科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学分野 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 テキスト:自主教材  参考書:1.英検準2級全問題集(旺文社) 2.出る順パス単英検準2級(旺文社) 3.英検準2級文で覚える単熟語〔三訂版〕(旺文社)
担当教員 片岡 務

到達目標

英語検定準2級の試験問題に対応できる英語力(語彙、読解、作文、リスニングに関する能力)を身につけることで、論理的な文章を英語で記述したり英語でコミュニケーションを行えるようになるための基本的かつ充実した英語力を 習得し、それを随時発揮できる。                          

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語検定準2級レベルの問題をほぼすべて正解できる英語検定準2級レベルの問題を6割以上正解できる英語検定準2級レベルの問題を4割以下しか正解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 F 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語検定準2級の試験問題に対応できる英語力(語彙、読解、作文、リスニングに関する能力)を身につけることで、論理的な文章を英語で記述したり英語でコミュニケーションを行えるようになるための基本的な英語力の充実を目指す。                    ・前関連科目:1年英語 ・後関連科目:3年英語                           
授業の進め方・方法:
毎授業、英語検定準2級レベルの語彙に関する問題、読解に関する問題、作文に関する問題、などを配した自主教材の設問を各自で解いてきて、解答解説を受けることで、語彙力、読解力、作文力の向上を図る。また適宜リスニングの問題を授業中に課すことでリスニング力の向上も図る。なお、10月には全員が「英語検定準2級」の試験を受験することになっているので、授業では適宜それに合格するためのアドバイス等も与える。                                                  評価については、定期試験の得点がそのまま本授業の合否判定用の評価となる。ただし、「英語」の評価で60点以上の学生に対しては、授業への参加姿勢の観点で、本授業の評価点に±5点を加減算して本授業の最終評価とする。なお、「英語」の成績評価方法と再試験については以下の通りである。                                                ○2年生の「英語」の評価方法について
・ 山本、ローズ、片岡のそれぞれの合否判定用成績を2:2:1の割合で乗じてその合計点を5で割った点数を60%、単語テストの成績の平均点を20%、英検テストの成績の平均点を20%として、その合計点を出し、その合計点に0.8を乗じて、それに「英語検定準2級の判定点(合格〔2級以上合格も含む〕:20点、1次合格:17 点、1次不合格で正答数39以上:14点、正答数27~38:10点、正答数26以下:0点)」を加える。ここまでの総合点Pを算出する数式は次の通りである。p ={ (y×2+r×2+t)×1/5×0.6+Wt×0.2+Et×0.2}×0.8+英語検定準2級の判定点(y, r, k はそれぞれ山本、ローズ、片岡の合否判定用成績、Wtは単語テストの成績〔100点満点に換算〕の平均点、Etは英検テストの平均点)この総合点Pを、さらに以下の「eラーニングで身につける中級英語〔前編〕」の進捗状況によるパターンの数式に当てはめて算出した数値を「英語」の合否判定用成績とする。
*「eラーニングで身につける中級英語〔前編〕」の進捗状況によるによるパターンは以下の通りである。
・パターンa:本科Lesson8までの中で学習を完了していないレッスンがある場合
・パターンb:本科Lesson8までは完了しているけれど、復習Lesson 5,6,7までの中で学習を完了していないレッスンがある場合
・パターンc:復習Lesson 5,6,7までは完了しているけれど、ディクテーションの中で学習を完了していないレッスンがある場合  
・パターンd:すべてのレッスンの学習を完了している場合
*上記の各パターンごとに、以下の数式で「英語」の合否判定用成績(t)を算出する。
・パターンa:t=p-(p-60)×0.24
・パターンb:t=p+(100ーp)×0.08-(pー60)×0.16
・パターンc:t=p+(100―p)×0.16-(pー60)×0.08
・パターンd:t=p+(100ーp)×0.24
(ただし、pが60点未満の場合には(p-60)を(60-p)と読み替えてtを算出した上で、pかtの高い方の点数を総合成績とする。)
最終評価は、合否判定用成績が 60点以上になった場合に、上記の数式にy, r, kに山本、ローズ、片岡の最終評価を入れて上記の計算式で算出したtの数値となる。
○「英語」の再試験について
1.「英語」の評価で合格点に達しなかったものを対象に、山本、ローズ、片岡の3人のそれぞれが再試験を実施する。ただし、受験するのは定期試験の平均点が60点未満だった教員の再試験だけである。
2.再試験で合格となるためには、以下のいずれかに該当しなければならない。
① y’, r’, k’ をそれぞれ山本、ローズ、片岡の再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)とした場合、次の式が 60点以上になった場合。 ( y'×2+r'×2+k' )×1/5
(3人の定期試験の平均点がいずれも60点を上回っている場合には再試験ではなく、片岡の課す課題の提出をもって合否を判断する。)
② 上記の合否判定用成績算出の計算式の定期試験の得点のところに、再試験の得点(再試験を受けない場合には定期試験の平均点)を置き換えて算出した成績が60点以上になった場合。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス            
2週 自主教材1 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
3週 自主教材2 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
4週 自主教材3 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
5週 自主教材4 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
6週 自主教材5 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
7週 自主教材6 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
8週 前期中間試験を実施する
2ndQ
9週 自主教材7 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
10週 自主教材8 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
11週 自主教材9 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
12週 自主教材10 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
13週 自主教材11 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
14週 自主教材12 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
15週 自主教材13 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
16週 前期期末試験を実施する
後期
3rdQ
1週 自主教材14 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
2週 自主教材15 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
3週 自主教材16 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
4週 自主教材17 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
5週 自主教材18 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
6週 自主教材19 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
7週 自主教材20 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
8週 後期中間試験を実施する
4thQ
9週 自主教材21 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
10週 自主教材22 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
11週 自主教材23 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
12週 自主教材24 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
13週 自主教材25 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
14週 自主教材26 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
15週 自主教材27 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
16週 後期期末試験を実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野環境・設備風土と建築について説明できる。2
建設地と太陽位置について説明できる。3
日照および日射の調節方法について説明できる。3
人工照明について説明できる。3
表色系について説明できる。3
色彩計画の概念を知っている。3
計画・歴史モデュールについて説明できる。3
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。4
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。2
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。1
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。1
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。1
建築計画・設計の手法一般について説明できる。1
都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。3
日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。4
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。3
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。3
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。3
原始(例えば、竪穴住居、高床建築、集落など)の特徴について説明できる。3
古代(例えば、住宅建築、寝殿造、都市計画、神社建築、寺院建築など)の特徴について説明できる。3
中世(例えば、住宅建築、神社建築、寺院建築(大仏様、禅宗様、折衷様など))の特徴について説明できる。3
近世(例えば、住宅建築、書院造、数寄屋風書院、町屋、農家、茶室、霊廟、社寺建築、城郭)の特徴について説明できる。3
設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。3
線の描き分け(3種類程度)ができる。3
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。3
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。3
図面の種類別の各種図の配置を理解している。3
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。3
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。3
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。3
建築における形態(ものの形)について説明できる。3
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。3
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。4
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。4
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。4
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。4
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。4
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力100%00±5%(加減)000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000