科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 機械工学分野 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 教科書:Vivid English Communication I(第一学習社)
教材:Vivid English Communication I 予習・授業ノート(第一学習社)、Vivid English Communication I WORKBOOK(第一学習社)
Eラーニング教材:eラーニングで身につける初級英語・基礎(Brains e-Learning)
その他配布資料
担当教員 菅原 崇

到達目標

文章を英語で記述したりコミュニケーションを円滑に行うための基礎的能力を養うための初期段階として、
1.中学校で既習の文法事項の理解を深めてそれを運用できる英語力を獲得してその力を随時発揮できる
2.英語コミュニケーションⅠの検定教科書に用いられている英語の文章をある程度正確に音読することができる
3.上記の英語の文章の概要を把握することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文を流暢に音読できる。      英文をある程度正確に音読できる。     英単語の発音が正確にできない。     
評価項目2教科書の英文の内容を説明できるくらいに理解できる。                教科書の英文の内容を正確に理解できる。教科書の英文の概要を把握できない。
評価項目3基本的文法を用いて作文ができる。基本的文法が用いられた英文の意味が理解でき、さらに他の文法項目との関連を意識できる。基本的文法が用いられた英文の意味を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
教科書や自主教材を活用して、英文の読解力の向上、英語による表現力の養成をめざす。また、英語による指示や説明、質問応答等、また音読や適宜リスニング教材を通して聞き取り能力や発話能力の向上を図る。そして以上のことにより、論理的な文章を英語で記述したり英語でコミュニケーションを行えるようになるための基礎的な英語力の養成を目指す。
授業の進め方・方法:
・授業では主にEラーニングを用いた中学英語の復習(特に前期中間試験まで)、1年生として知っておくべき英単語や表現の学習、リーディング教材を用いた英文内容ならびに文法事項の確認を行う。
・本授業の成績は前後期の中間試験、期末試験、計4回の定期試験の平均を100%で換算し算出する。                                                     
・本授業で前期末、後期末、学年末、成績の平均が合格点(60%)に達しなかった者などを対象に、必要に応じて担当者が再試験を実施する。
・1年「英語」全体の最終的な成績評価は、授業担当の菅原(週2コマ)と矢野(週1コマ)がそれぞれ3分2と3分の1を担う。

                                               
注意点:
・毎時間、教科書やワークブックなどとともに、辞書を必ず持参すること(紙の辞書、電子辞書、いずれでも可、ただし携帯電話などの辞書アプリは不可)。
・配布物は必ずファイル等に閉じ管理すること。
・後関連科目:英語(2年) 

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス         
2週 教科書 Lesson 1 Part 1 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2. 現在・過去/未来/助動詞を理解できる。
3週 教科書 Lesson 1 Part 2 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.現在・過去/未来/助動詞を理解できる。
4週 教科書 Lesson 1 Part 3 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.現在・過去/未来/助動詞の理解を深め、適切に運用できる。
5週 教科書 Lesson 2 Part 1 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.進行形/不定詞/動名詞の理解を深め、適切に運用できる。
6週 教科書 Lesson 2 Part 2 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.進行形/不定詞/動名詞の理解を深め、適切に運用できる。
7週 教科書 Lesson 2 Part 3 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.進行形/不定詞/動名詞の理解を深め、適切に運用できる。
8週 前期中間試験を実施する
2ndQ
9週 前期中間試験の振り返り
教科書 Lesson 3 Part 1
1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.S+V+O(=that節)/現在完了形/受け身の理解を深め、適切に運用できる。
10週 教科書 Lesson 3 Part 2 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.S+V+O(=that節)/現在完了形/受け身の理解を深め、適切に運用できる。
11週 教科書 Lesson 3 Part 3 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.S+V+O(=that節)/現在完了形/受け身の理解を深め、適切に運用できる。
12週 教科書 Lesson 4 Part 1 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.比較(比較級・最上級)/比較(原級)/S+V+O+to不定詞の理解を深め、適切に運用できる。
13週 教科書 Lesson 4 Part 2 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.比較(比較級・最上級)/比較(原級)/S+V+O+to不定詞の理解を深め、適切に運用できる。
14週 教科書 Lesson 4 Part 3 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.比較(比較級・最上級)/比較(原級)/S+V+O+to不定詞の理解を深め、適切に運用できる。
15週 前期学習内容の振り返り 1.前期学習した内容を適切に理解できる。      
16週 前期期末試験を実施する
後期
3rdQ
1週 教科書 Lesson 5 Part 1 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.現在分詞/過去分詞/It is ...(for A) to~の理解を深め、適切に運用できる。
2週 教科書 Lesson 5 Part 2 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.現在分詞/過去分詞/It is ...(for A) to~の理解を深め、適切に運用できる。
3週 教科書 Lesson 5 Part 3 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.現在分詞/過去分詞/It is ...(for A) to~の理解を深め、適切に運用できる。
4週 教科書 Lesson 6 Part 1 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.現在完了進行形/関係代名詞(主格並びに目的格)/S+V+O(=疑問詞節)の理解を深め、適切に運用できる。
5週 教科書 Lesson 6 Part 2 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.現在完了進行形/関係代名詞(主格並びに目的格)/S+V+O(=疑問詞節)の理解を深め、適切に運用できる。
6週 教科書 Lesson 6 Part 3 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.現在完了進行形/関係代名詞(主格並びに目的格)/S+V+O(=疑問詞節)の理解を深め、適切に運用できる。
7週 教科書 Lesson 7 Part 1 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.S+V+O+O(=that節)/助動詞+受け身/関係代名詞what/過去完了形の理解を深め、適切に運用できる。
8週 後期中間試験を実施する
4thQ
9週 中間試験の振り返り
教科書 Lesson 7 Part 2
1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.S+V+O+O(=that節)/助動詞+受け身/関係代名詞what/過去完了形の理解を深め、適切に運用できる。
10週 教科書 Lesson 7 Part 3 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.S+V+O+O(=that節)/助動詞+受け身/関係代名詞what/過去完了形の理解を深め、適切に運用できる。
11週 教科書 Lesson 8 Part 1 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.some/others /分詞構文/関係副詞(where, when)/関係副詞(why, how)の理解を深め、適切に運用できる。
12週 教科書 Lesson 8 Part 2      1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.some/others /分詞構文/関係副詞(where, when)/関係副詞(why, how)の理解を深め、適切に運用できる。
13週 教科書 Lesson 8 Part 3 1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。      
2.some/others /分詞構文/関係副詞(where, when)/関係副詞(why, how)の理解を深め、適切に運用できる。
14週 教科書 Lesson 9 Part 1     1.英文の音読が適切にでき、英文の概要を適切に理解できる。 
2.S+V+O+C(=原形不定詞)/S+V+O+C(=現在分詞)/条件を表すif節/仮定法過去の理解を深め、適切に運用できる。
15週 後期学習内容の振り返り 1.前期学習した内容を適切に理解できる。   
16週 後期期末試験を実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3後6
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

中間試験期末試験合計
総合評価割合200200400
前期100100200
後期100100200