到達目標
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素を正しく作図できる。
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどの簡単な機械・器具について、その主要部の設計ができる。
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどの簡単な機械・器具について、その主要部の製図ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素を見栄え良く正確かつ丁寧に作図できる。 | ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素を正確かつ丁寧に作図できる。 | ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素を作図できない。 |
評価項目2 | 歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどの簡単な機械・器具について、その主要部の設計が見栄え良く正確かつ丁寧にできる。 | 歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどの簡単な機械・器具について、その主要部の設計が正確かつ丁寧にできる。 | 歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどの簡単な機械・器具について、その主要部の設計ができない。 |
評価項目3 | 歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどの簡単な機械・器具について、その主要部の製図が見栄え良く正確かつ丁寧にできる。 | 歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどの簡単な機械・器具について、その主要部の製図が正確かつ丁寧にできる。 | 歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどの簡単な機械・器具について、その主要部の製図ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 C
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学習・教育到達度目標 D
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学習・教育到達度目標 E
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JABEE c
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JABEE d-1
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JABEE d-2
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JABEE d-3
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JABEE d-4
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JABEE e
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教育方法等
概要:
製品が所定の機能を満足するように、設計者の意図を正確に共有する手段が「図面」である。図面は、計画図、製作図、配線図、工程図、等々、どのような意図を表すかによって多くの種類が存在する。複雑な構造の品物ほど必要となる図面の種類と数は多く、意図を正確に共有するための「表現法の約束事」も異なる。本授業では、第2学年で学んだ機械設計製図の基礎を踏まえ、機械要素の製図と簡単な機械・器具の設計製図をおこなう。
授業の進め方・方法:
①合否判定:各課題製図等(設計書、図面)が全て提出され、その平均評点が60点を超えていること。未提出課題製図等が1点でもある場合、評点は60点未満となる。提出課題製図等の評価は、機械要素に関しては構図20%+正確さ30%+丁寧さ30%+受講態度20%、簡単な機械・器具に関しては設計書20%+構図20%+正確さ20%+丁寧さ20%+受講態度20%とする。
②最終評価:合否判定に同じ。
③再試験:未提出課題製図等の提出により合格(60点)とする。
④関連科目:機械設計製図Ⅰ(2学年)、工業力学(2学年)、機械設計法Ⅰ(3学年)、材料力学Ⅰ(3学年)、機械材料(3学年)、創造ものづくり設計工学(3学年)、機械工作法(4学年)、機械設計法Ⅱ(4学年)、材料力学Ⅱ(4学年)、CAD/CAM(4学年)
注意点:
設計の基本的な手順を理解し、図面を正確に作成したり図面を誤りなく読んで作業したりすることができるように、設計製図の基礎知識と基礎技術をしっかりと身につけましょう。
①機械設計製図Ⅰ(機械分野第2学年)で学んだ製図や製作図の基礎知識と理解を必要とする。②関数電卓を必要とする。③製図用具一式を必要とする。④課題製図提出用のケント紙を必要とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、 豆ジャッキの設計製図(課題製図①)の説明と理解① |
設計の手順が説明できる。簡単な形状のスケッチができる。製作図作成に必要な基礎知識を身につけることができる。豆ジャッキの設計製図の説明と理解ができる①
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2週 |
豆ジャッキの設計製図(課題製図①)の説明と理解② |
豆ジャッキの設計製図の説明と理解ができる②
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3週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の設計製図の説明と理解① |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキの設計製図の説明と理解ができる①
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4週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の設計製図の説明と理解② |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキの設計製図の説明と理解ができる②
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5週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の設計製図の説明と理解③ |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキの設計製図の説明と理解ができる③
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6週 |
豆ジャッキ(課題製図①)の製図① |
設計書を基にして、豆ジャッキ(課題製図①)の製図ができる①
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7週 |
豆ジャッキ(課題製図①)の製図② |
設計書を基にして、豆ジャッキ(課題製図①)の製図ができる②
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8週 |
前期中間試験:実施しない 豆ジャッキ(課題製図①)の製図③ |
設計書を基にして、豆ジャッキ(課題製図①)の製図ができる③(製図提出)
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2ndQ |
9週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図① |
設計書を基にして、パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図ができる①
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10週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図② |
設計書を基にして、パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図ができる②
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11週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図③ |
設計書を基にして、パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図ができる③
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12週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図④ |
設計書を基にして、パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図ができる④
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13週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図⑤ |
設計書を基にして、パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図ができる⑤
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14週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図⑥ |
設計書を基にして、パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図ができる⑥
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15週 |
パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図⑦ |
設計書を基にして、パンタグラフ形ねじ式ジャッキ(課題製図②)の製図ができる⑦(課題製図②提出)
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16週 |
前期期末試験:実施しない |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
歯車減速装置の設計・製図の説明、歯車減速装置の設計 |
歯車減速装置の設計・製図の説明が理解できる。歯車減速装置の設計ができる。
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2週 |
歯車減速装置の設計 |
歯車減速装置の設計ができる。
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3週 |
歯車減速装置の設計 |
歯車減速装置の設計ができる(設計書提出)。
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4週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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5週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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6週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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7週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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8週 |
後期中間試験:実施しない 歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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4thQ |
9週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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10週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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11週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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12週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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13週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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14週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる。
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15週 |
歯車減速装置の製図(課題製図④) |
設計書を基にして、歯車減速装置の製図ができる(課題製図④提出)。
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16週 |
後期期末試験:実施しない |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 4 | |
製図用具を正しく使うことができる。 | 4 | |
線の種類と用途を説明できる。 | 4 | |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 4 | |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 4 | |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 4 | |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 4 | |
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。 | 4 | |
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどを題材に、その主要部の設計および製図ができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 20 | 80 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 20 | 80 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |