科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語
科目番号 0001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学分野 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:Seed English Grammar 22 Units (文英堂) 参考書1:英検準2級全問題集(旺文社) 2.SEED総合英語〔四訂新版〕(文英堂) 3.総合英語 able 〔New Edition〕(第一学習社)
担当教員 片岡 務,ローズ 友恵

到達目標

高校2年生に必要とされる英文法力並びに英語検定準2級レベルの英語に対応するために必要となる英語力(特に英語で記述したり英語でコミュニケーションを行うために必要な英文法の知識や運用力等)を習得し、その英語力を随時発揮できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高校2年生に必要とされる英文法の知識をほぼ十全に身に着け、さらに英語検定準2級レベルの問題にほぼ正解できる。高校2年生に必要とされる英文法の知識を英文読解や作文をする際に不足がない程度に身に着け、さらに英語検定準2級レベルの問題に6割以上正解できる。高校2年生に必要とされる英文法の知識を英文読解や作文をする際に困難を感じるレベルにしかに身に着けることができず、さらに英語検定準2級レベルの問題に4割以下しか正解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 F 説明 閉じる

教育方法等

概要:
教科書とその他の自主教材を用い、1学年で既習の英文法の内容の復習並びに高校2年生で必要とされる文法内容を学習し、基礎的英文法の定着と標準的英文法の理解を図る。そしてこれらにより、英文の読解力の向上、英語での表現力の養成、さらには論理的な文章を記述したり英語でコミュニケーションを行うための標準的な英語力の養成を目指す。
10月実施の第2回の英語検定で準2級の試験を全員が受験する。
授業の進め方・方法:
・テキスト及び自主教材を用いて、文法事項の説明および演習問題を行う。適宜、リスニングや速読の教材を利用することもある。
・本授業の合否判定で用いる成績評価は、定期試験の平均点が100%である。最終評価は、「英語」の評価が60点以上であった学生を対象に授業への参加姿勢の観点から±5点を加算減産した点数とする。
・「英語」の成績評価と再試験については以下の通りである。                                  ○2年生の「英語」の評価方法について
・ 山本、ローズ、片岡のそれぞれの合否判定用成績を2:2:1の割合で乗じてその合計点を5で割った点数を60%、単語テストの成績の平均点を20%、英検テストの成績の平均点を20%として、その合計点を出し、その合計点に0.8を乗じて、それに「英語検定準2級の判定点(合格〔2級以上合格も含む〕:20点、1次合格:17点、1次不合格で正答数39以上:14点、正答数27~38:10点、正答数26以下:0点)」を加える。ここまでの総合点Pを算出する数式は次の通りである。p = {(y×2+r×2+t)×1/5×0.6+Wt×0.2+Et×0.2}×0.8+英語検定準2級の判定点(y, r, k はそれぞれ山本、ローズ、片岡の合否判定用成績、Wtは単語テストの成績〔100点満点に換算〕の平均点、Etは英検テストの平均点)この総合点Pを、さらに以下の「eラーニングで身につける中級英語〔前編〕」の進捗状況によるパターンの数式に当てはめて算出した数値を「英語」の合否判定用成績とする。
*「eラーニングで身につける中級英語〔前編〕」の進捗状況によるパターンは以下の通りである。
・パターンa:本科Lesson8までの中で学習を完了していないレッスンがある場合
・パターンb:本科Lesson8までは完了しているけれど、復習Lesson 5,6,7までの中で学習を完了していないレッスンがある場合
・パターンc:復習Lesson 5,6,7までは完了しているけれど、ディクテーションの中で学習を完了していないレッスンがある場合  
・パターンd:すべてのレッスンの学習を完了している場合
*上記の各パターンごとに、以下の数式で「英語」の合否判定用成績(t)を算出する。
・パターンa:t=p-(p-60)×0.24
・パターンb:t=p+(100ーp)×0.08-(pー60)×0.16
・パターンc:t=p+(100―p)×0.16-(pー60)×0.08
・パターンd:t=p+(100ーp)×0.24
(ただし、pが60点未満の場合には(p-60)を(60-p)と読み替えてtを算出した上で、pかtの高い方の点数を総合成績とする。)
*最終評価は、合否判定用成績が 60点以上になった場合に、上記の数式にy, r, kに山本、ローズ、片岡の最終評価を入れて上記の計算式で算出したtの数値となる。
○「英語」の再試験について
1. 「英語」の評価で合格点に達しなかったものを対象に、山本、ローズ、片岡の3人のそれぞれが再試験を実施する。ただし、受験するのは定期試験の平均点が60点未満だった教員の再試験だけである。
2. 再試験で合格となるためには、以下のいずれかに該当しなければならない。
① y',r',k'をそれぞれ山本、ローズ、片岡の再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)とした場合、次の式が60点以上になった場合。( y'×2+r'×2+k' )×1/5
(3人の定期試験の平均点がいずれも60点を上回っている場合には再試験ではなく、片岡の課す課題の提出をもって合否を判断する。)
 ② 上記の合否判定用成績算出の計算式の定期試験の得点のところに、再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)を置き換えて算出した成績が60点以上になった場合。
・英文を読んで的確に理解したり、適切に英語を発話したり、英語を聞き取るためには、基本的な英文法の理解とその定着が欠かせません。授業で学習したことを家庭で再度復習することで、理解の進化と定着が図られます。授業のあった日には必ず復習をしてください。 ・前関連科目:英語(1年)  ・後関連科目:英語(3年)

注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction         時制(1)          1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
2週 時制(2)              1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
3週 時制(3)               1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
4週 時制(4)               1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
5週 助動詞(1)               1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
6週 助動詞(2)             1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
7週 助動詞(2)                 1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
8週 前期中間試験:実施する
2ndQ
9週 文型(1)             1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
10週 文型(2) 1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
11週 受動態(1)           1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
12週 受動態(2)              1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
13週 不定詞(1)               1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
14週 不定詞(2)             1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
15週 不定詞(3)               1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
16週 前期期末試験:実施する
後期
3rdQ
1週 動名詞              1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
2週 分詞(1)              1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
3週 分詞(1)           1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
4週 分詞(2)            1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
5週 分詞(2)                                 1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
6週 比較(1)                                  1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
7週 比較(2)               1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
8週 後期中間試験:実施する
4thQ
9週 関係詞(1)              1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
10週 関係詞(1)              1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
11週 関係詞(2)                 1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
12週 関係詞(2)                 1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
13週 関係詞(3)              1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
14週 仮定法              1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
15週 仮定法             1. 基礎的文法の概要が理解でき、関係する設問に解答できる。       2. 文法の理解に基づき、関連する英検準2級レベルの設問に解答できる。 
16週 後期期末試験:実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00
基礎的能力100%0