歴史総合

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 歴史総合
科目番号 0026 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気工学分野 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ★教科書:『世界史A』(東京書籍)★参考書:『山川日本史小辞典』(山川出版社)、中公文庫『世界の歴史』(中央公論社、全30巻)、河出文庫『世界の歴史』(河出書房新社、全24巻)
担当教員 瀧川 貴利

到達目標

1 古代史・中世史を通して,現在の世界が形成されるに至った歴史を知ることができる。
2 ヨーロッパ史やアメリカ史の特色を踏まえ,歴史的視点を持つことができる
3 歴史的視点を持って,国際社会を考察する基礎力を養うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1古代史・中世史を通して,現在の世界が形成されるに至った歴史を知ることができる古代史・中世史・現代史などを だいたい知る事ができる古代史・中世史・現在史を理解できていない
評価項目2ヨーロッパ史やアメリカ史や中国史の特色を踏まえ,歴史的視点を持つことができるヨーロッパ史やアメリカ史や中国史の特色を踏まえることができる。ヨーロッパ史やアメリカ史や中国史の特色を踏まえることができない。
評価項目3歴史的視点を持って,国際社会を考察する基礎力を養うことができる。歴史的視点を持つことができる。 歴史的視点を持つことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ヨーロッパ史やアメリカ史を勉強することで、異文化の理解を深めます。ヨーロッパ絵画や建築などの解説も行います。
授業の進め方・方法:
教科書を用いますが、ヨーロッパ絵画や建築などについてプリントなどで詳しく解説します。
不合格者については,再試験または課題学習の評価が60点以上で合格とする。
★関連科目: 倫理社会、現代社会、法学、歴史と文化 A、哲学、歴史と文化 B。
注意点:
授業には必ず教科書と補助教材を持ってきてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 東アジア世界 Ⅰ 東アジア世界について理解できる。
2週 東アジア世界史 Ⅱ 東アジア世界史について理解できる。
3週 東南アジア世界 東南アジア世界について理解できる。
4週 南アジア世界 南アジア世界について理解できる。
5週 西アジア世界 西アジア世界について理解できる。
6週 ヨーロッパ世界 ヨーロッパ世界について理解できる。
7週 南北アメリカ、アフリカ 南北アメリカ、アフリカについて理解できる。
8週 中華帝国の繁栄と東アジア 中華帝国の繁栄と東アジアについて理解できる。 
2ndQ
9週 15~17世紀の東南アジア 15~17世紀の東南アジアについて理解できる。
10週 西アジアと南アジア 西アジアと南アジアについて理解できる。
11週 16世紀のヨーロッパ 16世紀のヨーロッパについて理解できる。
12週 主権国家体制と世界商業 主権国家体制と世界商業について理解できる。
13週 ヨーロッパとアメリカの諸革命 ヨーロッパとアメリカの諸革命について理解できる。
14週 産業革命と世界市場の拡大 産業革命と世界市場の拡大について理解できる。
15週 ヨーロッパの動乱の波及 ヨーロッパの動乱の波及について理解できる。
16週 前期期末試験  
後期
3rdQ
1週 ウィーン体制とその崩壊 ウィーン体制とその崩壊について理解できる。
2週 国民国家への道 国民国家への道について理解できる。
3週 東アジアの変容 東アジアの変容について理解できる。
4週 東南アジアの変容 東南アジアの変容について理解できる。
5週 南アジアの変容 南アジアの変容について理解できる。
6週 西アジア、アフリカの変容 西アジア、アフリカの変容について理解できる。
7週 急変する人類社会 急変する人類社会について理解できる。
8週 植民地の拡大と深まる国家の対立 植民地の拡大と深まる国家の対立について理解できる。
4thQ
9週 アジア、アフリカの抵抗運動 アジア、アフリカの抵抗運動について理解できる。
10週 第一次世界大戦 第一次世界大戦について理解できる。
11週 戦後秩序の形成 戦後秩序の形成について理解できる。
12週 世界恐慌とファシズム 世界恐慌とファシズムについて理解できる。
13週 第二次世界大戦 第二次世界大戦について理解できる。
14週 冷戦と民族独立の時代 冷戦と民族独立の時代について理解できる。
15週 グローバル化のなかの危機 グローバル化のなかの危機について理解できる。
16週 後期期末試験  

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000