到達目標
1.交流の表示方法や計算方法を習得し、電圧,電流の関係の簡単な計算できる。
2.交流信号の瞬時値、複素数表示やフェーザ表示を表現・理解でき、簡単な計算できる。
3.3種類の回路素子(抵抗,コイル,コンデンサ)により構成される回路内の電圧,電流の関係の簡単な計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 交流の表示方法や計算方法を習得し、電圧,電流の関係の計算ができる。
| 交流の表示方法や計算方法を習得し、電圧,電流の関係の簡単な計算できる。
| 交流の表示方法や計算方法に関して、電圧,電流の関係の簡単な計算できない。
|
評価項目2 | 交流信号の瞬時値、複素数表示やフェーザ表示を表現・理解でき、計算できる。
| 交流信号の瞬時値、複素数表示やフェーザ表示を表現・理解でき、簡単な計算できる。
| 交流信号の瞬時値、複素数表示やフェーザ表示を表現・理解でき、計算できない。
|
評価項目3 | 3種類の回路素子(抵抗,コイル,コンデンサ)により構成される回路内の電圧,電流の関係の計算ができる。
| 3種類の回路素子(抵抗,コイル,コンデンサ)により構成される回路内の電圧,電流の関係の簡単な計算ができる。
| 3種類の回路素子(抵抗,コイル,コンデンサ)により構成される回路内の電圧,電流の関係の計算ができない。
|
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 C
説明
閉じる
JABEE c
説明
閉じる
教育方法等
概要:
電子工学の諸現象となる電流・電圧の数字や文字での取り扱い方を学習する。主に表示
方法や計算方法を習得し、それらを応用する能力を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
複素数や三角関数などの数学の知識を基礎とする。
多くの計算を行うため関数電卓を使用する。そのため、関数電卓を忘れずに毎回持参すること。
合否判定:定期試験(前期中間25%+前期末25%+後期中間25%+学年末25%)で、60点以上を合格とする.
最終評価:合否判定点と同じ.
再試験:不合格の場合には再試験を実施し、60点以上を合格とする。最終評価は60点とする.
授業中にも問題演習を行いますが,実際に自分で問題を解いてみることで理解がより深
まります。他の人の解答を待っていないで、必ず自分で電卓を使って最後まで問題を解
くことが重要です。
注意点:
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
回路要素の基本的要素 |
回路素子の性質を説明できる.
|
2週 |
複素数の表示 |
複素数表示を説明できる
|
3週 |
フェーザ表示 |
フェーザ表示を説明できる
|
4週 |
交流回路計算の基本 |
フェーザ表示から複素数表示へ変換できる
|
5週 |
交流回路計算の基本 |
複素数表示からフェーザ表示へ変換できる
|
6週 |
交流回路計算の基本 |
複素数表示とフェーザ表示の加減算ができる
|
7週 |
交流回路計算の基本 |
複素数表示とフェーザ表示の乗除算ができる
|
8週 |
前期中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
正弦波交流 |
正弦波交流を説明できる
|
10週 |
正弦波交流 |
周波数や位相を計算できる
|
11週 |
正弦波交流 |
平均値と実効値を説明し、計算できる
|
12週 |
正弦波交流 |
フェーザ表示を説明できる
|
13週 |
交流における回路要素 |
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる
|
14週 |
交流における回路要素 |
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる
|
15週 |
交流における回路要素 |
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる
|
16週 |
後期期末試験 |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
回路要素の直列接続 |
回路要素の直列接続の計算ができる.
|
2週 |
回路要素の直列接続 |
回路要素の直列接続の計算ができる.
|
3週 |
回路要素の直列接続 |
回路要素の直列接続の計算ができる.
|
4週 |
回路要素の並列接続 |
回路要素の並列接続の計算ができる.
|
5週 |
回路要素の並列接続 |
回路要素の並列接続の計算ができる.
|
6週 |
回路要素の並列接続 |
回路要素の並列接続の計算ができる.
|
7週 |
回路要素の並列接続 |
回路要素の並列接続の計算ができる.
|
8週 |
後期中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
2端子回路の直列接続 |
2端子回路の直列接続の計算ができる.
|
10週 |
2端子回路の直列接続 |
2端子回路の直列接続の計算ができる.
|
11週 |
2端子回路の直列接続 |
2端子回路の直列接続の計算ができる.
|
12週 |
2端子回路の並列接続 |
2端子回路の並列接続の計算ができる.
|
13週 |
2端子回路の並列接続 |
2端子回路の並列接続の計算ができる.
|
14週 |
2端子回路の並列接続 |
2端子回路の並列接続の計算ができる.
|
15週 |
2端子回路の並列接続 |
2端子回路の並列接続の計算ができる.
|
16週 |
後期期末試験 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 正弦波交流の特徴を説明し、周波数や位相などを計算できる。 | 4 | 前10 |
平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。 | 4 | 前11 |
正弦波交流のフェーザ表示を説明できる。 | 4 | 前3 |
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる。 | 4 | 前13,前14,前15 |
瞬時値を用いて、交流回路の計算ができる。 | 4 | 前10 |
フェーザ表示を用いて、交流回路の計算ができる。 | 4 | 前6,前7 |
インピーダンスとアドミタンスを説明し、これらを計算できる。 | 4 | 後9 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |