概要:
英語構文用のテキストを用いて、英語検定準2級レベルの英語力を身に付けるために必要とされる基本的な英語構文を学習する。
また、演習問題を通してその定着を図る。
これらのことにより、論理的な英文の組み立てや表現力を養い、読解力の向上を図る。
学習した英語構文を用いて基礎的なコミュニケーション能力を養う。
授業の進め方・方法:
テキストを中心に授業を行うが、適宜自主教材も利用する。授業では各項目の説明、問題演習を行う。また授業の最初に前回の内容についての小テストを毎回実施する。
1）本授業の合否判定で用いる成績評価は、定期試験の平均を70%、小テストの平均を30％とし、その合計点とする。
○「英語」の評価方法について
・習熟度別授業の成績と本授業の成績の平均点に0.8を乗じて、それに英語検定準2級の結果による評価点（合格者：20点、 １次合格までの合格者：17点、1次試験不合格で正答数39以上の者：14点、 正答数27以上38以下の者：10点、 正答数26以下の者：0点）を加える。ただし、新たに英検準2級を受験した場合には、その判定点は、合格〔2級以上合格も含む〕：20点、1次合格：17点、1次不合格でＣＳＥスコア1200以上：14点、ＣＳＥスコア1000～1199：10点、ＣＳＥスコア999以下：0点、とするが、合否判定用成績算出には昨年度の判定点と比べて高い方の判定点を採用する。このように算出した点数を「英語」の成績としこの点数により合否判定を行う。６０点以上で合格である。最終評価は合否判定点と同じである。
○「英語」の再試験について
・「英語」の評価で合格点に達しなかったものを対象に再試験を実施するが、実施者は習熟度別授業の担当教員である。（詳細は習熟度別授業のシラバスに記載。）
・前関関連科目：英語（2年） ・後関連科目：英語（4年）
注意点:
英語構文の知識は、英文を書く際に有効なだけでなく、英文を的確に読んでいく上でも重要なものである。授業後には、特に各項目で例文として使われている英文を何度も繰り返し音読して、定着を図ってもらいたい。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
ガイダンス
第1章 It 中心の構文 （１）
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It is ~ to ... の構文の構造と意味を理解できる。
It is ~ that ... の構文の構造と意味を理解できる。
It seems that ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 2週 |
第1章 It 中心の構文 （２） |
It takes A ~ to ... の構文の構造と意味を理解できる。
It is said that ~ の構文の構造と意味を理解できる。
think it ~ to ... の構文の構造と意味を理解できる。
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| 3週 |
第２章 不定詞を含む構文（１）
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have something to do with ~ の構文の構造と意味を理解できる。
be to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
how [what, when, where etc.] to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 4週 |
第２章 不定詞を含む構文（２）
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seem to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
want O to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
see + O + 原型不定詞 の構文の構造と意味を理解できる。
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| 5週 |
第２章 不定詞を含む構文（３） |
make + O + 原型不定詞 の構文の構造と意味を理解できる。
happy to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
in order to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 6週 |
第２章 不定詞を含む構文（４） |
enough to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
too ~ to ...の構文の構造と意味を理解できる。
to tell the truth の構文の構造と意味を理解できる。
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| 7週 |
第３章 分詞を含む構文（１）
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S+V+C(分詞) の構文の構造と意味を理解できる。
S+V+O+C（現在分詞）の構文の構造と意味を理解できる。
S+V+O+C(過去分詞）の構文の構造と意味を理解できる。
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| 8週 |
前期中間試験:実施する |
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| 2ndQ |
| 9週 |
第３章 分詞を含む構文（２） |
Jim drove his car enjoying ...(分詞構文)の構文の構造と意味を理解できる。
Having spent ~,I ...（完了形の分詞構文）の構文の構造と意味を理解できる。
(Being) told the news, ...(過去分詞の分詞構文）の構文の構造と意味を理解できる。
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| 10週 |
第３章 分詞を含む構文（３） |
Generally speakingの構文の構造と意味を理解できる。
with + O + ~ing の構文の構造と意味を理解できる。
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| 11週 |
第４章 動名詞を含む構文（１） |
remember ~ing の構文の構造と意味を理解できる。
my doing (動名詞の意味上の主語）の構文の構造と意味を理解できる。
in ~ing の構文の構造と意味を理解できる。
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| 12週 |
第４章 動名詞を含む構文（２） |
be used [accustomed ] to ~ ing の構文の構造と意味を理解できる。
prevent A from ~ing の構文の構造と意味を理解できる。
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| 13週 |
第５章 関係詞を含む構文（１） |
前置詞＋関係代名詞 の構文の構造と意味を理解できる。
関係詞の継続用法 の構造と意味を理解できる。
what is called の構文の構造と意味を理解できる。
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| 14週 |
第５章 関係詞を含む構文（２） |
the same ~ as ... の構文の構造と意味を理解できる。
This is why ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 15週 |
第５章 否定構文（１） |
not ~ all(部分否定) の構文の構造と意味を理解できる。
not A but B の構文の構造と意味を理解できる。
far from ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 16週 |
前期期末試験:実施する |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
第６章 否定構文（２） |
never fail to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
cannot help ~ing の構文の構造と意味を理解できる。
not ~ until ... の構文の構造と意味を理解できる。
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| 2週 |
第６章 助動詞を含む構文（１） |
の構文の構造と意味を理解できる。
used to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
would rather A than B の構文の構造と意味を理解できる。
had better ~ の構文の構造と意味を理解できる。
only have to ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 3週 |
第７章 助動詞を含む構文（２）
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may as well ~ の構文の構造と意味を理解できる。
must have + 過去分詞 ~ の構文の構造と意味を理解できる。
should have + 過去分詞 ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 4週 |
第７章 仮定法を用いた構文（１）
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仮定法過去 の構文の構造と意味を理解できる。
仮定法過去完了 の構文の構造と意味を理解できる。
I wish I were ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 5週 |
第８章 仮定法を用いた構文（２） |
as if ~ were の構文の構造と意味を理解できる。
suggest that A ~ の構文の構造と意味を理解できる。
If it were not for ~の構文の構造と意味を理解できる。
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| 6週 |
第８章 仮定法を用いた構文（３） |
Without ~ (仮定法) の構文の構造と意味を理解できる。
条件を語句で表す構文の構造と意味を理解できる。
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| 7週 |
第９章 接続詞を含む構文（１） |
命令文＋ and ~ の構文の構造と意味を理解できる。
so ~ that ... の構文の構造と意味を理解できる。
either A or B の構文の構造と意味を理解できる。
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| 8週 |
後期中間試験:実施する |
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| 4thQ |
| 9週 |
第９章 接続詞を含む構文（２） |
not only A but also B の構文の構造と意味を理解できる。
The fact is that ~ の構文の構造と意味を理解できる。
so that A can ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 10週 |
第９章 接続詞を含む構文（３） |
in case ~ の構文の構造と意味を理解できる。
as soon as ~ の構文の構造と意味を理解できる。
as far as ~ の構文の構造と意味を理解できる。
every time ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 11週 |
第10章 比較構文（１）
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as ~ as ... の構文の構造と意味を理解できる。
x times as ~ as ... の構文の構造と意味を理解できる。
as ~ as one can の構文の構造と意味を理解できる。
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| 12週 |
第10章 比較構文（２） |
not so much A as B の構文の構造と意味を理解できる。
最上級に近い内容を表す比較構文の構造と意味を理解できる。
no more than ~ の構文の構造と意味を理解できる。
the +比較級~, the ＋比較級 の構文の構造と意味を理解できる。
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| 13週 |
第11章 譲歩構文 |
even if ~ の構文の構造と意味を理解できる。
whether A or B の構文の構造と意味を理解できる。
no matter what [who,which,etc.] ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 14週 |
第12章 無生物主語を含む構文 |
無生物主語 の構文の構造と意味を理解できる。
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| 15週 |
第13章 間接疑問・同格 |
I wonder why[what, how, etc.] ~ の構文の構造と意味を理解できる。
the fact that ~ の構文の構造と意味を理解できる。
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| 16週 |
後期期末試験:実施する |
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| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
| 明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
| 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
| 中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
| 英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
| 日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
| 説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
| 平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
| 日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
| 母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
| 実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
| 英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
| 英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
| 英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | |
| 母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
| 関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 3 | |
| 関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | |
| 関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
| 英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | |
| 実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | |