公共B

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 公共B
科目番号 0008 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子工学分野 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 教科書:東京書籍 『現代社会』参考書:帝国書院『ライブ!現代社会』、福岡伸一 小学館新書『新版 動的平衡1~2』
担当教員 山内 一美

到達目標

常に変容し続ける現代社会の様相についての知識と理解を深め,社会に対峙するための判断力の基礎を培い,主体的に社会を構成する人間として必要な資質を自分で育てていけるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1経済的・政治的視点を思考のツールとして自身に内在化し,社会を理解する道具として使いこなすことができる。経済的・政治的視点の概要を理解し,社会を知るための切り口のひとつとして使えることに気づくことができる。経済・政治的視点をもって社会を見ることができない。
評価項目2複合的・全体的に物事を見る思考力を身につけ,それを自身の力として世界や社会に対峙し、自分のあり方生き方を生涯にわたり追求していける。社会には様々な視点があることを理解し、複合的に自身の身の周りの事象を捉えることができる。 人間社会の多様性を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会の一員として自覚的に、かつ主体的に生きていくための、基本的な知識と健全な判断力を身につける。
授業の進め方・方法:
 合否判定: 定期試験(80%) + 課題学習(20%) ≧ 60点
 合否判定点=最終評価点
 不合格者については,再試験または課題学習の評価が60点以上であれば合格とする。


・前提となる知識:中学校の社会科の知識
・関連科目:公共A、倫理社会、法学、歴史
注意点:
特にありません

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 経済とは何か~経済の三主体 経済の三主体について理解できる。
2週 現代の企業(1) 企業の概要について理解できる
3週 現代の企業(2) 同上
4週 現代の企業(3) 同上
5週 現代の市場(1) 市場メカニズムについて理解できる
6週 現代の市場(2) 同上
7週 経済をはかる(1) 経済をはかるための様々な指標について理解できる
8週 経済をはかる(2) 同上
2ndQ
9週 経済に現れる現象(1) 経済に現れる様々な現象について理解できる
10週 経済に現れる現象(2) 同上
11週 政府の経済活動(1) 財政について理解できる
12週 政府の経済活動(2) 同上
13週 租税と社会(1) 税制の概要と社会との関わりについて理解できる
14週 租税と社会(2) 同上
15週 租税と社会(3) 同上
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 金融のしくみとはたらき(1) 金融の概念と経済社会で果たしている機能について理解できる
2週 金融のしくみとはたらき(2) 同上
3週 中央銀行の役割(1) 中央銀行の役割について理解できる
4週 中央銀行の役割(2) 同上
5週 国際経済のなかの日本(1) 国を越える経済取引のしくみとその現状について理解できる。そのなかで日本経済がかかえる課題について考察できる
6週 国際経済のなかの日本(2) 同上
7週 国際経済のなかの日本(3) 同上
8週 国際経済のなかの日本(4) 同上
4thQ
9週 国民生活と経済(1) 身近な暮らしに関わる経済について理解し、将来も含めた自身の経済生活について考察できる
10週 国民生活と経済(2) 同上
11週 国民生活と経済(3) 同上
12週 社会保障制度(1) 社会保障制度の概要について理解し、これからの課題を考察できる
13週 社会保障制度(2) 同上
14週 労働問題(1) 労働者をとりまく現状と課題について理解し、自身のありかたを考察できる
15週 労働問題(2) 同上
16週 後期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。2
公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。2
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000