プログラミング言語ⅢA

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 プログラミング言語ⅢA
科目番号 0087 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学分野 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書: 高橋麻奈, やさしいJava第7版. ソフトバンククリエイティブ, 2019. 参考書1: 武藤健志監修, 独習Java新版. 翔泳社, 2019. 参考書2: 井上誠一郎他, パーフェクトJava改定2版. 技術評論社, 2014.
担当教員 天元 宏

到達目標

評価項目1: Javaを用いてデータの入力及び、インタラクティブな操作を行うプログラムの作成ができる。
評価項目2: UMLクラス図の読み書きができる。
評価項目3: プログラムの動作を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Javaを用いてデータの入力及び、インタラクティブな操作を行うプログラムの作成ができる。Javaを用いてデータの入力操作を行うプログラムの作成ができる。Javaを用いてプログラムの作成ができない。
評価項目2UMLクラス図およびインスタンス図の読み書きができる。UMLクラス図の読み書きができる。UML図の読み書きができない。
評価項目3プログラムの動作を正しい日本語(または英語)で開発側向けとユーザー向けにそれぞれ説明できる。プログラムの動作を正しい日本語(または英語)で説明できる。プログラムの動作を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマ・ポリシー D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
Javaを用いて、オブジェクト指向でプログラムを設計し、実装(コーディング)ができ、かつ、その説明文が書けるようになることを目標とする。第3学年までに学習した様々な手続き型プログラミングの技術を基に、現在のソフトウェア開発において必須の知識であるオブジェクト指向型プログラミングの技術を、JavaおよびUML図を通して学習する。キーワード:専門分野
授業の進め方・方法:
(i)授業の方法

本科目を履修するためにはLinux(UNIX)におけるコマンドラインでのファイル操作及び、エディタ操作、C言語の知識が前提となる。特に、C言語の知識は必須であるから、プログラミング言語IIA/Bの内容を十分に復習し、理解しておくこと。レポート課題は10本程度与えるので、各期限までに必ず全て遂行すること。事前に行う準備学習:講義の冒頭で予習・復習内容を説明する。

前関連科目: 3Jプログラミング言語IIA/B
後関連科目: 4Jプログラミング言語IIIB・5J卒業研究

(ii)成績評価

試験による評価を7割、レポートによる評価を3割として合否判定点を算出し、60点合否判定を行う。試験による評価は中間4割、期末6割の割合とする。レポートによる評価は全レポート評価の相加平均とし、全レポートの提出を合格の必要条件とする。合否判定点で不合格となった場合は、全レポートを提出している事を受験条件とした上で、合格点60点で再試験を実施する。レポート評価は個別のレポート課題にて指示された項目を全て満たしていれば100点とするが、不十分な項目がある場合1項目につき-10点とする。

・成績評価: シラバスに定める評価割合に基づき100点法で評点を算出し, 「学業成績の試験・評価に関する内規」に従い, 60点以上を合格とする.
・成績評価の実施条件: レポートが全て提出されていること.
・課題提出期限: 試験期間初日前日
・期限超過時: 受理し評価した上で科目の評点を60点とする.
・中間評価: 評価割合に準ずる.
・提出課題等の注意事項: 学修単位科目のため, 事前・事後学習として課したポートフォリオ(=レポート)を必ず提出すること.
・再試合否: 60点以上を合格とし, 評点を60点とする.
・再試条件: レポートが全て提出されていること.
注意点:
この科目は、第5学年での卒業研究で必須となるプログラミング技術を学ぶ最後のチャンスであるから、特にプログラミングに苦手意識を持っている諸君は、全力で取り組み、ここで遅れを取り戻して欲しい。※本科目は学修単位科目であるため,授業時間相当の自主学習(授業の予習・復習を含む)を行う必要がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 手続き型のCとオブジェクト指向のJavaの違い プログラミングパラダイムの違いを答えられる。
2週 オブジェクト、クラス、インスタンス クラスとインスタンスの違いを答えられる。
3週 オブジェクト、クラス、インスタンス クラスとインスタンスの違いを答えられる。
4週 コンストラクタ、this、文字列型 thisを初期化できる。文字列を扱える。
5週 コンストラクタ、this、文字列型 thisを初期化できる。文字列を扱える。
6週 staticメソッド、オーバーロード static/非staticメソッドを使い分けられる。
7週 staticメソッド、オーバーロード
static/非staticメソッドを使い分けられる。
8週 前期中間試験
ここまでの全てレポートを提出できる。
2ndQ
9週 情報隠蔽、ゲッターとセッター ゲッターとセッターでアクセスできる。
10週 クラスの継承とインターフェース 継承により新しいクラスを作成できるなど。
11週 クラスの継承とインターフェース 継承により新しいクラスを作成できるなど。
12週 配列とオブジェクトの配列、ポリモーフィズム 配列が利用できる。ポリモーフィズムを利用できる。
13週 配列とオブジェクトの配列、ポリモーフィズム 配列が利用できる。ポリモーフィズムを利用できる。
14週 UMLクラス図、オブジェクト図 UML図を読み書きできる。
15週 Java標準命名規則
Java標準命名規則に従って変数名を付けられる。
16週 前期末試験 ここまでの全てレポートを提出できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング変数の概念を説明できる。3前2
データ型の概念を説明できる。3前2
代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。3前1
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。3前1
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。3前1
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。3前6
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。3前1
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。3前1
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。3前1
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。3前1
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。3前1
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。3前1
主要な計算モデルを説明できる。3前1
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。3前1
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。3前1
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。3前1
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。3前1
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。3前1
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。3前1
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。3前1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000