コミュニケーション能力の基礎力を養い、「読む」「書く」「話す」「聴く」、それぞれの能力を総合的に生かすことができる。また、教材を通じて人類の文化にも触れ、幅広い視野に立って物事を考えることができる。
概要:
あらゆる学問の根本として国語の重要性が叫ばれつつある。また、社会人に必須なものとしてコミュニケーション能力は欠かすことはできない。この授業ではその基礎力を養うことを主眼として、「読む」「書く」ことの徹底と、「話す」「聴く」ことの訓練を進めていきたい。とりわけ現代社会との関連が期待される。
授業の進め方・方法:
教科書および配布テキストの本文を音読し、読解するとともに、論理的文章(小論文)を書くための技法を実践的に学ぶ。成績評価は定期試験(74%)、小論文(20%)、表記課題(6%)からなる総合評価とし、60点以上を合格点とする。再試験は前期末、後期末に各1回(中間試験分、期末試験分)、学年末に実施し、前記の成績評価方法にしたがい60点以上となる場合は、合格(60点)とする。
注意点:
教科書、ノート、辞典(電子辞書を含む)、国語便覧は常に用意して授業に臨むこと。提出物は期限を守ること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 小説「調律師のるみ子さん」(いしいしんじ)
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授業の達成目標や内容、評価方法が理解できる。 登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。
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2週 |
小説「調律師のるみ子さん」(いしいしんじ) 表記練習 第1回 |
登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。 現代日本語を丁寧かつ正確に表記できる。
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3週 |
小説「調律師のるみ子さん」(いしいしんじ) |
登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。
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4週 |
小説「調律師のるみ子さん」(いしいしんじ) |
登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。
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5週 |
評論「花女房」(河合隼雄) 表記練習 第2回 |
筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。 現代日本語を丁寧かつ正確に表記できる。
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6週 |
評論「花女房」(河合隼雄) |
筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。
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7週 |
評論「花女房」(河合隼雄) |
筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。
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8週 |
前期中間試験を実施する |
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2ndQ |
9週 |
答案返却、解答解説 論理的な文章(小論文)を書く |
試験の解説を聞いて、その解法が理解できる。 論点や主題、論拠が明快な論理的文章が書ける。
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10週 |
論理的な文章(小論文)を書く |
論点や主題、論拠が明快な論理的文章が書ける。
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11週 |
論理的な文章(小論文)を書く |
論点や主題、論拠が明快な論理的文章が書ける。
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12週 |
論理的な文章(小論文)を書く |
論点や主題、論拠が明快な論理的文章が書ける。
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13週 |
論理的な文章(小論文)を書く |
論点や主題、論拠が明快な論理的文章が書ける。
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14週 |
論理的な文章(小論文)を書く |
論点や主題、論拠が明快な論理的文章が書ける。
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15週 |
論理的な文章(小論文)を書く |
論点や主題、論拠が明快な論理的文章が書ける。
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16週 |
前期末試験を実施しない |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
小説「相棒」(内海隆一郎) 表記練習 第3回 |
登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。 現代日本語を丁寧かつ正確に表記できる。
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2週 |
小説「相棒」(内海隆一郎) |
登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。
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3週 |
小説「相棒」(内海隆一郎) |
登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。
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4週 |
評論「大量生産の眩暈」(原研哉) 表記練習 第4回 |
筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。 現代日本語を丁寧かつ正確に表記できる。
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5週 |
評論「大量生産の眩暈」(原研哉) |
筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。
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6週 |
評論「大量生産の眩暈」(原研哉) |
筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。
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7週 |
評論「大量生産の眩暈」(原研哉) |
筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。
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8週 |
後期中間試験を実施する |
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4thQ |
9週 |
答案返却、解答解説 小説「裸川」(太宰治) |
試験の解説を聞いて、その解法が理解できる。 登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。
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10週 |
小説「裸川」(太宰治) 表記練習 第5回 |
登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。 現代日本語を丁寧かつ正確に表記できる。
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11週 |
小説「裸川」(太宰治) |
登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。
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12週 |
小説「裸川」(太宰治)
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登場人物の心情や語りの特徴が理解できる。
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13週 |
評論「支え合うことの意味」(鷲田清一) 表記練習 第6回 |
筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。 現代日本語を丁寧かつ正確に表記できる。
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14週 |
評論「支え合うことの意味」(鷲田清一) |
筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。
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15週 |
評論「支え合うことの意味」(鷲田清一)
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筆者の論理をたどり、その主張が理解できる。
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16週 |
後期末試験を実施する |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |