工学基礎

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 工学基礎
科目番号 0001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子工学分野 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 各分野において,プリント等にて配布する.
担当教員 大槻 典行,中島 陽子,鈴木 未央,中村 誠,関根 孝次,加藤 順司,伊藤 光樹,小谷 斉之,渡邊 駿,三森 敏司,岩間 雄介

到達目標

1. 5分野すべてを体験的に学習し,それぞれの分野の特徴を理解することができる.
2. 第2学年進級時の分野選択に役立てることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各分野の課題に意欲的に取り組み,十分な完成度の成果物を作成・提出することができる。各分野の課題に取り組み,標準的な完成度の成果物を作成・提出することができる.各分野の課題への取り組みが著しく不十分で,成果物を作成・提出することができない.
評価項目2各分野の特徴を十分に理解し,高いモチベーションを持って,第2学年進級時の分野選択に役立てることができる.各分野の特徴をある程度理解し,第2学年進級時の分野選択に役立てることができる. 各分野の特徴をほとんど理解できず,第2学年進級時の分野選択に役立てることができない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報・機械・電気・電子・建築の5分野の初歩を体験的に学習することにより自分の分野希望の参考とするとともに,
自分の将来の専門分野外の基本的な知識を得ることを目的とする.
授業の進め方・方法:
1. 1分野2週間とし,5分野すべてを10週間で体験的に学習する.1週当りの授業時間は3時間であり,全部で3時間/週 ×10週 =30時間(1履修単位相当)である.
2. 短期間でひとつのテーマが完結するので,集中して取り組むこと.
3. 自分の進みたい道を確認するための重要な科目であり,同時に他の分野ではどのようなことを学習するのかを知る数少ない機会である.すべてに積極的に参加し,視野を広げる努力をすること.
注意点:
2学年進級時の分野選択における自己決定の重要な要素となる科目である.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 タッチタイプでプログラミング 情報分野の特徴を理解できる.
2週 タッチタイプでプログラミング 情報分野の特徴を理解できる.
3週 メカニカル工房 機械分野の特徴を理解できる.
4週 メカニカル工房 機械分野の特徴を理解できる.
5週 電磁力ロケットの打ち上げ 電気分野の特徴を理解できる.
6週 電磁力ロケットの打ち上げ 電気分野の特徴を理解できる.
7週 電子とテクノロジー 電子分野の特徴を理解できる.
8週 電子とテクノロジー 電子分野の特徴を理解できる.
4thQ
9週 モルタル de ZOKEI 建築分野の特徴を理解できる.
10週 モルタル de ZOKEI 建築分野の特徴を理解できる.
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。2
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。2
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。2
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。2
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。2
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。2
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。2
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力00001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000