| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1(材料力学) | 曲げを受けるはりのひずみとたわみから縦弾性係数を算出について過程についても理解でき応用できる.表面粗さを理解して測定器の出力から表面粗さ値を求めることができる.精度を測定して図示する結果から歯車の精度のおよぼす影響を考察することができる. | 曲げを受けるはりのひずみとたわみから縦弾性係数を算出について与えられた式で計算できる.歯車精度を測定して図示する結果から歯車の精度評価することができる.表面粗さの測定器の出力から表面粗さ値を求めることができる. | 曲げを受ける現象と,ひずみとたわみの関係が理解できず計算することもできない.表面粗さを理解できずに測定器の出力から表面粗さ値を求めることができない.歯車精度の測定値から正しく図示することができずに,精度評価とおよぼす影響を考察することができない. |
評価項目2(ロケット工学) | ロケット工学に関する簡単な問題の解き方を解説できる.更にシミュレーション解析の条件等のプリ処理と解析結果のポスト処理を行い,評価と考察を含めたレポートを作成でき,口頭発表もできる. | ロケット工学に関する簡単な問題を解ける.更にシミュレーション解析の条件等のプリ処理と解析結果のポスト処理を指示された通り出来る,評価と考察を含めたレポートを作成できる. | ロケット工学に関する簡単な問題を解けない.更に鍛造解析の条件等のプリ処理と解析結果のポスト処理を評価と考察について指導を受けてもレポートに纏めることができない. |
評価項目3(熱工学) | 熱力学や熱機関の実験について、実験準備と実験装置の操作ができ、実験内容と実験結果の整理・考察をレポートにまとめ、口頭でも説明ができる。 | 熱力学や熱機関の実験について、実験準備と実験装置の操作ができ、実験内容と実験結果の整理・考察をレポートにまとめることができる。 | 熱力学や熱機関の実験について、実験準備と実験装置の操作ができ、実験内容と実験結果の整理・考察をレポートにできない。 |
評価項目4(制御情報(情報システム)) | ・表計算ソフトを使って,往復スライダクランク機構の運動の状態を迅速かつ正確に計算による求めることができる.
・計算ソフトを使って,往復スライダクランク機構の運動の状態を迅速かつ正確に線図(グラフ化)することができる.
・ユーザークレームに対応するための迅速かつ正しく実験計画を立案し,バーチャルシミュレータを使っての実験を実行することによって,迅速かつ的確に原因を究明することができる. | ・表計算ソフトを使って,往復スライダクランク機構の運動の状態を正確に計算による求めることができる.
・計算ソフトを使って,往復スライダクランク機構の運動の状態を正確に線図(グラフ化)することができる.
・ユーザークレームに対応するための正しく実験計画を立案し,バーチャルシミュレータを使っての実験を実行することによって,的確に原因を究明することができる.
・ユーザークレームの原因を解決するための正しく実験計画を立案し,バーチャルシミュレータを使っての実験を実行することによって,的確に原因を解決することができる. | ・表計算ソフトを使って,往復スライダクランク機構の運動の状態を計算による求めることができない.
・計算ソフトを使って,往復スライダクランク機構の運動の状態を線図(グラフ化)することができない.
・ユーザークレームに対応するための実験計画を立案し,バーチャルシミュレータを使っての実験を実行することによって,原因を究明することができない.
・ユーザークレームの原因を解決するための実験計画を立案し,バーチャルシミュレータを使っての実験を実行することによって,原因を解決することができない. |
評価項目5(流体力学) | 流体工学の実験について、実験理論の理解と実験装置の操作でデータが取得でき、実験内容と実験結果の整理・考察をレポートにまとめ、口頭でも説明ができる。 | 流体工学の実験について、実験理論の理解と実験装置の操作でデータが取得でき、、実験内容と実験結果の整理・考察をレポートにまとめることができる。 | 流体工学の実験について、実験内容と実験結果の整理・考察をレポートにまとめることができない。 |
評価項目6(機械力学) | 実験における基本操作を理解でき,報告書において独自の視点による図や考察が加筆されている. | 実験における基本操作を理解でき,報告書において必要項目に対する記述が充足している. | 実験における基本操作を理解できず,報告書において必要項目に対する記述が不十分である. |
評価項目7(制御情報(光計測)) | 光計測の基礎から応用までを実験により理解し,実験の注意点や原理,実験結果に対する考察をレポートにまとめることができる. | 光計測の基礎から応用までを実験により理解し,実験結果に対する考察を含めてレポートにまとめることができる. | 光計測の基礎を理解できず,レポートにまとめることができない. |
評価項目8(伝熱工学) | 実験における基本操作を理解でき,報告書において独自の視点による図や考察が加筆されている. | 実験における基本操作を理解でき,報告書において必要項目に対する記述が充足している. | 実験における基本操作を理解できず,報告書において必要項目に対する記述が不十分である. |
評価項目9(機械工作) | ①製作図から切削条件を決定し、MCプログラムの作成およびプログラムチェックを行い求められる形状に加工することができる.
②溶接・溶断においてはトーチの選択とガス圧力を適切に調整することができ、アーク溶接においては適切な溶接条件で溶接することができる.残留変形に及ぼす溶接条件要因を理解できる. | ①製作図から切削条件を決定し、MCプログラムの作成およびプログラムチェックを行い求められる形状に助言を受けながら加工することができる.
②溶接・溶断においてはトーチの選択とガス圧力を適切に調整すること、アーク溶接においては適切な条件で溶接することが助言を受けながらできる.残留変形に及ぼす溶接条件要因を理解できる. | ①製作図から切削条件を決定し、MCプログラムの作成およびプログラムチェックを行い求められる形状に加工することが助言を受けてもできない.
②溶接・溶断においてはトーチの選択とガス圧力を適切に調整すること、アーク溶接においては適切な条件で溶接することができない.残留変形に及ぼす溶接条件要因を理解できない. |