電子機器

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 電子機器
科目番号 0039 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子工学分野 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「ラジオ・音響技能検定試験2級技術教本」、加銅他著「最新オーディオ技 術」(オーム社)、 堀 桂太郎著「絵とき アナログ電子回路の教室」(オーム社)
担当教員 浅水 仁

到達目標

1.電気-音響変換の原理や機械回路の概念を説明できる
2.放送に使用されている変調方式の原理と特徴を説明できる
3.ディジタルオーディオ機器の構造と動作原理を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気-音響変換の原理や機械回路の概念を理解し設計できる電気-音響変換の原理や機械回路の概念を説明できる電気-音響変換の原理や機械回路の概念を理解していない
評価項目2放送に使用されている変調方式の原理と特徴を理解し応用できる放送に使用されている変調方式の原理と特徴を説明できる放送に使用されている変調方式の原理と特徴を理解していない
評価項目3ディジタルオーディオ機器の構造と動作原理を理解し回路を設計できるディジタルオーディオ機器の構造と動作原理を説明できるディジタルオーディオ機器の構造と動作原理を理解していない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
AR検定2級合格またはそれに相当する知識を得ることが目標である.
授業の進め方・方法:
これまでに学んだ電気回路や電子回路などの知識を基にしてオーディオ機器やラジオの構造や動作原理を理解する.
AR検定2級合格者には本科目の単位が認定される.認定にあたって本科目を履修している必要はない.

合否判定:定期試験(中間50%+期末50%)で60点以上を合格とする.
最終評価:合否判定点と同じ.
不合格の場合には再試験を実施し、60点以上を合格とする。最終評価は60点とする.
注意点:
電気回路,電子回路についての理解を確実にしておくこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス,講義のアウトライン,音響再生について( 年間の講義計画を把握し,音響再生やステレオ方式についての概要を説明できる.
2週 音響の基礎 音波や聴覚の性質を説明できる.
3週 音響の基礎 音波や聴覚の性質を説明できる.
4週 マイクロフォンとスピーカ 電気-音響変換の原理や機械回路の概念を説明できる.マイクロフォンやスピーカの動作原理を説明できる.
5週 マイクロフォンとスピーカ 電気-音響変換の原理や機械回路の概念を説明できる.マイクロフォンやスピーカの動作原理を説明できる.
6週 スピーカシステム スピーカシステムの仕組みと動作原理を説明できる.
7週 テープデッキ テープデッキの構造,動作原理を説明できる.使用されている電子回路について説明できる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 変調方式と放送 放送に使用されている変調方式の原理と特徴を説明できる.
10週 ラジオ受信機と性能 AM及びFMラジオ受信機の構造と動作を説明できる.
11週 ラジオ受信機と性能 AM及びFMラジオ受信機の構造と動作を説明できる.
12週 ラジオ・オーディオ機器の測定 ラジオ受信機や各種オーディオ機器の性能の測定法について説明できる
13週 ディジタルオーディオの基礎 デジタル録音と再生の原理について説明できる
14週 ディジタルオーディオの基礎 デジタル録音と再生の原理について説明できる
15週 ディジタル音響機器 CDプレーヤ等のディジタルオーディオ機器の構造と動作原理を説明できる.
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000