社会的な問題に対して関心を持ち、正しい敬語、論理的な思考によって口頭発表ができ、質問に対しても対応ができる。ディベートを通して、相手側の言おうとすることを的確に把握し、それに対して的確な意見を述べることができる。
概要:
コミュニケーションの4要素は、「書く」「読む」「話す」「聴く」であり、それらを総合的に使いこなすことによってコミュニケーション能力は高まる。その場合は相手の立場にどれだけ立てるかが大きな鍵を握る。前期では徹底して敬語を身につけてもらい、後期においては口頭発表、ディベートを通して主に「話す」「聴く」ことの訓練を積んでもらう。とりわけ現代社会との関連が期待される。
授業の進め方・方法:
前期は講義中心の授業を展開し、社会人として恥ずかしくない敬語やマナーを毎回配布されるプリントや時には実習を取り入れた形で習得してもらう。また後期は口頭発表・ディベートなどのアクティブラーニングの手法を取り入れ、社会的な事柄への関心を高めてもらいつつ、そのことに自分なりの独自な意見を公の前で敬語を用いながら発表する授業を行う。その際には学生たちの相互評価も取り入れ、学生が個々に自己評価できる環境を与える。成績評価は定期試験50%、実践50%とする。実践の内訳は口頭発表25%(実践20%、小論文5%)、ディベート25%(実践15%、レポート10%)である。これらを総合評価し、60点以上を合格とする。なお赤点となった場合は再試験を行い、60点以上を合格とする。
注意点:
今はさまざまな場面でコミュニケーション能力の重要性が叫ばれている。コミュニケーションをとるにはまず相手を尊重することが大切であることを認識して欲しい。また、口頭発表に際しては事前に担当教員に何についてどのように発表するのか報告することを義務づけているので、約束事はきっちる守ることを心がけること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。 | 3 | |
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | |
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | |
力の合成と分解をすることができる。 | 3 | |
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。 | 3 | |
周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。 | 3 | |
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。 | 3 | |
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。 | 3 | |
万有引力の法則から物体間にはたらく万有引力を求めることができる. | 3 | |
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
力のモーメントを求めることができる。 | 3 | |
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。 | 3 | |
重心に関する計算ができる。 | 3 | |
熱 | 原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。 | 3 | |
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。 | 3 | |
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。 | 3 | |
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。 | 3 | |
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。 | 3 | |
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。 | 3 | |
波動 | 波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。 | 3 | |
横波と縦波の違いについて説明できる。 | 3 | |
波の重ね合わせの原理について説明できる。 | 3 | |
波の独立性について説明できる。 | 3 | |
2つの波が干渉するとき、互いに強めあう条件と弱めあう条件について計算できる。 | 3 | |
定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を説明できる。 | 3 | |
ホイヘンスの原理について説明できる。 | 3 | |
波の反射の法則、屈折の法則、および回折について説明できる。 | 3 | |
弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。 | 3 | |
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。 | 3 | |
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。 | 3 | |
一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。 | 3 | |
自然光と偏光の違いについて説明できる。 | 3 | |
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。 | 3 | |
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。 | 3 | |