情報工学実験I

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 情報工学実験I
科目番号 0086 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学分野 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 各テーマごとにプリント配布及びWebページにて指示
担当教員 林 裕樹,土江田 織枝,シラー アレックス

到達目標

・プロジェクトチームでメンバー同士が協力して、レーザカッター,3Dプリンタ,PICで構成したライントレースカーを作成できる。
・OpenSource(HTML5 Canvas, WebSocket)を利用した組込み系Webアプリケーションを作ることができる。
・モーションキャプチャによるデータを利用し、コンテンツの作成ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1チームのメンバーと協力し、計画的に車体、電子回路、プログラム、マスコットキャラクターを作成し、ライントレースカーを完成させることができる。チームのメンバーと協力し、車体、電子回路、プログラム、マスコットキャラクターなどを作成し、ライントレースカーを完成させることができる。チームのメンバーと協力し、車体、電子回路、プログラム、マスコットキャラクターの作成が行なえず、ライントレースカーを完成させることができない。
評価項目2Webアプリケーションを作成し2輪走行ロボットを任意の操作でコントロールできる。Webアプリケーションを作成し2輪走行ロボットを決められた操作でコントロールできる。Webアプリケーションを作成できず2輪走行ロボットを決められた操作でコントロールできない。
評価項目3モーションキャプチャシステムと3次元モデラを活用し、キャプチャしたモーションデータと複数のモデルを用いた3次元CGアニメーションをチームで作成できる。モーションキャプチャシステムと3次元モデラの操作を把握し、キャプチャしたモーションデータを用いた3次元CGアニメーションをチームで作成できる。モーションキャプチャシステムや3次元モデラの操作を把握できず、3次元CGアニメーションを作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E 説明 閉じる
JABEE d-2 説明 閉じる
JABEE d-3 説明 閉じる
JABEE i 説明 閉じる

教育方法等

概要:
オムニバス形式で数人のグループ毎に実施し、各テーマ毎に決められた成果を出す。答えが一つではない問題に対してチームワークで協力し問題解決に挑む。テーマは、組込み系システムの製作、組込み系Webアプリケーション、モーションキャプチャリングの3つについて行う。

※この科目は企業でコンピュータ関連システムの開発に携わっていた教員が、その経験を活かし,組込み系システムの開発についての授業を行う。
授業の進め方・方法:
オムニバス形式で数人のグループ毎に実施し、各テーマ毎に決められた成果を出す。
テーマは、組込み系システムの製作、組込み系Webアプリケーション、モーションを使ったコンテンツ作成の3つについて行う。
評価はテーマ毎に100点満点で行い、全テーマの評価を平均したものが60点以上である場合に合格とする。
事前に行う準備学習:講義の冒頭で予習・復習内容を説明する。
注意点:
協働の精神でそれぞれが能力を発揮し協力して一つの成果を出すこと。
個人だけで担当部分の作業を終えるのではなく、コミュニケーションをとり他へのサポートを行いまた他からのサポートを受けることで問題を解決して行くこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 開発に必要な工程を理解できる。
開発の計画表とWBSを作成できる。
2週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 開発に必要な環境を整え使い方を理解できる。
開発に必要な部品の確認ができる。
3週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 プログラム開発、車体フレームの設計、電子回路の作製、マスコットの設計などの作業内容を理解し作業を進めることができる。
4週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 プログラム開発、車体フレームの設計、電子回路の作製、マスコットの設計などの作業内容を理解し作業を進めることができる。
5週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 プログラム開発、車体フレームの設計、電子回路の作製、マスコットの設計などの作業内容を理解し作業を進めることができる。
6週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 プログラム開発、車体作製、マスコットの作製などの作業内容を理解し作業を進めることができる。
7週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 プログラム開発、車体作製、マスコットの作製などの作業内容を理解し作業を進めることができる。
8週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 コースにより試行を繰り返し、動作の調整を行いライントレースカーを完成できる。
2ndQ
9週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 コースにより試行を繰り返し、動作の調整を行いライントレースカーを完成できる。
10週 プロジェクト開発による組み込み系システムの製作 ライントレースカーの開発報告書の作成ができる。
11週 HTML5 Canvasを用いたWebアプリケーションの作成1 HTML5 Canvasを使ってプラットフォームによらないアプリケーションプログラムの作成ができる。
12週 HTML5 Canvasを用いたWebアプリケーションプログラムの作成2 Webブラウザで動作する画像処理アプリケーションを作ることができる。
13週 組込みコンピュータ1(mbed,WallBot)のプログラミング 組込みコンピュータを利用してセンサやアクチュエータ(モータ)の制御ができる。
14週 組込みコンピュータ1(mbed,WallBot)のプログラミング 組込みコンピュータを利用してセンサやアクチュエータ(モータ)の制御ができる。
15週 組込みコンピュータ2(mbed,WallBot)のプログラミング 組込みコンピュータをネットワークに接続してネットワークを利用したプログラミングができる。
16週 前期期末試験 実施しない
後期
3rdQ
1週 組込みコンピュータ2(mbed,WallBot)のプログラミング 組込みコンピュータをネットワークに接続してネットワークを利用したプログラミングができる。
2週 組込みコンピュータを制御するWebアプリケーションの作成1 組込みコンピュータを制御するWebアプリケーションを作成できる。
3週 組込みコンピュータを制御するWebアプリケーションの作成2 組込みコンピュータを制御するWebアプリケーションを作成できる。
4週 組込みコンピュータを制御するWebアプリケーションの作成3 jQueryを使ってWebアプリケーションをタブレットでも使いやすくすることができる。
5週 組込みコンピュータを制御するWebアプリケーションの作成3 jQueryを使ってWebアプリケーションをタブレットでも使いやすくすることができる。
6週 3次元データの性質・操作
3次元モーションキャプチャの仕組み
3次元データの性質を解説できる。
7週 3次元モデラの基本操作 3次元モデラを使って、モデルデータを作成できる。
8週 モーションデータの利用とコンテンツ作成

モデルデータとモーションデータを組み合わせてアニメーション動画を作成できる。
4thQ
9週 モーションデータの利用とコンテンツ作成 モデルデータとモーションデータを組み合わせてアニメーション動画を作成できる。
10週 モーションデータの利用とコンテンツ作成 モデルデータとモーションデータを組み合わせてアニメーション動画を作成できる。
11週 モーションデータの利用とコンテンツ作成 モデルデータとモーションデータを組み合わせてアニメーション動画を作成できる。
12週 モーションデータの利用とコンテンツ作成 モデルデータとモーションデータを組み合わせてアニメーション動画を作成できる。
13週 モーションデータの利用とコンテンツ作成 モデルデータとモーションデータを組み合わせてアニメーション動画を作成できる。
14週 モーションデータの利用とコンテンツ作成 モデルデータとモーションデータを組み合わせてアニメーション動画を作成できる。
15週 モーションデータの利用とコンテンツ作成 モデルデータとモーションデータを組み合わせてアニメーション動画を作成できる。
16週 後期期末試験:実施しない

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野計算機工学要求仕様に従って、標準的なプログラマブルデバイスやマイコンを用いたシステムを構成することができる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7
ハードウェア記述言語など標準的な手法を用いてハードウェアの設計、検証を行うことができる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7
コンピュータシステム分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。4
プロジェクト管理の必要性について説明できる。4
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。4
情報通信ネットワーク主要なサーバの構築方法を説明できる。4
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。4
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。4
基本的なルーティング技術について説明できる。4
基本的なフィルタリング技術について説明できる。4
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。4
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。4
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。4
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7
論理回路などハードウェアを制御するのに最低限必要な電気電子測定ができる。4
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。4
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000