科学基礎実験

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 科学基礎実験
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学分野 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 テキスト:自作実験書参考書【物理実験】初歩から学ぶ基礎物理学「力学Ⅰ」(大日本図書)初歩から学ぶ基礎物理学「熱・波動」(大日本図書)見て体験して物理がわかる実験ガイド(学術図書出版)【化学実験】文部科学省検定済教科書 新編化学基礎(東京書籍)文部科学省検定済教科書 新編化学(東京書籍)基礎化学実験第2版(共立出版)
担当教員 浦家 淳博,梅津 裕志,松﨑 俊明,小久保 慶一,佐藤 潤

到達目標

手順に沿って正しく実験操作を行い、物理量の測定を行うことができる。
実験の方法・過程・結果などを正確に説明できる。
実験データを誤差を考慮して適切に表現できる。
測定した結果等を分析・解釈し、考察を行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1手順に沿って正しく実験操作を行い、正確に物理量の測定を行うことができる。手順に沿って正しく実験操作を行い、物理量の測定を行うことができる。手順に沿って正しく実験操作を行うことができない。
評価項目2実験データは誤差を考慮して適切に表現し、実験の方法・過程・結果などを、図などを入れて、わかりやすく的確に表現できる。実験の方法・過程・結果などを正確に説明できる。実験データを誤差を考慮して適切に表現できる。実験の方法・過程・結果などを説明できない。実験データを適切な数値で表現できない。
評価項目3測定した結果等を科学的な原理や法則にのっとって分析・解釈し、論理的に考察を行うことができる。測定した結果等を分析・解釈し、考察を行うことができる。測定した結果等の分析や解釈を行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(目標)
実験を通して、自然に対する関心や探究心を高める。
情報の収集、実験の計画、実験による検証、実験データの分析・解釈など科学的に探究する方法を習得する。
(概要)
実験は,物理実験を5テーマ,化学実験を2テーマ行う。
授業の進め方・方法:
物理(1・2年)、化学(1・2年生)に関する知識が必要です。
実験内容等を記録するための専用のノートを用意してください。
合否判定:実験レポートの平均点,実験態度,課題で評価し60点以上を合格とする。なお、評価は、評価基準表に基づき行う。
最終評価:合否判定と同じ。
再試験:レポートと実験態度で60点未満のものは、実験に関係する内容の再試験を行い、60点以上を合格とする。
    再試験で合格した者の最終評価は60点とする。
実験では、危険が伴う場合があるので、安全意識を持ち十分に注意をしながら行うようにすること。
事前説明に従い必ず予習をしてから実験に臨むこと。
レポートの提出期限は必ず守ること。
注意点:
関連科目 物理(1年,2年),化学(1年,2年)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1 実験器具の扱い方 【物理】レポート作成の手順を理解し、決められた形式でレポートを作成できる。
2週 2 中和に関する実験 【物理】実験器具の取り扱い、実験台の整理整頓など、実験の基礎知識を持っている。
3週 3 力学に関する実験① 【物理】測定機器、実験器具の正しい取り扱いができる。
4週 4 実験レポートの作成 【物理】安全を確保して、実験を行うことができる。
5週 5 波に関する実験 【物理】測定値の取り扱い、有効数字の概念が理解できる。
6週 6 実験レポートの作成 【物理】測定した結果を理論や法則にのっとって分析・解釈し、考察を行うことができる。
7週 7 無機化学反応に関する実験① 【物理】実験に基づき、代表的な物理現象を説明することができる。
8週 後期中間試験:実施しない
4thQ
9週 1 無機化学反応に関する実験② 【化学】レポート作成の手順を理解し、決められた形式でレポートを作成できる。
10週 2 力学に関する実験② 【化学】安全ゴーグル等の使用、薬品・ガスバーナー等の取り扱い、実験台の整理整頓など、実験の基礎知識を持っている。
11週 3 実験レポートの作成 【化学】測定機器、実験器具の正しい取り扱いができる。
12週 4 力学に関する実験③ 【化学】安全を確保して、実験を行うことができる。
13週 5 実験レポートの作成 【化学】測定値の取り扱い、有効数字の概念が理解できる。
14週 6 熱に関する実験 【化学】測定した結果を理論や法則にのっとって分析・解釈し、考察を行うことができる。
15週 7 実験レポートの作成 【化学】実験に基づき、代表的な化学現象について説明することができる。
16週 後期期末試験:実施しない

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000