科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 公共
科目番号 0011 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子工学分野 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ☆教科書:矢野智司ほか『改訂版 高等学校 公共――これからの社会について考える』(数研出版、2025年)
☆副教材:数研出版編集部編『改訂版 教科書準拠版 高等学校 公共ーーこれからの社会について考える 整理ノート』(数研出版、2025年)
☆参考書:帝国書院編集部編『ライブ!2026 公共、現代社会を考える』(帝国書院、2026年)     
担当教員 細見 佳子,山内 一美,瀧川 貴利

到達目標

1.民主政治・日本国憲法と統治機構についての基礎知識を身につける。
2.選挙・政党・地方自治・政治参加についての基礎知識を身につける。
3.国際政治の基礎知識を身につける。
4・経済についての知識と理解を深め、社会に対する判断力を培う

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1民主政治・日本国憲法と統治機構についての基礎知識が十分に身についている。民主政治・日本国憲法と統治機構についての基礎知識が身についている。民主政治・日本国憲法と統治機構について理解できておらず、それらの基礎知識が身についていない。
評価項目2選挙・政党・地方自治・政治参加についての基礎知識が十分に身についている。選挙・政党・地方自治・政治参加についての基礎知識が概ね身についている。選挙・政党・地方自治・政治参加についての基礎知識が身についていない。
評価項目3国際政治の基礎知識が十分に身についている。国際政治の基礎知識が概ね身についている。国際政治の基礎知識が身についていない。
評価項目4経済についての知識が十分に身につき、深い理解力と判断力がついている。 経済についての知識と理解がおおむね進み、ひととおりの判断力がついている。 経済についての知識と理解が十分でなく、判断力も身についていない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマ・ポリシー A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
〇公共A(細見担当):前期15回   公共B(山内担当):隔週通年15回
公共Aでは、政治学・日本国憲法・統治機構・国際政治を勉強します。中学校までに習った事項を、背景知識やより詳細な事例を紹介することで、深く理解していきます。
公共Bでは、社会の一員として自覚的に、かつ主体的に生きた行くための基本的な知識と健全な判断力を養います。
授業の進め方・方法:
〇成績評価は、最終的には、公共Aと公共Bの評価を平均して算定します。
 但し、前期中間評価は公共Aのみの評価となります。前期末評価は、公共Aと公共Bの評価を平均して算定します。後期中間評価は前期末評価と同一になります。
※授業計画欄は、前期の部分に公共Aを、後期の部分に公共Bを記入します。

公共A
【授業の進め方】まずは講義形式で行い、知識を身につけたうえで、ワークブック『公共 整理ノート』で理解を深めます。グループ討論を行うこともあります。
★成績評価:シラバスに定める評価割合に基づき100点法で評点を算出し、「学業成績の試験・評価に関する内規」に従い、60点以上を合格とする。
 成績評価の実施条件:小テスト2回のみ実施(定期試験は無し)(1回目50点・2回目50点、合計100点)

公共B
【授業の進め方】
・「地球 と生命」と交互に、通年で授業を行います(ローテーションを確認のこと)
・プリントを使い、講義形式の授業を行います。教科書と副教材を合わせて使い、 立体的な内容把握を目指します。
★成績評価:
・シラバスに定める評価割合に基づき100点法で評点を算出し、「学業成績の試験・評価に関する内規」に従い、60点以上を合格とする。
 (定期試験(80%)+課題学習(20%)≧60点)
★ 課題提出期限: 授業中に回収する提出物以外は、指定された提出期限を守ること。期限超過後は受理せず、未提出として取り扱う。

公共A・B共通
★中間評価:(前期8週目終了時)公共A小テスト第1回の結果から算定する。(後期8週目終了時)前期評価と同一
★再試合否:不合格者については、課題レポート又は再試験を実施し60点以上を合格とする。
★後関連科目:歴史地理総合(2年)、人文社会科学入門(4年)、人文・社会科学演習(4年)、歴史と文化A(4年)、歴史と文化B(5年)
注意点:
☆事前に行う準備学習: 講義の冒頭で予習・復習内容を説明します。

🌎公共A
・教科書と副教材は必ず毎回持参してください。毎回にわたり持参しない場合は、減点の対象とします。
・途中退出した場合も、時間に応じて、遅刻・欠席とします。
・携帯電話・スマートフォンの電源は切っておくこと。
・居眠りはしないこと。
・他の学生に迷惑となる行為や、授業の妨げとなる行為は慎むこと。
・1回目のガイダンスで、さらに詳しい説明を行います。

🌎公共B
・広く社会・経済について関心を持ち、自分のおかれた状況も含めて考える習慣を持ちましょう。公共の授業をそのための扉として使っていきましょう。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
民主政治と基本的人権
授業の概要と進め方、ルール、目標を理解できる。
民主政治と基本的人権を理解できる。
2週 権力分立と法の支配
日本国憲法と基本原理
権力分立と法の支配を理解できる。
日本国憲法と基本原理を理解できる。
3週 平等権・自由権

平等権・自由権の概念と判例を理解できる。
4週 社会権と参政権・請求権 社会権・参政権・請求権を理解できる。
5週 人権の広がり
「新しい人権」を理解できる。
6週 国会のしくみと役割
国会のしくみと役割を理解できる。
7週 内閣のしくみと行政機構 内閣のしくみと行政機構を理解できる。
8週 復習・小テスト第1回
復習・小テスト第1回
2ndQ
9週 選挙の役割と意義
選挙の役割と意義を理解できる。
10週 政党の役割 政党の役割を理解できる。
11週 地方自治の現状と課題


地方自治の現状と課題を理解できる。
12週 世論の形成と政治参加
国際社会と国際法
世論の形成と政治参加を理解できる。
国際社会と国際法を理解できる。
13週 戦後の国際情勢
現代の紛争
戦後の国際情勢を理解できる。
現代の紛争を理解できる。
14週 平和主義と防衛政策
日本の防衛体制
平和主義と防衛政策を理解できる。
日本の防衛体制を理解できる。
15週 総復習・小テスト第2回
総復習・小テスト第2回
16週
後期
3rdQ
1週 経済とは何か~経済の三主体 経済の三主体について理解できる。
2週 現代の企業
企業の概要について理解できる。
3週 現代の市場 市場メカニズムについて理解できる。
4週 経済のモノサシ/経済現象 経済を把握する指標、経済に現れる現象について理解できる。
5週 財政 財政の役割と日本の財政について理解できる。
6週 課題作成/租税と社会① 税制の概要について理解できる。
7週 課題返却/租税と社会② 前期末試験
税と社会をとりまく課題について理解できる。
8週 金融のしくみとはたらき 金融の概念と経済社会で果たしている機能について理解できる。
4thQ
9週 中央銀行のはたらき 中央銀行の役割について理解できる。
10週 投資行動と社会 投資行動と社会の関わりについて理解できる。
11週 国際経済のなかの日本 世界経済の概要とその中での日本経済がもつ課題について理解できる。
12週 課題作成/ 社会保障のしくみ① 社会保障制度の概要について理解し、これからの課題を考察できる。
13週 課題返却/社会保障のしくみ② 日本の医療と年金保険制度の概要と課題について理解できる。
14週 労働問題 労働者をとりまく現状と課題について理解し、自身のあり方を考察できる。
15週 暮らしのなかの経済 身近な暮らしに関わる経済について理解し、将来も含めた自身の経済生活について考察できる。
16週 後期末試験 後期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会社会人間と自然環境との相互作用を前提としつつ、民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3前3,前13
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理と基礎的な政治・法・経済の仕組みを理解し、現代社会の諸課題について考察できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定し、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から多面的・多角的に考察、構想し、表現できる。3前13,前14,後6,後7,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験小テスト相互評価その他(ポートフォリオ)合計
総合評価割合4050010100
公共A基礎的能力0500050
公共B基礎的能力40001050