| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 電流周辺の磁場の基本的な計算公式を,電磁気学の基本法則から導出できる. | 基本的な公式を用いて,電流周辺の磁場の値を向きも含めて求められる. | 基本的な公式を用いて,電流周辺の磁場の値をおおむね求められない. |
評価項目2 | 電磁誘導が関わる簡単な電気回路での電流を,電磁誘導に基づいて求めることができる. | ローレンツ力や誘導起電力を向きも含めて値を求めることができる. | ローレンツ力や誘導起電力を公式を用いて,値をおおむね求められない. |
評価項目3 | 微積分を用いて力学,熱力学の問題を解くことができ,その現象を説明できる. | 微積分を用いて力学,熱力学の基本的な問題を解くことができる. | 微積分を用いて力学,熱力学の問題を解くことができない.
微分方程式として運動方程式をおおむね立てられない. |
評価項目4 | 簡単な立体の慣性モーメントの公式を積分を用いて導出できる.
回転運動方程式を立式し,解き,角加速度を求められる.
物理学の発展とその歴史について説明できる. | 簡単な立体の慣性モーメントの値を求められる.
回転運動方程式を立式し,解き,角加速度を求められる.
物理学の発展とその歴史について答えることができる. | 回転に関する物理量の値を,定義式からおおむね求められない.
回転運動方程式を解き,角加速度を求められない.
物理学の発展とその歴史について答えることができない. |
評価項目5 | 基礎的な量子現象について,粒子と波動の二重性を用いて数値的に解析できる. | 基礎的な量子現象について,粒子と波動の二重性を用いて定性的な説明ができる. | 古典論と量子論の違いについて,定性的な説明ができない. |