ロボットシステム入門

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 ロボットシステム入門
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気工学分野 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料,参考書 授業内容参照
担当教員 千田 和範

到達目標

1.ロボットの基本構成要素を理解した上で,簡単なロボットプログラミングを行い,実際にロボットを用いて与えられた課題を達成することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標11.ロボットの基本構成要素を理解した上で,簡単なロボットプログラミングを行い,実際にロボットを用いて与えられた課題を達成することができる.ロボットの基本構成要素を理解し,例題プログラムを動作させることができる.ロボットの基本構成要素が理解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
近年,様々な分野にロボットが進出しており,これからの社会はロボットと密接なかかわりを持つことになる.
この授業ではロボットの基本構造と簡単なロボットプログラミングを理解することを目標とする

本校教育目標 C:100 %
授業の進め方・方法:
資料をもとに進めるが,適宜ロボットを用いて解説をおこなう.
またロボットプログラミングについては本校で開発したプログラミング学習ロボットを利用する.

評価方法: 試験50%, レポート50%±10%
合否判定: 定期試験の平均とレポートの合計が60点以上
最終評価:合否判定結果に授業態度などによる加点分±10%の合算
※ ただし,授業態度分は定期試験の平均が60点を超えたものを対象とする.
再試合否:再試験の点数が60点以上を合格とする

テキスト:担当教員自作資料
参考図書:ロボットシステム入門 松日楽 信人 オーム社
     Arduinoではじめるロボット製作 (I・O BOOKS) 米田知晃,

前関連科目
 物理,機械工学概論
後関連科目
 制御工学,ロボティクス
注意点:
特になし

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 ロボットの基本構成 ロボットの基本構成について理解できる
3週 アクチュエータ1 モーターの基本特性について理解できる
4週 アクチュエータ2 ギアやベルトなど動力伝達機構について理解できる
5週 センサ1 リミットスイッチ,フォトインタラプタについて理解できる
6週 センサ2 超音波センサー,PSDについて理解できる
7週 センサ3 与えられた課題を解決するために必要なセンサの使い方が提案できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 電源と材料 1次電池,2時電池の違いや特徴について理解できる
ロボットに用いられる基本的な材料の特性を理解できる
10週 情報処理系1 マイクロコンピュータについて理解することができる
11週 情報処理系2 マイクロコンピュータを用いて簡単な論理回路を組むことができる
12週 情報処理系3 マイクロコンピュータを用いて簡単な通信機能を実現することができる
13週 ロボットプログラミング1 プログラミングロボットの機能やプログラミング方法を理解できる
14週 ロボットプログラミング2 プログラミングロボットを用いて与えられた課題を解決することができる
15週 ロボットプログラミング3 プログラミングロボットを用いて複雑な課題を解決するために必要な手順を検討し,その結果を元にプログラムすることができる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力0000000
専門的能力50000500100
分野横断的能力0000000