公共A

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 公共A
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学分野 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ☆教科書:矢野智司ほか『高等学校 公共ーーこれからの社会について考える』(数研出版、2021年)   ☆副教材:数研出版編集部編『教科書準拠版 高等学校 公共ーーこれからの社会について考える 整理ノート』(数研出版、2021年)   ☆参考書:『ライブ!現代社会 2021』(帝国書院、2021年)
担当教員 細見 佳子

到達目標

1.民主政治・日本国憲法と統治機構についての基礎知識を身につける。
2.選挙・政党・地方自治・政治参加についての基礎知識を身につける。
3.国際政治の基礎知識を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1民主政治・日本国憲法と統治機構についての基礎知識が十分に身についている。民主政治・日本国憲法と統治機構についての基礎知識が身についている。民主政治・日本国憲法と統治機構について理解できておらず、それらの基礎知識が身についていない。
評価項目2選挙・政党・地方自治・政治参加についての基礎知識が十分に身についている。選挙・政党・地方自治・政治参加についての基礎知識が概ね身についている。選挙・政党・地方自治・政治参加についての基礎知識が身についていない。
評価項目3国際政治の基礎知識が十分に身についている。国際政治の基礎知識が概ね身についている。国際政治の基礎知識が身についていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
公共Aでは、政治学・日本国憲法・統治機構・国際政治を勉強します。中学校までに習った事項を、背景知識やより詳細な事例を紹介することで、深く理解していきます。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】まずは講義形式で行い、知識を身につけたうえで、ワークブック『公共 整理ノート』で理解を深めます。グループ討論を行うこともあります。
【評価方法】公共Aに関しては、全3回の小テストの成績を総合して、得点が満点の6割に達した者を合格とします。
 基準に達しない場合には、課題提出もしくは再試験を実施し、60点以上を合格とします(最終評定は60点)。
 ⇒最終的には、「公共A」と「公共B」の評価を合算し、「公共」として評価します。
【関連科目】社会科の科目群
注意点:
・教科書と副教材は必ず毎回持参すること。毎回にわたり持参しない場合は、減点の対象とします。
・理由のない遅刻・欠席は減点の対象となります。
・携帯電話・スマートフォンの電源は切っておくこと。
・居眠りはしないこと。
・他の学生に迷惑となる行為や、授業の妨げとなる行為は慎むこと。
・1回目のガイダンスで、さらに詳しい説明を行います。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
民主政治と基本的人権
授業の概要と進め方、ルール、目標を理解できる。民主政治と基本的人権を理解できる。
2週 権力分立と法の支配 権力分立と法の支配を理解できる。
3週 日本国憲法と基本原理
日本国憲法と基本原理を理解できる。
4週 平等権・自由権 平等権・自由権の概念と判例を理解できる。
5週 社会権・参政権・請求権 社会権・参政権・請求権を理解できる。
6週 人権の広がり
「新しい人権」を理解できる。
7週 国会のしくみと役割 国会のしくみと役割を理解できる。
8週 内閣のしくみと行政機構
内閣のしくみと行政機構を理解できる。
2ndQ
9週 選挙の役割と意義 選挙の役割と意義を理解できる。
10週 政党の役割
政党の役割を理解できる。
11週 地方自治の現状と課題
地方自治の現状と課題を理解できる。
12週 世論の形成と政治参加 世論の形成と政治参加を理解できる。
13週 国際社会と国際法 国際社会と国際法を理解できる。
14週 戦後の国際情勢 戦後の国際情勢を理解できる。
15週 現代の国際紛争 現代の国際紛争を理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100