簡単な文章を英語で記述したり英語でコミュニケーションを円滑に行うための基礎的能力を養うために、英語コミュニケーションⅡの検定教科書に用いられている英文を語や句のアクセントと発音に注意して聞き手に分かりやすく音読ができたり、さらにその英文の内容が理解できたり、既習の単語・文法を活用して基本的なコミュニケーション活動を行うことができる英語力を獲得して、その力を随時発揮できる。
概要:
教科書と自首教材を活用して、1年時に習得した学習内容を発展させ、英文の読解力の向上、英語による表現力の養成、さらに聞き取り能力や発話能力の向上を図り、簡単な論理的文章を英語で記述したり英語で円滑にコミュニケーションを行えるようになるための標準的な英語力の養成を目指す。
授業の進め方・方法:
・本授業では、学生があらかじめ予習(辞書を用いて単語や語句の意味の確認、その日にやる予定の英文の通読、自分が理解できない部分のあぶり出し)をしてくることを前提として授業を行う。従って必ず予習をしてから授業に臨むこと。また授業には英和辞典(電子辞書でもよい)を必ず持参すること。 ・適宜、小テストを実施する。 ・授業の最初にほぼ毎回「単語テスト」(10分程度)を実施する。 ・7月と2月に、英語検定形式の「英検テスト」を実施する。 ・本授業の合否判定で用いる成績評価と最終評価は、定期試験の平均点が70%、小テストの平均点が30%の合計点である。なお、「英語」全体の成績評価と再試験については以下の通り。 ○2年生の「英語」の評価方法について
・ 山本、ローズ、片岡のそれぞれの合否判定用成績を2:2:1の割合で乗じてその合計点を5で割った点数を60%、単語テストの成績の平均点を20%、英検テストの成績の平均点を20%として、その合計点を出し、その合計点に0.8を乗じて、それに「英語検定準2級の判定点(合格〔2級以上の合格も含む〕:20点、1次合格:17点、1次不合格で正解数39以上:14点、正解数27~38:10点、正解数26以下:0点)」を加える。ここまでの総合点Pを算出する数式は次の通りである。p = {(y×2+r×2+t)×1/5×0.6+Wt×0.2+Et×0.2}×0.8+英語検定準2級の判定点(y, r, k はそれぞれ山本、ローズ、片岡の合否判定用成績、Wtは単語テストの成績〔100点満点に換算〕の平均点、Etは英検テストの平均点) この総合点Pを、さらに以下の「eラーニングで身につける中級英語〔前編〕」の進捗状況によるパターンの数式に当てはめて算出した数値を「英語」の合否判定用成績とする。
*「eラーニングで身につける中級英語〔前編〕」によるパターンは以下の通りである。
・パターンa:本科Lesson8までの中で学習を完了していないレッスンがある場合
・パターンb:本科Lesson8までは完了しているけれど、復習Lesson 5,6,7までの中で学習を完了していないレッスンがある場合
・パターンc:復習Lesson 5,6,7までは完了しているけれど、ディクテーションの中で学習を完了していないレッスンがある場合
・パターンd:すべてのレッスンの学習を完了している場合
*上記の各パターンごとに、以下の数式で「英語」の合否判定用成績(t)を算出する。
・パターンa:t=p-(p-60)×0.24
・パターンb:t=p+(100ーp)×0.08-(pー60)×0.16
・パターンc:t=p+(100―p)×0.16-(pー60)×0.08
・パターンd:t=p+(100ーp)×0.24
(ただし、pが60点未満の場合には(p-60)を(60-p)と読み替えてtを算出した上で、pかtの高い方の点数を総合成績とする。)
*最終評価は、合否判定用成績が 60点以上になった場合に、上記の数式にy, r, kに山本、ローズ、片岡の最終評価を入れて上記の計算式で算出したtの数値となる。
○「英語」の再試験について
1.「英語」の評価で合格点に達しなかったものを対象に、山本、ローズ、片岡の3人のそれぞれが再試験を実施する。ただし、受験するのは定期試験の平均点が60点未満だった教員の再試験だけである。
2.再試験で合格となるためには、以下のいずれかに該当しなければならない。
① y’, r’, k’ をそれぞれ山本、ローズ、片岡の再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)とした場合、次の式が60点以上になった場合。 ( y'×2+r'×2+k' )×1/5
(3人の定期試験の平均点がいずれも60点を上回っている場合には再試験ではなく、片岡の課す課題の提出をもって合否を判断する。)
② 上記の合否判定用成績算出の計算式の定期試験の得点のところに、再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)を置き換えて算出した成績が60点以上になった場合。 ・前関連科目:英語(1年) ・後関連科目:英語(3年)
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス Lesson 1 Mt.Fuji: The Pride of Japan |
・世界遺産に登録された富士山についての英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・文型のSV, SVC, SVOを理解する。
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2週 |
Lesson1 Mt.Fuji: The Pride of Japan Let's Read and Write 1 |
・世界遺産に登録された富士山についての英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・文型のSVOO, SVOCを理解する。
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3週 |
Lesson 2 Yes, I Do Climb |
・ロッククライマーの阿島さんについて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・現在完了、過去完を理解する。
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4週 |
Lesson 2 Yes, I Dp Climb Let's Listen and Speak 1 |
・ロッククライマーの阿島さんについて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・過去完了進行形を理解する。
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5週 |
Lesson 3 A Penguin Called Happy Feet |
・ニュージーランドで発見されたペンギンについて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・助動詞を理解する。
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6週 |
Lesson 3 A Penguin Called Happy Feet Let's Read and Write 2 |
・ニュージーランドで発見されたペンギンについて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・助動詞+完了形と受動態を理解する
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7週 |
Lesson 4 Warka Water |
・エチオピアの水不足解消のためのアイディアについて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・助動詞を含む受動態とSVOO(that節)を理解する
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8週 |
前期中間試験を実施する |
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2ndQ |
9週 |
Lesson 4 Warka Water Let's Listen and Speak 2 |
・エチオピアの水不足解消のためのアイディアについて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・SVOO(疑問詞節)と未来進行形を理解する
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10週 |
Lesson 5 A Hidden History of Tomatoes |
・トマトが原産地からどのようにして世界中に広まっていったのかついて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・進行形の受動態とSVO(that節)の受動態を理解する。
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11週 |
Lesson 5 A Hidden History of Tomatoes Let's Read and Write 3 |
・トマトが原産地からどのようにして世界中に広まっていったのかついて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・SVOOとSVOCの受動態と完了形の受動態を理解する。
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12週 |
英検テストを実施する |
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13週 |
Lesson 6 IceLand |
・アイスランドの人々の生活について書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・to不定詞と It is ~to ...を理解する。
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14週 |
Lesson 6 IceLand |
・アイスランドの人々の生活について書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・動名詞を理解する。
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15週 |
Lesson 6 IceLand Let's Listen and Speak 3 |
・アイスランドの人々の生活について書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・SV(be動詞)+形容詞+that節.を理解する。
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16週 |
前期期末試験を実施する |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Lesson 7 Which Jam Would You Like? |
・生活の中での選択について書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・関係代名詞とSVOC(現在分詞)を理解する。
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2週 |
Lesson 7 Which Jam Would You Like? |
・生活の中での選択について書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・分詞の形容詞的用法を理解する。
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3週 |
Lesson 7 Which Jam Would You Like? Let's Read and Write 4 |
・生活の中での選択について書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・前置詞+関係代名詞を理解する。
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4週 |
Lesson 8 Paper Building |
紙を使った建築について書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・分詞構文を理解する。
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5週 |
Lesson 8 Paper Building |
・紙を使った建築について書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・SVOC(原型不定詞)を理解する。
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6週 |
Lesson 8 Paper Building Let's Listen and Speak 4 |
・紙を使った建築について書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・関係代名詞の非制限用法を理解する。
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7週 |
Lesson 9 Lunch Delivery in Mumbai |
・インドの伝統的昼食配達システムついて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・関係副詞を理解する。
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8週 |
後期中間試験を実施する |
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4thQ |
9週 |
Lesson 9 Lunch Delivery in Mumbai |
・インドの伝統的昼食配達システムついて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・仮定法を理解する。
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10週 |
Lesson 9 Lunch Delivery in Mumbai Let's Read and Write 5 |
・インドの伝統的昼食配達システムついて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・関係副詞の非制限用法を理解する。
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11週 |
Lesson 10 Saving Wildlife from Global Warming |
・地球温暖化が動植物に及ぼす影響ついて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・seem(appear)+to不定詞を理解する。
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12週 |
英検テストを実施する |
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13週 |
Lesson 10 Saving Wildlife from Global Warming |
・地球温暖化が動植物に及ぼす影響ついて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・完了不定詞を理解する。
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14週 |
Lesson 10 Saving Wildlife from Global Warming Let's Listen and Speak 5 |
・地球温暖化が動植物に及ぼす影響ついて書かれた英文を音読し、概要を理解する。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着ける。 ・省略と形容詞+to不定詞を理解する。
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15週 |
文法・語法の総まとめ |
1年間に学習した文法内容を再確認し、理解する。
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16週 |
後期期末試験を実施する |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 2 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 2 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 1 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 1 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 1 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 1 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 1 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 1 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 1 | |