到達目標
コミュニケーション能力の基礎力を養い、「読む」「書く」「話す」「聴く」、それぞれの能力を総合的に生かすことができる。また、教材を通じて人類の文化にも触れ、幅広い視野に立って物事を考えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 「読む」「書く」能力を十分に生かし総合的に活用することができる。 | 「読む」「書く」能力を一定程度生かして活用することができる。 | 「読む」「書く」能力を生かして活用することができない。 |
評価項目2 | 「話す」「聴く」能力を十分に生かし総合的に活用することができる。 | 「話す」「聴く」能力を一定程度生かして活用することができる。 | 「話す」「聴く」能力を生かして活用することができない。 |
評価項目3 | 人類の文化に触れ、幅広い視野に立って物事を考え、十分に表現することができる。 | 人類の文化に触れ、それなりの視野に立って物事を考え、表現することができる。 | 人類の文化に触れ、幅広い視野に立って物事を考え、表現することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 F
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JABEE f
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教育方法等
概要:
あらゆる学問の根本として国語の重要性が叫ばれつつある。また、社会人に必須なものとしてコミュニケーション能力は欠かすことはできない。この授業ではその基礎力を養うことを主眼として、「読む」「書く」ことの徹底と、「話す」「聴く」ことの訓練を進めていきたい。とりわけ現代社会との関連が期待される。
授業の進め方・方法:
前期は講義中心の授業を展開し、社会人として恥ずかしくない敬語やマナーを毎回配布されるプリントや時には実習を取り入れた形で習得してもらう。また後期は口頭発表・ディベートなどのアクティブラーニングの手法を取り入れ、社会的な事柄への関心を高めてもらいつつ、そのことに自分なりの独自な意見を公の前で敬語を用いながら発表する授業を行う。その際には学生たちの相互評価も取り入れ、学生が個々に自己評価できる環境を与える。成績評価は定期試験50%、実践50%とする。実践の内訳は口頭発表25%(実践20%、小論文5%)、ディベート25%(実践15%、レポート10%)。それらを総合評価し、60点以上を合格とする。なお再試験は60点以上を合格とする。
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注意点:
今はさまざまな場面でコミュニケーション能力の重要性が叫ばれている。コミュニケーションをとるにはまず相手を尊重することが大切であることを認識して欲しい。また、口頭発表に際しては事前に担当教員に何についてどのように発表するのか報告することを義務づけているので、約束事はきっちり守ることを心がけること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
敬語の基礎1 |
尊敬表現と謙譲表現が区別できる。
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2週 |
〃 |
〃
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3週 |
〃 |
〃
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4週 |
〃 |
〃
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5週 |
〃 |
〃
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6週 |
〃 |
〃
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7週 |
〃 |
〃
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8週 |
敬語の基礎2 |
尊敬表現と謙譲表現を状況に応じて使い分けすることができる。
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2ndQ |
9週 |
〃 |
〃
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10週 |
〃 |
〃
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11週 |
〃 |
〃
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12週 |
〃 |
〃
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13週 |
社交上のマナー |
社交上のマナーを理解し実践ができる。
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14週 |
手紙の書き方 |
的確なスタイルに則った手紙を書くことができる。
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15週 |
〃 |
〃
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16週 |
前期末試験を実施する |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
口頭発表(レポートを含む) |
社会的な問題に関心を持ち、独自の意見を的確に表現できる。
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2週 |
〃 |
〃
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3週 |
〃 |
〃
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4週 |
〃 |
〃
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5週 |
〃 |
〃
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6週 |
〃 |
〃
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7週 |
〃 |
〃
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8週 |
後期中間試験を実施する |
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4thQ |
9週 |
ディベート |
建設的なヂィベートを成立させる条件について理解できる。
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10週 |
〃 |
〃
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11週 |
〃 |
〃
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12週 |
〃 |
〃
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13週 |
〃 |
〃
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14週 |
〃 |
〃
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15週 |
ディベートについてのレポート作成 |
論点を踏まえたレポートを書くことができる。
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16週 |
後期末試験を実施する |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 25 | 0 | 15 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 25 | 0 | 10 | 0 | 10 | 95 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 5 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |