科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子工学分野 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 テキスト:自主教材  参考書:1.総合英語 2.フォレスト(桐原書店) 3.インスパイア 総合英語(文英堂) 4.チャート式 新総合英語(数研出版)基本英文法(浜島書店)  5.問題集:基本英文法(浜島書店)
担当教員 田村 聡子

到達目標

簡単な論理的文章を英語で記述し、英語でコミュニケーションを行うための基礎知識を身に付けるために、
1.高校1年生に必要とされる英文法をりかいし、その知識を運用できる。
2.英語検定準2級の試験に対応するために必要とされる英語力を身に付けるために、基礎的な語彙力、読解力、表現力などを習得し、それを運用できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高校1年生に必要とされる英文法を十分に理解し、それを用いた短い英文を作ることができる。高校1年生に必要とされる英文法を概ね理解し、それが用いられた英文の意味を読み取れる。中学校で学んだ英文法を十分に理解できず、それが用いられた英文の意味も読み取れない。
評価項目2英語検定準2級の問題を6割以上正解できる。英語検定3級レベルの問題をほぼ正解できる。英語検定準3級レベル問題を5割以下しか正解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 F 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自主教材を用いて授業を行う。中学校で既習の英文法を復習することで基礎英文法の理解を深めその定着を図ると同時に、高校1年生に必要とされる英文法を学び、演習問題を通してその定着を図る。そうすることで英語検定準2級レベルの英語に対応するために必要とされる英語力の基礎を習得し、簡単な論理的文章を英語で記述したる英語でコミュニケーションを行うための基礎力を養成することを目指す。
授業の進め方・方法:
テキストに掲載されている文法項目の解説プリントを配布する。各項目の基礎知識の定着を図るために項目ごとに演習問題を実施する。
本授業の合否判定で用いる成績評価は定期試験の平均が100%である。  ・後関連科目:英語(2年)
○1年生の「英語」の評価方法について
 ・ 片岡、林、田村のそれぞれの合否判定用成績の平均点を60%、単語テストの成績の平均点を20%、英検テストの成績の平均点を20%として、その合計点を出し、その合計点に0.9を乗じて、それにeラーニング教材の「初級英語・基礎」の評価点を加算して、その合計点を「英語」の合否判定用成績とする。 計算式で示すと、以下のようになる。
   (k,h,t はそれぞれ片岡、林、田村の合否判定用成績の平均点、Wtは単語テストの成績の平均点、Etは英検テストの平均点、eLはeラーニングの評価点、Total が「英語」の合否判定用成績。)
Total = { (k+h+t)×1/3×0.6 + Wt×0.2 + Et×0.2 }×0.9 + eL
   *単語テストの成績は100点満点に換算した得点の平均点である。
  *「eラーニング教材の「初級・基礎」による評価点は、以下の通りである。
1.『本科(Lesson)の「イントロダクション」から「Lesson8」まで』を完了すれば3点。
2.『本科(Lesson)の「Lesson 9」から「ランダム演習」の最後まで』も完了すれば6点。
3.『ディクテーションの最初から「電話の表現」まで』も完了すれば10点。
  ・「英語」の最終評価は、合否判定用成績が60点以上の場合、上記の計算式のk,h,t にそれぞれ片岡、林、田村の最終評価点を入れて算出した Total の数値となる。

○「英語」の再試験について
 1. 「英語」の評価で合格点に達しなかったものを対象に、片岡、林、田村の3人のそれぞれが再試験を実施する。ただし、受験するのは、定期試験の平均点が60点未満だった教員の再試験だけである。
2. 再試験で合格となるためには、以下のいずれかに該当しなければならない。
① k‘,h’,t‘ をそれぞれ片岡、林、田村の再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)とした場合、次の式が60点以上になった場合。 (k‘+h’+t‘)×1/3
(3人の定期試験の平均点がいずれも60点を上回っている場合には再試験ではなく、片岡の課す課題の提出をもって合否を判断する。)
 ② 上記の合否判定用成績算出の計算式の定期試験の得点のところに、再試験(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)の得点を置き換えて算出した成績が60点以上になった場合。
関連科目:英語(2年)
注意点:
授業で配布された解説プリントや演習問題のプリント等はファイリングして復習に利用できるようにしておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
5文型(1)
5文型の基礎を理解できる。
2週 5文型(2) 5文型の基礎知識を運用できる。
3週 5文型(3) 5文型の発展的用法を理解できる。
4週 進行形(1)
現在、過去進行形の基礎及び発展的内容を理解できる。
5週 動名詞(1) 動名詞の基礎を理解できる。
6週 動名詞(2) 動名詞の発展的内容を理解できる。
7週 動名詞(3)
動名詞の発展的内容を運用できる。
8週 前期中間試験を:実施する
2ndQ
9週 不定詞(1) 不定詞の3つの用法の基礎を理解できる。
10週 不定詞(2)
不定詞を含む構文を理解できる。
11週 不定詞(3)
不定詞を含む構文の発展的に用を理解できる。
12週 受動態(1)
受動態の基礎を理解できる。
13週 受動態(2) 受動態の様々な用法を理解できる。
14週 助動詞(1) 助動詞の基礎を理解できる。
15週 助動詞(2) 助動詞の様々な用法の発展的な内容を理解できる。
16週 前期期末試験を:実施する
後期
3rdQ
1週 現在完了形(1) 現在完了形の基礎を理解できる。
2週 現在完了形(2) 現在完了形の様々な用法の発展的な内容を理解できる。
3週 関係代名詞(1) 関係代名詞が用いられた英文の作り方を理解できる。
4週 関係代名詞(2) 関係代名詞の3種類の用法の発展的な内容を理解できる。
5週 関係代名詞(3) 関係代名詞としてのwhatの用法を理解できる。
6週 形容詞としての分詞(1) 形容詞としての現在分詞と過去分詞の用法の基礎を理解できる。
7週 形容詞としての分詞(2) 形容詞としての現在分詞と過去分詞の用法を理解し、応用できる。
8週 後期中間試験を:実施する
4thQ
9週 形式主語のit 形式主語のitの役割を理解し、形式主語を使った文を作ることができる。
10週 比較級(1)(同級、比較級) as…asを用いた用法と~erを用いた比較級を理解できる。
11週 比較級(2) ~estを用いた最上級の用法を理解できる。
12週 比較級(3)

比較級を用いた様々な用法を理解できる。
13週 S+V+O+不定詞 S+V+O+不定詞の構文を理解できる。
14週 知覚動詞 知覚動詞+O+原形不定詞の用法を理解できる。
15週 使役動詞
使役動詞+O+原形不定詞の用法を理解できる。
16週 後期期末試験を:実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000