外研修で,本科目と学外実習I、または、学外実習IIを同時に履修することはできない。
・学内ガイダンス前に「履修届」を提出すること。
・該当する海外研修プログラムの開催時期により募集期間が異なるため、各海外研修プログラムの募集案内をよく確認すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
本科目の意義と目的を理解できる。
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2週 |
事前研修1 |
海外で研修するための基礎的な英会話や、当地の文化等を事前に学び、研修の意義や役割について理解できる。
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3週 |
事前研修2 |
研修中の注意事項などに関する事前教育について理解し、渡航前の準備を行うことができる。
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4週 |
海外研修 |
本校が認める海外研修プログラムまたは学術交流協定校等において研修にかかる5日以上、30時間以上の研修・実習・発表を行い、以下の到達目標を達成することができる。 (1) 自分の意見や自分の専門分野についての説明を言葉などを通じて、海外の学生、技術者、研究者などに伝えることができる。 (2) 海外の学生、技術者、研究者との交流を通じて、多様性の理解と尊重また、日本との技術者教育、文化、習慣の違いが理解できる。
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5週 |
事後研修 |
報告書をまとめる、および、英語または他言語でのプレゼンテーションの準備ができる。
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6週 |
報告会 |
本研修で得られた成果をまとめ、1) 海外研修報告書、2) 日報、3) 本校書式の評価票を提出し、報告会において報告を通じて他者に説明することができる。
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7週 |
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8週 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 40 | 0 | 0 | 60 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 20 | 0 | 40 |
専門的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 20 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 20 | 0 | 30 |