科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 数学
科目番号 0016 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 6
開設学科 電気工学分野 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 6
教科書/教材 教科書:新 基礎数学 改訂版(大日本図書),問題集:新 基礎数学問題集 改訂版(大日本図書) ,補助教材: 新編 高専の数学1問題集(森北出版)
担当教員 池田 盛一,宮毛 明子,山﨑 俊博,北本 浩之

到達目標

数学A
評価項目1:整式の四則計算ができる
評価項目2:方程式および不等式を解くことができる
評価項目3:関数のグラフをかくことができる
評価項目4:指数・対数の計算をすることができる
数学B
評価項目5:三角比・三角関数の値を求めることができ,加法定理及びその応用を利用できる.
評価項目6:三角関数のグラフを描くことができる.
評価項目7:距離・分点を求めることができ,直線・円の方程式を求めることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1因数定理などを用いて複雑な式の因数分解ができる整式の四則計算および因数分解ができる整式の四則計算および因数分解ができない
評価項目2高次方程式および分数方程式・無理方程式を解くことができる2次方程式および連立方程式を解くことができ, 1次・2次不等式を解くことができる2次方程式および1次不等式を解くことができない
評価項目3関数の逆関数を求めることができる2次関数および分数関数・無理関数のグラフをかくことができる2次関数のグラフをかくことができない
評価項目4指数・対数の方程式・不等式を解くことができる指数・対数の性質を利用して計算することができる指数・対数の値を求めることができない
評価項目5相互関係,加法定理を活用して様々な問題を解くことができる.三角比の値を求めることができ,相互関係,加法定理の公式を利用できる.三角比の値を求めることができない.加法定理の公式を覚えていない.
評価項目6三角関数を伸縮・平行移動したグラフを描くことができる.三角関数を伸縮したグラフを描くことができる.三角関数のグラフを描くことができない.
評価項目7軌跡や平行・垂直条件などを活用して,点の座標,直線・円の方程式を求めることができる.距離・分点の座標を計算でき,直線・円の方程式を求めることができる.円を標準形へ変形し,中心の座標及び半径を求めることができる.距離・分点の座標を計算できず,直線・円の方程式を求めることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
数学的な考え方や数式の計算技能を深め,方程式・不等式の解法を身に付ける.また,関数の概念および基本的な性質を習得する
以上を通じて第2学年からの微分・積分の学習に備える
この科目は釧路工業高等専門学校数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)対応科目である
授業の進め方・方法:
教科書・ノート等を忘れず持参し,授業の内容をきちんとノートにとること
授業で指示された問いや練習問題を必ず自学自習し,次の授業のときに解答を示せるように準備しておくことを求める

定期試験、4回の単元テストの合計によって評価し,6割以上で合格とする
再試験は、60点未満の定期試験を範囲とし、前期末、後期末、学年末に実施する

関連科目:数学(2年)
注意点:
通年で数学Aは週2回、数学Bは週1回授業を行う
事前に行う準備学習:講義の冒頭で予習・復習内容を説明する.
授業の内容を十分に理解するためには,ノートをきちんととり,積極的に質問するように努め,さらに後で復習することが大切である
ノートは数学Aと数学Bとは別にすること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 数学Bは「B」と記載、記載がないものは「A」とする
ガイダンス、係数・次数
整式の加法・減法
鋭角の三角比(B)
係数および次数を求めることができる
整式の加法・減法の計算ができる
鋭角の三角比を求めることができる
2週 整式の展開
因数分解
鈍角の三角比(B)
整式を展開できる
整式を共通因数でくくることができる
鈍角の三角比を求めることができる
3週 たすきがけ
整式の除法
三角比の相互関係(B)
たすきがけを用いて2次式の因数分解ができる
整式の除法の計算ができる
三角比の相互関係を使うことができる.
4週 最大公約数・最小公倍数
剰余の定理
正弦定理(B)
最大公約数・最小公倍数を求めることができる
剰余の定理を利用して余りを求めることができる
正弦定理を利用して,三角形の辺や角および外接円の半径を求めることができる.
5週 因数定理
分数式の乗法・除法
余弦定理(B)
因数定理を利用して高次式の因数分解ができる
分数式の約分ができる
余弦定理を利用して,三角形の辺や角を求めることができる.
6週 分数式の加法・減法
繁分数式
三角形の面積(B)
分数式の通分ができる
繁分数式の計算ができる
三角形の面積を求めることができる.
7週 分数式の変形
絶対値
ヘロンの公式(B)
分子の次数の方が小さい分数式に変形できる
絶対値を求めることができる
ヘロンの公式を使って三角形の面積を求めることができる.
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 平方根
複素数の計算
一般角とその三角関数(B)
平方根の計算および分母の有理化ができる
複素数の四則計算ができる
一般角を理解し,その三角関数を求めることができる.
10週 共役複素数および複素数の絶対値
2次方程式
弧度法(B)
共役複素数および複素数の絶対値を求めることができる
2次方程式の解を求めることができる
弧度法を理解し,60分法との関係がわかる.
11週 判別式
解と係数の関係
扇形の弧の長さと面積(B)
2次方程式の解を判別することができる
2次方程式の解と係数の関係を使うことができる
扇形の弧の長さと面積を求めることができる.
12週 高次方程式
連立方程式
三角関数の相互関係(B)
高次方程式および連立方程式を解くことができる
三角関数の相互関係を使うことができる.
13週 分数方程式
無理方程式
三角関数のグラフ(B)
分数方程式および無理方程式を解くことができる
三角関数のグラフが描ける.
14週 恒等式
三角関数のグラフ(B)
恒等式になるように定数を定めることができる
三角関数を伸縮したグラフが描ける.
15週 等式の証明
1次不等式
演習(B)
等式の証明をすることができる
1次不等式を解くことができる
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 連立1次不等式
不等式の証明
三角方程式(B)
連立1次不等式を解くことができる
不等式の証明をすることができる
三角方程式を解くことができる.
2週 相加・相乗平均の関係
関数とその定義域・値域
三角不等式(B)
相加・相乗平均の関係を用いて,不等式を証明することができる
関数の定義域・値域を求めることができる
三角不等式を解くことができる.
3週 2次関数のグラフ
加法定理(B)
2次関数を標準形に直しグラフをかくことができる
加法定理を使った計算ができる.
4週 2次関数の最大・最小
2倍角の公式(B)
2次関数の最大値・最小値を求めることができる
2倍角の公式を使った計算ができる.
5週 2次関数と2次方程式・2次不等式
半角の公式(B)
2次関数と2次方程式の関係がわかる
2次関数のグラフを用いて2次不等式を解くことができる
半角の公式を使った計算ができる.
6週 偶関数・奇関数
グラフの平行移動
積を和・差に直す公式、和・差を積に直す公式(B)
関数が偶関数または奇関数であることを判定できる
グラフの平行移動を理解できる
三角関数を和・差と積の変換をすることができる.
7週 分数関数
無理関数
三角関数の合成(B)
分数関数および無理関数のグラフをかくことができる
三角関数を合成することができる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 グラフの対称移動
逆関数
2点間の距離(B)
グラフの対称移動を理解できる
逆関数を求めることができる
2点間の距離を計算できる.
10週 累乗根
指数の拡張
内分点(B)
累乗根を求めることができる
指数法則を用いた計算ができる
内分点の座標を計算できる.
11週 指数関数
指数方程式・不等式
直線の方程式(B)
指数関数のグラフをかくことができる
指数方程式・不等式を解くことができる
直線の方程式を求めることができる
12週 対数の定義・性質
底の変換公式
2直線の関係(B)
対数の意味を理解し,性質を用いた計算ができる
底の変換公式を用いた計算ができる
2直線の平行・垂直の関係がわかる.
13週 対数関数
円の方程式(B)
対数関数のグラフをかくことができる
円の方程式を求めることができる.
14週 対数方程式・不等式
円の方程式の決定(B)
対数方程式・不等式を解くことができる
円の方程式から中心・半径を求めることができる.
15週 常用対数
軌跡(B)
常用対数の値を求めることができる
軌跡を求めることができる.
16週 後期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算、及び因数定理等を利用した簡単な因数分解ができる。 3前1,前2,前3,前5
分数式の加減乗除の計算ができる。3前5,前6
実数の絶対値について理解し、計算ができる。3前7
分母の有理化等の平方根の計算ができる。3前9
複素数の相等を理解し、加減乗除及び絶対値の計算ができる。3前9,前10
解の公式等を利用して、二次方程式を解くことができる。3前10
因数定理等を利用して、高次方程式を解くことができる。3前12
連立方程式を解くことができる。3前12
無理方程式及び分数方程式を解くことができる。3前13
一次不等式及び二次不等式を解くことができる。3前15,後1,後5
恒等式の考え方を活用できる。3前14
二次関数の性質及びグラフを理解し、最大値や最小値を求めることができる。3後3,後4
分数関数や無理関数の性質及びグラフを理解し、分数関数や無理関数を含む不等式に応用できる。3後7
与えられた関数の逆関数を求め、その性質を説明できる。3後9
累乗根や指数法則を利用した計算ができる。3後10
指数関数の性質及びグラフを理解し、指数関数を含む方程式・不等式を解くことができる。3後11
対数の性質を理解し、対数の計算ができる。3後12
対数関数の性質及びグラフを理解し、対数関数を含む方程式・不等式を解くことができる。3後13,後14
角を弧度法で表現することができる。3前10
鋭角の三角比及び一般角の三角関数の値を求めることができる。3前1,前9
三角関数の性質及びグラフを理解し、三角関数を含む方程式・不等式を解くことができる。3前12,前13,前14,後1,後2
加法定理を利用できる。3後3,後4,後5,後6,後7
与えられた二点から距離や内分点を求めることができる。3後9,後10
直線及び円の方程式を求めることができる。3後11,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価ポートフォリオ合計
総合評価割合100000100
基礎的能力100000100