現代社会A

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 現代社会A
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子工学分野 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 ★ 教科書 :『新地理A』帝国書院、『新詳地理資料 COMPLETE2020』帝国書院、『楽しい地図ワーク ◆基礎編◆』帝国書院。☆ 参考書 : 『地理用語集 A・B共用 第二版』山川出版社、北野豊『読んでわかる!地理(上)』山川出版社、同『読んでわかる!地理(下)』山川出版社、『北海道2030年の未来像-「人口減少100万人」を超えて』日本経済新聞社。
担当教員 池田 裕輔

到達目標

1.基礎的な地理・地誌的な知識と理解を深め、地域社会が抱える問題に主体的に取り組むために必要な資質を自身で獲得することができる。
2.地理・地誌的観点から、世界の様々な地域の特性についての知識と理解を深め、国際情勢を捉えるだけでなく、自らの意見をもち、他人に説明することができる。
3.地理・地誌的観点から、日本の様々な地域の特性についての知識と理解を深め、多様な社会問題を理解するだけでなく、自らの意見を、自らの意見をもち、他人に説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1地理・地誌的観点から、地域社会が抱える問題を把握、説明するだけでなく、自ら主体的な判断や行動を取ることができる。地理・地誌的観点から、地域社会が抱える問題を把握、説明することができる。地理・地誌的観点から、地域社会が抱える問題を把握することができない。
評価項目2地理・地誌的観点から、国際情勢を捉え、説明することができるだけでなく、自らの意見を持ち、それを他人に説得的な仕方で説明することができる。地理・地誌的観点から、国際情勢を捉え、説明することができる。地理・地誌的観点から、国際情勢を捉えることができない。
評価項目3地理・地誌的観点から、日本の社会問題を捉え、説明することができるだけでなく、自らの意見をもち、それを他人に説得的な仕方で説明することができる。地理・地誌的観点から、日本の社会問題を捉え、説明することができる。地理・地誌的観点から、日本の社会問題を捉えることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代社会の一員として要請される地理的・地誌的な知識・理解を獲得し、これに基づいて地域問題、国際情勢、社会問題を自覚的かつ主体的に判断するために必要な資質を獲得することを目指します。

授業の進め方・方法:
1.各回の授業内容を講義形式で学習します。
2.それに基づいて、簡単な授業内ワークをおこないます。                                  
合否判定: 定期試験(80%) + 課題学習(20%) ≧ 60点
合否判定点=最終評価点
不合格者については,再試験または課題学習の評価が60点以上であれば合格とする。

・必要な用具:教科書、資料集およびワークブックは毎回必ず持ってくること。
・前提となる知識:中学校の社会科の知識
・関連科目:・現代社会B、倫理社会
注意点:
特にありません。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 導入 地理的・地誌的な知識と理解が、現代社会の一員として必須のものであることを説明できる。
2週 緯度・経度と地球上の位置  緯度と経度、また、時差の概念を充分に理解し、特定の地域の気候差がそれらに大きく規定されることを理解、説明することができる。
3週 様々な地形 様々な地形の特性およびその形成過程の相違を理解、説明することができる。
4週 日本の地域区分と都道府県 日本の地域区分と都道府県について、基礎的知識を獲得することができる。
5週 北海道の地形と地域で異なる人口問題 北海道の地形についての地理的知識を獲得し、世界の様々な地域と道東地域が抱える人口問題の異同を理解、説明することができる。
6週 中国の生活・文化 中国の生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
7週 韓国の生活・文化 韓国の生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
8週 東南アジアの生活・文化 東南アジアの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
4thQ
9週 南アジアの生活・文化 南アジアの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
10週 中央アジア・西アジア・北アフリカの生活・文化 中央アジア・西アジア・北アフリカの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
11週 ヨーロッパの生活と文化① ヨーロッパの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
12週 ヨーロッパの生活と文化② ヨーロッパの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
13週 ロシアの生活と文化 ロシアの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
14週 アングロアメリカの生活・文化① アングロアメリカの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
15週 アングロアメリカの生活・文化② アングロアメリカの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力800002000