1. グループで課題を決めることができる.
2. グループ内で課題の解決法方法を検討し,アイデアを出し合うことができる.
3. グループで計画を立て,メンバーが計画的に仕事をすることができる.
4. 計画を効果的に他者に説明できる.
5. 情報セキュリティーについて理解・実行できる.
概要:
創造性を養うために,第3 学年までに得た知識を基に,自ら課題を発見し,解決方法を計画し,実行する能力を育成する.これらの作業をグループ作業と個人作業を混合させながら行うことにより,チームワークで仕事をする能力,チームの中で個人の力を発揮する能力を養う. また、情報セキュリティ―の素養についても学習する.
授業の進め方・方法:
グループ発表・成果に対する評価,グループ内の他メンバーからの相対評価,個人レポートを総合的に評価し,100点満点で60点以上を合格とする.
・グループ評価(60%)
(i)作品の製作における計画性,製作活動,作品,またこれらに関する成果報告について評価する.
(ii)製作物の最終完成度について評価する.
・グループ内の相対評価 (20%)
各個人作業に対する取り組みと成果について,グループ内の他メンバーで互いに相対的に評価する.
・個人レポート(20%)
製作活動におけるアイデア,担当した役割に対する報告レポートを課して評価する.
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
グループ決め,製作課題物の提案と技術調査
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グループ決めと製作課題物について話し合い,その実現技術について調べることができる.
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2週 |
担当の役割決め,製作工程の検討 |
課題の役割決めついて話し合い,自身の工程について検討することができる。
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3週 |
製作物に関する実現技術の調査と設計 |
製作物に関する実現技術について調査し,設計に活かすことができる.
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4週 |
製作物に関する実現技術の調査と設計 |
製作物に関する実現技術について調査し,設計に活かすことができる..
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5週 |
製作物の使用物品の検討と発注 |
製作物の使用物品を決定し,発注することができる.
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6週 |
加工,回路,プログラミングに関する基本技術の習得 |
各自が担当する技術について体験し,基本技術を習得することができる.
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7週 |
製作開始 |
計画に基づいて製作を進めることができる.
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8週 |
製作 |
計画に基づいて製作を進めることができる.
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2ndQ |
9週 |
製作 |
計画に基づいて製作を進めることができる.
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10週 |
製作 |
計画に基づいて製作を進めることができる.
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11週 |
製作 |
計画に基づいて製作を進めることができる.
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12週 |
製作 |
計画に基づいて製作を進めることができる.
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13週 |
製作 |
計画に基づいて製作を進めることができる.
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14週 |
製作 |
計画に基づいて製作を進めることができる.
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15週 |
第1回成果発表 |
出展予定の製作物について発表することができる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
学科展示の準備(1) |
製作物の紹介ポスターについて検討と作成をすることができる.
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2週 |
学科展示の準備(2) |
学科展示場所の装飾について作成することができる.
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3週 |
学科展示の準備(3) |
学科展示に向けて製作物の動作確認と調整をすることができる.
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4週 |
学科展示への出展 |
グループで分担して学科展示で製作物を出展することができる.
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5週 |
学科展示の成果報告と改善提案の検討 |
学科展示における成果報告と製作物の改善について議論することができる.
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6週 |
第2回成果発表 |
学科展示における成果報告と製作物の改善について発表することができる.
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7週 |
製作物の改善 |
改善計画に基づいて改善することができる.
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8週 |
製作物の改善 |
改善計画に基づいて改善することができる.
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4thQ |
9週 |
製作物の改善 |
改善計画に基づいて改善することができる.
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10週 |
製作物の改善 |
改善計画に基づいて改善することができる.
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11週 |
製作物の改善 |
改善計画に基づいて改善することができる.
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12週 |
製作物の改善 |
改善計画に基づいて改善することができる.
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13週 |
製作物の改善 |
改善計画に基づいて改善することができる.
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14週 |
作品発表会 |
完成作品についてプレゼンテーションを行い,他者にポイントを踏まえた説明ができる.
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15週 |
情報セキュリティ―について学ぶ |
ネットワーク上のセキュリティ―や個人情報の取り扱いなど情報セキュリティ―のあり方について調査・説明できる.
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | 後14 |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 4 | 後14 |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 4 | 後14 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | 後14 |
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
共振について、実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 後14 |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 4 | 後14 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | 前1,前2,前3 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | 前1,前2,前3 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | 前1,前2,前3 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 前3,前4,前5 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 前3,前4,前5 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 前6,後6,後14 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | 前6,後6,後14 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | 前6,後6,後14 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | 前6,後6,後14 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | 後14 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | 後14 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 後14 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | 後14 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | 後14 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 後14 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | 後14 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | 後14 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 後14 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | 後14 |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | 後14 |