英語演習B

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 英語演習B
科目番号 0053 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学分野 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 <教科書>
①『高校トレーニングα英文法』(受験研究社)
②『新TOEIC TEST 出る順で学ぶ ボキャブラリー990 』(講談社);
③その他Eラーニング教材、配布物
<参考書>
①TOEIC公式問題集(ETS)
担当教員 菅原 崇

到達目標

高専では4年次に進学、就職それぞれの将来に向け本格的に対策を取ることが通例である。特に英語に関しては、編入学試験、就職活動において応募者の実力を測る尺度としてTOEICテスト(Listening and Reading)が現在主流となっている。そこで、3~4年次の2年間という長期的なスコアアップ計画の中で、3年次ではそのファーストステップして、以下2点を到達目標とする。
1.TOEICの必須語彙を理解することができる。
2.短文リスニング・リーディング問題を基本的な英文法知識を用いて正答することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1リスニングにおいて、英文の内容を十全に理解できる。リスニングにおいて、ある程度英文の内容を理解できる。リスニングにおいて、概要さえ理解できない。
評価項目2リーディングにおいて、英文の内容を十全に理解できる。リーディングにおいて、ある程度英文の内容を理解できる。リーディングにおいて、概要さえ理解できない。
評価項目3TOEICに必要な英単語・熟語十全に理解できる。TOEICに必要な英単語・熟語をある程度理解できる。TOEICに必要な英単語・熟語を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
・TOEICテストにおいてスコアを100点アップさせるためには200~300時間の学習時間を要する。4年次に「公開TOEICやTOEIC-IPを定期的に受験する」「本番を意識した模試を繰り返し行う」などの本格的なTOEIC対策を行うため、3年次となる本授業では、より前提的で基礎的なTOEIC必須語彙の獲得、基本的な英文法の復習とそれを用いたTOEIC短文リスニング・リーディング問題の効率的な正答方法を身に着ける。
授業の進め方・方法:
○本授業では、TOEICテストと同形式の模試を「解答」→「採点し自己の実力を客観視」→「各問題で不正解であった問題、理解が不十分であったパートを把握、克服する」という一連の作業を繰り返す。その中で高校英文法の復習、TOEICの基本的な解法の把握を行うとともに、TOEIC必須単語・熟語を家庭学習で記憶してきたかを試す「単語テスト」を実施する。
・本授業における各学期ごとの成績対象項目は下記のとおりである。
 前期中間:単語テスト(001-100)+TOEIC小テスト(40問)+単語テスト(101-200)
 前期期末:単語テスト(201-300)+TOEIC小テスト(40問)+単語テスト(301-400)+前期提出課題
 後期中間:単語テスト(401-500)+TOEIC小テスト(40問)+単語テスト(501-600)
 後期期末:単語テスト(601-700)+TOEIC小テスト(40問)+単語テスト(701-800)+後期提出課題
・本授業は、「単語テスト」:「TOEIC小テスト」:「課題」=50%:25%:25%の割合で評価する。

○提出課題について
「完遂・未完遂」で評価する。提出締切は前期第15回授業、後期第12回授業とする。特別な理由があり、それを証明できる場合は、締切を過ぎての提出を認める。特別な理由がない場合、提出締切1週間以内の提出は上限75%、2週間以内の提出は50%、それ以降は0%で扱う。                     

○3年「英語演習B」単語リカバリーテストについて
・3年「英語演習B」では、年間行事予定に記載されているような、成績評価全体を上限60点とする学期末・学年末再試験は実施しない。
・代替として「合格レベルに達している」か否かを学生自身が即座に把握できるよう、「単語テスト」と同範囲の「単語リカバリーテスト」を実施する。
・「単語リカバリ―テスト」は原則、各範囲「単語テスト」実施の翌週に行う。
・対象者は「単語テスト」にて70%未満であった者である(ただし前期15回分・後期第15回分については後述の通り例外)。
・対象者が「単語リカバリーテスト」を受験し、「単語テスト」より得点が高ければ、そちらを「英語演習B」の成績評価の一部として置き換える。
・前期分の成績評価要素がすべて出そろう前期第15回授業後、加えて学年末分の成績評価要素がすべて出そろう後期第15回授業終了後は、前期・学年末分の成績評価全体で60%未満である者を対象として、前期第15回授業・後期第15回授業「単語テスト」対応の「単語リカバリーテスト」を実施する。
・それでも「英語演習B」成績評価全体が60%未満であった場合には、前期であれば前期実施範囲全て、後期であれば後期実施範囲全てを対象とする「単語リカバリーテスト」を実施する。
・「英語演習B」は、「単語テスト」「翌週の単語リカバリーテスト」「学期末の単語リカバリーテスト」の3つを1セットを、本試験・学期末再試験・学年末再試験の代替とし、原則それ以上の単語範囲の試験は実施しない。
・「単語テスト」「翌週の単語リカバリーテスト」「学期末の単語リカバリーテスト」を正当な理由なく受験しなかった者に対して、別日を設けそれ以上の受験の機会を与えることはしない。
・「TOEIC小テスト」「課題」で「リカバリーテスト」や再試験は実施しない。

○3年「英語」全体の成績算出方法について
・「総合英語B」「英語演習B」それぞれの達成度(パーセンテージ)を合算し2で割ったものを3年「英語」全体の成績とする。60%以上で合格である。

○3年「英語」の再試験について
・3年「英語」全体で合格点に達しておらず、別科目「総合英語B」にて60%未満であった場合には、「総合英語B」の再試験を受験しなければならない。一方、「英語演習B」は上記「単語リカバリーテスト」をその代替とし、再試験は実施しない。 
・ 再試験(並びに「単語リカバリーテスト」)を含む「総合英語B」「英語演習B」それぞれの達成度(パーセンテージ)を合算し、2で割った際に60%以上であれば「再試合格」とする。上限は60%である。

○前期関連科目:2年英語、後期関連科目:4年英語演習C
注意点:
・毎時間、自身のパソコンを持参すること(TOEIC模擬試験の問題表示、単語テスト回答、TOEIC小テスト回答、などに利用する)。
・すべての単語テスト(リカバリーテスト含む)、TOEIC小テストにおいて、指定した物品以外の持ち込みを禁ずる。違反の場合には「不正行為」と判断する。
・同テスト時、パソコンなどで教員が指定したもの以外のファイル・URLを展開・閲覧していた場合は「不正行為」と判断する。
・成績評価につながる項目で不正行為があった場合は、不正のあった項目を0点とする。
・「単語テスト」のため、家庭での単語学習は必須である。
・各模試後に不正解であった問題を中心に復習すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(本授業並びにTOEICについて)
TOEICテストの全容を理解する。
TOEICで問われる基本的な学習項目を理解する。
2週 TOEIC模擬試験1(前半)
本番に準じたTOEIC模試前半(リスニングパート・リーディングパート前半)を解答する。
3週 TOEIC模擬試験1(後半)
採点、換算点算出
本番に準じたTOEI模試後半(リーディングパート後半)を解答する。
結果を採点し、自身の実力を客観視する。
4週 単語テスト(1-100) 家庭学習で記憶できた / できなかった表現を把握する。
5週 英文法復習1
高校英文法を復習する。
6週 英文法復習2 高校英文法を復習する。
7週 TOEIC小テスト+単語テスト(101-200) ここまでの学習内容を確認する。
家庭学習で記憶できた / できなかった表現を把握する。
8週 四半期学習内容振り返り
自身の学習成果を把握する。
2ndQ
9週
英文法復習3
高校英文法を復習する。
10週 TOEIC模擬試験2(前半) 本番に準じたTOEIC模試前半(リスニングパート・リーディングパート前半)を解答する。
11週 TOEIC模擬試験2(後半)
採点, 換算点産出
本番に準じたTOEIC模試後半(リーディングパート後半)を解答する。
結果を採点し、自身の実力を客観視する。
12週 単語テスト(201-300)
家庭学習で記憶できた / できなかった表現を把握する。
高校英文法を復習する。
13週 英文法復習4 高校英文法を復習する。
14週 英文法復習5
高校英文法を復習する。
15週 前期課題提出
TOEIC小テスト+単語テスト(301-400)
前期の課題を提出する。
前期の学習内容を確認
16週 前期期末試験:実施しない
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 後期の学習内容について確認
2週 TOEIC模擬試験3(前半) 本番に準じたTOEIC模試前半(リスニングパート・リーディングパート前半)を解答する。
3週 TOEIC模擬試験3(後半)
採点, 換算点産出
本番に準じたTOEIC模試後半(リーディングパート後半)を解答する。
結果を採点し、自身の実力を客観視する。
4週 単語テスト(401-500) 家庭学習で記憶できた / できなかった表現を把握する。
5週 後期課題実施1 後期の課題に取り組む。
6週 後期課題実施2 後期の課題に取り組む。
7週 TOEIC小テスト+単語テスト(501-600) ここまでの学習内容を確認
8週 四半期学習内容振り返り 自身の学習成果を把握する。
4thQ
9週 TOEIC模擬試験4(前半) 本番に準じたTOEIC模試前半(リスニングパート・リーディングパート前半)を解答する。
10週 TOEIC模擬試験4(後半) 本番に準じたTOEI模試後半(リーディングパート後半)を解答する。
結果を採点し、自身の実力を客観視する。
11週 後期課題実施 後期の課題に取り組む。
12週 単語テスト(601-700)
後期課題提出
家庭学習で記憶できた / できなかった表現を把握する。
模試にて理解が不十分であったリスニングパート問題を復習する。
後期の課題を提出する。
13週 後期学習内容復習 後期の学習内容を復習
14週 後期学習内容復習 後期の学習内容を復習
15週 TOEIC小テスト+単語テスト(701-800) 後期の学習内容を確認
16週 後期期末試験:実施しない

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。3
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。3
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。3
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。3
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。3
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。3
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
自分の専門分野などの予備知識のある事柄や関心のあるトピックについて、話の展開や話者の意図に注意しながら必要な情報を聞き取り、概要や要点を把握できる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、意見や主張を適切な理由や根拠とともに伝える複数の段落を書くことができる。3
自分の専門分野に関する口頭発表などを念頭に置き、関心のあるトピックについて、平易な英語でのプレゼンテーションや内容に関する簡単な質疑応答のやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3

評価割合

単語テストTOEIC小テスト提出課題合計
総合評価割合502525100
成績割合502525100