科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語
科目番号 0020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学分野 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:1.Revised BIG DIPPER English CommunicationⅡ (数研) 2.英検準2級出る順パス単(旺文社) 3.英検準2級で覚える単熟語(旺文社) 4.Eラーニング教材中級英語・前篇(Brains e-learning) 参考書:1.ジーニアス英和辞典第5版 2.SEED総合英語〔四訂新版〕(文英堂) 3.総合英語 able 〔New Edition〕(第一学習社) 
担当教員 沼田 敦

到達目標

簡単な文章を英語で記述したり英語でコミュニケーションを円滑に行うための基礎的能力を養うために、
1. 英語コミュニケーションⅡの検定教科書に用いられている英文を語や句のアクセントと発音に注意して聞き手に分かりやすく音読ができる
2. 上記の英文の内容が理解できる
3. 既習の単語・文法を活用して基本的なコミュニケーション活動を行うことができる英語力を獲得して、その力を随時発揮できる。 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文を流暢に音読でき、英文の内容を説明できるくらいに理解できる。英文をある程度正確に音読でき、英文の内容を理解できる。英単語の発音が正確にできず、英文の概要さえ理解できない。
評価項目2積極的にコミュニケーションを行おうとする態度がとれる。促されればコミュニケーションを行おうとする態度がとれる。コミュニケーションを行おうとする態度がとれない。
評価項目3高校2年生に必要とされる英文法を十全に理解し、運用ができる。高校2年生に必要とされる英文法が用いられた英文の意味が理解でき、さらに他の文法項目との関連を意識できる。高校2年生に必要とさる英文法が用いられた英文の意味を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 F 説明 閉じる

教育方法等

概要:
教科書と自首教材を活用して、1年時に習得した学習内容を発展させ、英文の読解力の向上、英語による表現力の養成、さらに聞き取り能力や発話能力の向上を図り、簡単な論理的文章を英語で記述したり英語で円滑にコミュニケーションを行えるようになるための標準的な英語力の養成を目指す。
授業の進め方・方法:
・本授業では、学生があらかじめ予習(辞書を用いて単語や語句の意味の確認、その日にやる予定の英文の通読、自分が理解できない部分のあぶり出し)をしてくることを前提として授業を行う。従って必ず予習をしてから授業に臨むこと。また授業には英和辞典(電子辞書でもよい)を必ず持参すること。                                                ・適宜、小テストを実施する。                                                ・授業の最初にほぼ毎回「単語テスト」(10分程度)を実施する。                                 ・7月と1月に、英語検定形式の「英検テスト」を実施する。                                   ・本授業の合否判定で用いる成績評価と最終評価は、定期試験の平均点が70%、小テストの平均点が30%の合計点である。なお、「英語」全体の成績評価と再試験については以下の通り。                                    ○2年生の「英語」の評価方法について
・ 山本、沼田、片岡のそれぞれの合否判定用成績を2:2:1の割合で乗じてその合計点を5で割った点数を60%、単語テストの成績の平均点を20%、英検テストの成績の平均点を20%として、その合計点を出し、その合計点に0.8を乗じて、それに「英語検定準2級の判定点(合格〔2級以上合格も含む〕:20点、1次合格:17点、1次不合格でCSEスコア1200以上:14点、CSEスコア1000~1199:10点、CSEスコア999以下:0点)を加える。ただし原級生については昨年度の判定点を用いることとする。(新たに英検を受験した場合には上記のCSEスコアによって判定点を決めるが、合否判定用成績の算出には昨年度の判定点と比べて高い方の判定点を採用する。)
ここまでの総合点Pを算出する数式は次の通りである。p = {(y×2+r×2+t)×1/5×0.6+Wt×0.2+Et×0.2}×0.8+英語検定準2級の判定点(y, r, k はそれぞれ山本、沼田、片岡の合否判定用成績、Wtは単語テストの成績〔100点満点に換算〕の平均点、Etは英検テストの平均点) この総合点Pを、さらに以下のeラーニング教材の「中級英語・前編」の進捗状況によるパターンの数式に当てはめて算出した数値を「英語」の合否判定用成績とする。
*eラーニング教材の「中級英語・前編」によるパターンは以下の通りである。
・パターンa:本科Lesson8までの中で学習を完了していないレッスンがある場合
・パターンb:本科Lesson8までは完了しているけれど、ランダム演習の最後までの中で学習を完了していないレッスンがある場合
・パターンc:ランダム演習の最後までは完了しているけれど、ディクテーションの中で学習を完了していないレッスンがある場合  
・パターンd:すべてのレッスンの学習を完了している場合

*上記の各パターンごとに、以下の数式で「英語」の合否判定用成績(t)を算出する。
・パターンa:t=p-(p-60)×0.24
・パターンb:t=p+(100ーp)×0.08-(pー60)×0.16
・パターンc:t=p+(100―p)×0.16-(pー60)×0.08
・パターンd:t=p+(100ーp)×0.24
(ただし、pが60点未満の場合には(p-60)を(60-p)と読み替えてtを算出した上で、pかtの高い方の点数を総合成績とする。)
*最終評価は、合否判定用成績が 60点以上になった場合に、上記の数式にy, r, kに山本、沼田、片岡の最終評価を入れて上記の計算式で算出したtの数値となる。
○「英語」の再試験について
1.「英語」の評価で合格点に達しなかったものを対象に、山本、沼田、片岡の3人のそれぞれが再試験を実施する。ただし、受験するのは定期試験の平均点が60点未満だった教員の再試験だけである。
2.再試験で合格となるためには、以下のいずれかに該当しなければならない。
① y’, r’, k’ をそれぞれ山本、沼田、片岡の再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)とした場合、次の式が60点以上になった場合。 ( y'×2+r'×2+k' )×1/5

ただし、定期試験の得点だけで(再試験をひとつも受けることなく)この式が60点以上になっている場合には、片岡の課す課題の実施状況によって合否を判断する。

② 「②定期試験の得点のところに再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の得点)を置き換えて上記の合否判定用成績算出の計算式で算出した成績が60点以上になった場合、eラーニングの評価点を変更することによって合否判定用成績算出の計算式で算出した成績が60点以上になった場合、またはその両方によって合否南提要砕石算出の計算式で算出した成績が60点以上になった場合。」上記の合否判定用成績算出の計算式の定期試験の得点のところに、再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)を置き換えて算出した成績が60点以上になった場合。 ・前関連科目:英語(1年)  ・後関連科目:英語(3年)
注意点:
英語は日々の積み重ねです。地道な学習を習慣化してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス            
Lesson 1 Washoku Around the world
・世界に広がる和食文化についての英文を音読し、概要を理解できる。                ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。           ・現在完了を理解できる。
2週 Lesson1 Washoku Around the world ・世界に広がる和食文化についての英文を音読し、概要を理解できる。                ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができtr。            ・過去完了を理解できる。
3週 Lesson 1 Washoku Around the world ・世界に広がる和食文化について書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                ・受動態を理解できる。        
4週 Lesson 1 Washoku Around the world              ・世界に広がる和食文化について書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                ・現在分詞を理解できる。
5週 Lesson 1 Washoku Around the world ・世界に広がる和食文化について書かれた英文を音読し、概要を理解することができる。               ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                ・過去分詞を理解できる。
6週 Lesson 2 Chirori, the First Therapy Dog in Japan ・日本初のセラピー犬・チロリについて書かれた英文を音読し、概要を理解することができる。               ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                ・SVOを理解できる。
7週 Lesson 2 Chirori, the First Therapy Dog in Japan ・日本初のセラピー犬・チロリについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。            ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。          ・SVOOを理解できる。
8週 前期中間試験を実施する
2ndQ
9週 Lesson 2 Chirori, the First Therapy Dog in Japan  ・日本初のセラピー犬・チロリについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。            ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。          ・SVOOを理解できる。

















































・日本初のセラピー犬・チロリについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。について書かれた英文を音読し、概要を理解できる・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                              ・関係代名詞を理解できる
10週 Lesson 3 How Good Is your Memory? ・記憶力アップの秘訣とはについて書かれた英文を音読し、概要を理解する。について書かれた英文を音読し、概要を理解する。     ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                ・関係副詞を理解できる。
11週 Lesson 3 How Good Is your Memory? ・記憶力アップの秘訣とはについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。     ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                ・関係代名詞の継続的用法を理解できる。
12週 英検テストを実施する
13週 Lesson 3 How Good Is your Memory? ・記憶力アップの秘訣とはについて書かれた英文を音読し、概要を理解することができる。 ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。・関係代名詞whatを理解できる。
14週 Lesson 3 How Good Is your Memory? ・記憶力アップの秘訣とはについて書かれた英文を音読し、概要を理解することができる。     ・コミュニケーションを行う態度を身に着けるつけるができる。                ・関係代名詞を理解できる。
15週 Lesson 4 Space Elevator  ・エレベーターで宇宙旅行!?について書かれた英文を音読し、概要を理解することができる。     ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。          ・仮定法過去を理解できる。
16週 前期期末試験を実施する
後期
3rdQ
1週 Lesson 4 Space Elevator ・エレベーターで宇宙旅行!?について書かれた英文を音読し、概要を理解することができる。     ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。   ・関係副詞whereの継続的用法を理解できる。
2週 Lesson 4 Space Elevator ・エレベーターで宇宙旅行!?について書かれた英文を音読し、概要を理解できる。     ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                 ・関係副詞whereの継続的用法を理解できる。関係副詞whereの継続的用法を理解することができる。
3週 Lesson 4 Space Elevator ・エレベーターで宇宙旅行!?について書かれた英文を音読し、概要を理解できる。     ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                 ・未来進行形を理解できる。
4週 Lesson 5 Diversity Brings New Products ・よりよい商品を作るために必要なこととはについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                 ・動名詞を理解できる。
5週 Lesson 5 Diversity Brings New Products ・よりよい商品を作るために必要なこととはについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                 ・関係代名詞の継続的用法(2)を理解できる。
6週 Lesson 5 Diversity Brings New Products ・よりよい商品を作るために必要なこととはについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                 ・助動詞+have+過去分詞を理解できる。
7週 Lesson 5 Diversity Brings New Products ・よりよい商品を作るために必要なこととはについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                 ・完了不定詞を理解できる。
8週 後期中間試験を実施する
4thQ
9週 Lesson 6 Ueno Takahiro: The Dancer in Me ・挑戦し続けるヒップホップダンサー上野隆博ついて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。                 ・仮定法過去を理解できる。
10週 Lesson 6 Ueno Takahiro: The Dancer in Me ・挑戦し続けるヒップホップダンサー上野隆博について書かれた英文を音読し、概要を理解できる。     ・コ
ミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。・仮定法過去完了を理解できる。
11週 Lesson 6 Ueno Takahiro: The Dancer in Me ・挑戦し続けるヒップホップダンサー上野隆博について書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。         ・分詞構文を理解できる。
12週 英検テストを実施する
13週 Lesson 6 Ueno Takahiro: The Dancer in Me ・挑戦し続けるヒップホップダンサー上野隆博について書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。     ・受動態の分詞構文を理解できる。
14週 Lesson 7 The France Okaeshi Project ・フランスが日本にしてくれた「お返し」とはについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身につけることができる。   ・仮定法 as if+S’+仮定法を理解できる。
15週 Lesson 7 The France Okaeshi Project ・フランスが日本にしてくれた「お返し」とはについて書かれた英文を音読し、概要を理解できる。       ・コミュニケーションを行う態度を身に着けることができる。    ・仮定法if S were toを理解できる。
16週 後期期末試験を実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力100%000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000