到達目標
①インターネット等のネットワーク利用に関するモラルやマナー,知的所有権について理解できる。
②電子メールやウェブブラウザなどのインターネット環境を利用できる。
③文書作成、表計算,プレゼンテーションといったオフィスアプリケーションの基本的な使い方がわかる。
④IoTの概要や,実装方法の原理がわかる。
⑤アルゴリズムの概念や,基本的な処理のアルゴリズムの概要がわかる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ネットワーク利用に関するモラルやマナー,知的所有権の内容を理解できる | ネットワーク利用に関するモラルやマナー,知的所有権の必要性がわかる | ネットワーク利用に関するモラルやマナー,知的所有権がどのようなものかわからない |
評価項目2 | 電子メールやウェブブラウザなどのインターネット環境を活用できる | 電子メールやウェブブラウザなどのインターネット環境を利用できる | 電子メールやウェブブラウザなどのインターネット環境の使い方がわからない |
評価項目3 | オフィスアプリケーションの機能を活用できる | オフィスアプリケーションの基本的な使い方がわかる | オフィスアプリケーションの使い方がわからない |
評価項目4 | IoTの概要を理解し,簡単な処理を実装できる | IoTの概要がわかり,デバイスなどの実装の基本的な概念がわかる | IoTの概要,デバイスなどの実装についての基本がわからない |
評価項目5 | アルゴリズムの概念を理解し,基本的なアルゴリズムを適用できる | アルゴリズムの概念がわかり,基本的なアルゴリズムの概要がわかる | アルゴリズムの概念,基本的なアルゴリズムの概要がわからない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 C
説明
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学習・教育到達度目標 F
説明
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教育方法等
概要:
情報化社会におけるネットワークセキュリティや情報モラルについての認識を高めるとともに,利用する機会が多いオフィスアプリケーションの基礎的な使用方法を学ぶ。また,今後さらなる普及が見込まれるIoTに関する基本的な概念や実装方法,および効率的な処理を実現するためのアルゴリズムの概念や基本的なアルゴリズムの概要について,演習を通して触れながら理解を深める。
授業の進め方・方法:
情報処理センターの演習室を使い,実際に自分で操作しながら理解を深める演習形式で行います。
授業の内容は基本的な内容となりますが,卒業までの高専での授業や,社会に出てからも必要になる事柄を多く含みます。
さらに,IoTやアルゴリズムはコンピュータをより便利に,より効率的に使うために不可欠なものなので,基本的な考え方などをしっかりと身につけてください。
注意点:
演習形式の授業なので休むことのないように留意し,やむを得ず休んだ場合には担当教員から課題提出などの指示を受けること。
パスワードなどの重要な情報の管理には特に注意し,紛失や窃用といったことがないようにすること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・ログイン・パスワード変更 |
自分のアカウントでログインできる・パスワードを変更できる
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2週 |
ネチケット・ネット利用のリテラシー・ネットワーク利用申請 |
ネットワークを利用する際に必要なモラルなどを理解できる・インターネットを利用するために利用申請をすることができる
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3週 |
BlackBoardの使い方・Web検索の利用方法 |
BlackBoardにログインできる・BlackBoardの基本的な使い方がわかる・基本的なWeb検索の方法がわかる
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4週 |
コンピュータの仕組み・Office365の使い方 |
コンピュータの基本的な仕組みがわかる・Office365にサインインできる・Office365の基本的な使い方がわかる
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5週 |
Wordの使い方 |
Wordの基本的な操作方法がわかる・Wordで新規文書を作成できる・Wordの文書を保存できる
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6週 |
Excelの使い方 |
Excelの基本的な操作方法がわかる・Excelで新規にブックを作成できる・Excelで基本的な計算ができる・Excelで基本的なグラフを作成できる・Excelのブックを保存できる
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7週 |
PowerPointの使い方 |
PowerPointの基本的な操作方法がわかる・PowerPointで新規にプレゼンテーションを作成できる・プレゼンテーションに図形を入れられる・プレゼンテーションにアニメーション効果を適用できる・PowerPointのプレゼンテーションを保存できる
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8週 |
IoTの概要・データの収集・データの活用 |
IoTの基本的な概念を理解できる・データの収集に関する基本的な仕組みを理解できる・データの活用について基本的な仕組みを理解できる
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2ndQ |
9週 |
Raspberry Piの基本操作 |
エミュレータ上でRaspberry PiのOSの基礎的な操作方法がわかる・Raspberry PiのOSにログインできる・Raspberry PiのOSのコマンドラインで簡単なコマンドを実行できる・Raspberry PiのOSの終了手続き(ログアウト・シャットダウン)ができる
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10週 |
Raspberry Piでのプログラミング1 |
エミュレータ上のRaspberry PiでPythonを使った基礎的なプログラムを記述し実行することができる・Pythonで標準出力にメッセージを表示できる・Pythonで標準出力にプログラムの処理結果を出力できる
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11週 |
Raspberry Piでのプログラミング2 |
エミュレータ上のRaspberry PiでPythonを使ったやや複雑なプログラムを記述し実行することができる・Pythonでファイルの内容を読み取り、内容に応じた処理を適用した結果を出力できる
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12週 |
アルゴリズムの概念・基本的なデータ構造 |
アルゴリズムの基本的な概念がわかる・基本的なデータ構造の概要がわかる
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13週 |
反復処理 |
反復によって繰り返し処理を表現できることがわかる
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14週 |
整列処理 |
基本的な整列アルゴリズムの種類がわかる・基礎的な整列処理のアルゴリズムの概要がわかる
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15週 |
探索処理 |
基本的な探索アルゴリズムの種類がわかる・基礎的な探索処理のアルゴリズムの概要がわかる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 2 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |