コンピュータネットワーク

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 コンピュータネットワーク
科目番号 0056 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学分野 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:改訂5版 TCP/IPネットワーク ステップアップラーニング (三輪賢一著,技術評論社)
担当教員 鈴木 未央

到達目標

スイッチの基本動作をハブの動作やルータの動作と比較して説明することができる
固定長サブネットマスク,可変長サブネットマスクに基づいてサブネットを設計することができる
実際のスイッチ,ルータの設定を行うことができる
ルーティングプロトコルについて理解し,スタティックルーティング,RIPv2について説明できる
無線LANの仕組みと規格を説明できる
スイッチやルータのセキュリティに関して説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ARP,CSMA/CD,コリジョンドメイン,ブロードキャスト,フラッディングなどの概念,用語を用いて,スイッチの基本動作をハブの動作やルータの動作と比較して説明することができるスイッチの基本動作をハブの動作やルータの動作と比較して説明することができるスイッチの基本動作をハブの動作やルータの動作と比較して説明することができない
評価項目2与えられたネットワークリソースから,最適なサブネットを設計することができる固定長サブネットマスク,可変長サブネットマスクに基づいてサブネットを設計することができる固定長サブネットマスク,可変長サブネットマスクに基づいてサブネットを設計することができない
評価項目3ネットワーク構成に応じて,スイッチ,ルータに設定を行うことができる実際のスイッチ,ルータの設定を行うことができる実際のスイッチ,ルータの設定を行うことができない
評価項目4ルーティングプロトコルについて理解し,スタティックルーティング,RIPv2の設定ができるルーティングプロトコルについて理解し,スタティックルーティング,RIPv2について説明できるルーティングプロトコルについて理解できない,スタティックルーティング,RIPv2について説明できない
評価項目5無線LANの仕組み、規格に加えて,セキュリティや暗号化について説明できる無線LANの仕組みと規格を説明できる無線LANの仕組みと規格を説明できない
評価項目6スイッチやルータのセキュリティに関して理解し,適切な設定を行うことができるスイッチやルータのセキュリティに関して説明できるスイッチやルータのセキュリティに関して説明できない

学科の到達目標項目との関係

ディプロマ・ポリシー B 説明 閉じる
ディプロマ・ポリシー C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では,インターネット技術者たる基本的な要件を身に付けることを目標とします.
すなわちネットワーク管理に要求されるセキュリティや技術者倫理に関する基本的知識,ネットワークメディアについての知識,OSI参照モデル,TCP/IP,ネットワークアドレスとサブネット等の基本について理解した上で,LANの設計やトラブルシューティングが行える能力を修得します.
授業の進め方・方法:
(1)授業の方法
・moodleに自習用のWBT教材を用意します.
・moodleで演習問題を出題します.・前期中間試験後は実機による実習を演習問題として出題します
・前期中間試験と前期期末試験を実施します
・前関連科目:2年 情報数学Ⅰ
・後関連科目:4年 情報工学実験Ⅰ

(2)成績評価
・成績評価:シラバスに定める評価割合に基づき100点法で評点を算出し,「学業成績の試験・評価に関する内規」に従い,60点以上を合格とする
 ・「試験」は前期中間試験と前期期末試験の平均点の60%,「ポートフォリオ」は演習問題の評価点の40%です
・課題提出期限:演習問題は出題された回の次の授業までに提出してください(授業変更等により次の授業までの日数が短くなる場合は適宜,期限を伝えます)
・期限超過時:演習問題は受理し採点しますが,得点は上限点(満点に対して70%)までとします
・中間評価(8週目終了時):評価割合に準ずる
・提出課題等の注意事項:学修単位科目のため,事前・事後学習として課したポートフォリオを必ず提出すること
・再試験評価:
 ・再試合否:定期試験の得点が60点未満だった範囲について再試験を行います.再試験の結果が60点以上を合格とし,評点を60点とする
注意点:
・事前に行う準備学習:講義の冒頭で予習・復習内容を説明します.
・10進数、2進数、16進数の基数変換や電気,電子回路についての初歩的な知識を前提とします
・ネットワーク技術者は社会でますます必要とされています.授業を通して基本をしっかりと学んでください.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 インターネットとは ネットワークが社会的なインフラであることを説明できる.レイヤ1-7について説明できる
2週 フレームについて レイヤ1,レイヤ2の機器の区別ができる.MACアドレス,CSMA/CD,コリジョンドメイン,ブロードキャストドメインを説明できる
3週 スイッチの動作について スイッチに入力されたフレームの処理を説明できる
4週 IPアドレスについて IPアドレスのネットワーク部とホスト部,クラスフルIPアドレス,クラスレスIPアドレスについて説明できる
5週 サブネットの設計(固定長) サブネットについて理解し,固定長サブネットの設計ができる
6週 サブネットの設計(可変長) 可変長サブネットマスクについて理解し,説明できる
7週 ルーティング パケットが宛先IPアドレスに到達する仕組みが説明できる
8週 前期中間試験:実施する
2ndQ
9週 スイッチ、ルータの設定(基本設定1) ネットワーク図に基づいてネットワーク機器を適切に接続(物理的に)できる.スイッチ,ルータの基本設定ができる
10週 スイッチ、ルータの設定(基本設定2) シリアル接続をしてターミナルソフトでスイッチ,ルータに接続できる.
インタフェース情報を表示し状況を読み取ることができる
11週 スイッチ、ルータの設定(基本設定3) スイッチ,ルータの設定モードについて理解し,設定,修正,削除が行える
12週 ルーティングについて ルーティングプロトコルについて説明できる
13週 ルータの設定 ルータでスタティックルーティングについて理解し,ルータで設定する方法を説明できる
14週 ルータの設定 ルータでダイナミックルーティングについて理解し RIPv2の設定方法を説明できる
15週 無線LAN 無線LANについての規格,暗号化について理解し,説明できる
16週 前期期末試験:実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
専門的能力60000400100