電子計算機I

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 電子計算機I
科目番号 0020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気工学分野 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業中に資料を配布する
担当教員 谷 尭尚

到達目標

1.コンピュータの仕組みを理解し,プログラムの作成ができる
2.独創的な作品を作成し,その仕様を的確に報告書にまとめることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1解決方法を自分で考えてプログラムを作ることができる簡単なプログラムを作りその動作を理解することができる簡単なプログラムを作ることができない
到達目標2独創的なプログラムを作成し,的確に報告書にまとめることができるプログラムを作成し,報告書にまとめることができる簡単なプログラムも作成できなかったり,報告書にまとめたりすることができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
pythonプログラムの記述方法およびアルゴリズムについて学ぶ.また,オペレーティングシステムであるwindowsとプログラムとの関係も学ぶ.30分程度の講義を行い,その後実習を行う.この科目は,3学年の電子計算機,4学年の情報処理,5学年の電気工学実験Ⅴの基礎になる
前関連科目:数学,情報リテラシー
後関連科目:電子計算機Ⅱ,情報処理,電気工学実験Ⅴ
授業の進め方・方法:
2授業時間の内前半にプログラム等の説明を行い,後半はプログラム作成を行う.
課題の提出 100%(課題は,毎週の課題20%,学期末に提出するプログラム40%とその報告書40%である)
授業態度 ±10%
合否判定:全ての課題の結果の平均が60点以上
最終評価:課題の総合成績(100%)と授業態度(±10%)との合計
再試験合否判定:60点以上
注意点:
本講義は,1学年で学んだ,リテラシーおよび数学の知識を基礎とている.計算機を用いたプログラミングの実習を行う.実習ごとに課題を与え結果を提出する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,コンピュータの設定
windows上でのpythonのプログラミングの方法
GUIとCUI
python(tkinter)による図形の描画
コンピュータの簡単な機能を理解する.
簡単なプログラムを作成する.
2週 変数,演算子,制御文,モジュール プログラムを構成する基本的な要素を理解する.
3週 画面上の図形を動かす プログラムを構成する基本的な要素を扱う.
4週 キーボードやマウスから入力を受け取る 簡単なプログラムを組み合わせる.
5週 実用的なプログラムの作成 プログラミングを行う手順を理解する.
6週 実用的なプログラムの作成 簡単なプログラムを自分で作成する.
7週 実用的なプログラムの作成 簡単なプログラムを自分で作成する.
8週 自由制作 仕様書作成 自分の作りたいプログラムをデザインし,それを表現する.
2ndQ
9週 自由制作 仕様書相互評価 プログラムのデザインおよび表現の仕方を工夫する.
10週 自由制作 制作時間 自分でデザインした作品を作成することができる.
11週 自由制作 制作時間 自分でデザインした作品を作成することができる.
12週 自由制作 制作時間 自分でデザインした作品を作成することができる.
13週 自由制作 制作時間 自分でデザインした作品を作成することができる.
14週 自由制作 制作時間 自分でデザインした作品を作成することができる.
15週 自由制作 制作物相互評価 他の学生の作品を理解することで,プログラミングの知識を深める.
他の学生の作品について理解したことを表現する.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題報告書相互評価態度作品その他合計
総合評価割合204000400100
基礎的能力040000040
専門的能力2000±1040060
分野横断的能力0000000